桜井市初瀬の長谷寺と参道の観光に行って来ました

5月になってようやく再開したと思ったら次は2週間後かよ!間隔メチャクチャだな!と自分でも思うばかりなんですが、「いまなら。キャンペーン」を使った奈良県内での1泊2日の旅行に6月3日と4日にまた行って来ました。

ちなみに向かう前に橿原へ寄り道して、ストリートファイター展を見たりとじないカツ丼を食べたりしました。その時の様子はこちら

2週間前は宇陀の方へ向かいましたが、今回はその北にある桜井市の「長谷寺」が目的地。ルート的にも非常に分かりやすく、車なら宇陀へ行く途中までと全く同じで、宇陀へ行く時は右折した外山の別れ道を左へ行くだけ。あとは道なりに走り続け、ようこそ長谷寺へみたいな案内が見えたらその道へ入るだけです。

ぶっちゃけ車なら中和幹線をひたすら東へ走るだけ
電車なら近鉄大阪線で大和朝倉駅の次である長谷寺駅で降りて少し歩くだけ
と、車でも電車でもアクセスが非常に分かりやすく容易なのが良い所だと思いました。

参道では名物や地酒、旅館や温泉がお出迎え

まぁそんなわけで、山中に近づいていくような国道から長谷寺への案内がある方へ進むとあら不思議、急に町の雰囲気が変わる参道に着きます。明日香村程ではないですが、奈良の山道に突如現れる観光地って感じですね。一応ここを道なりに真っ直ぐ進めば長谷寺には着きますが、道幅が小さい点には注意が必要です。

ちなみに前日の金曜日があのとんでもない大雨で、近所の川が今までの人生で見たこともない程に増水していたのですが、山の中のここの川は言うまでもなく丸一日経っても激しい流れと増水のまま。寝てる時も外の流水の音が雨のように聞こえていたから驚きです。

場所が場所なので宇陀と同じく吉野葛スイーツや三輪素麺等が参道のお店に並びますが、ここではよもぎとあんこの草餅が名物となっていて、いくつものお店で販売しております。特に焼き立ては熱々でカリカリで、ここまで来たならその場で食べない選択肢はありません。実際、1個食べたら美味し過ぎてもう一個食べちゃいました。お土産だけ買うなんてことは勿体ないです。

さて、その長谷寺まで続く参道にて、長谷寺に一番近い旅館兼飲食店である「大和屋」さんに今回は宿泊。ここから徒歩1分で長谷寺の入り口に到着します。

 

季節によって食事のメニューが変わるそうで、今回のメインは大和地鶏のすき焼き。鶏肉は勿論、野菜もかなーり沢山入っていて満足度の高いすき焼きでした。他にも鮎の味噌焼き?とか、山芋の御素麺や手作りのごま豆腐に・・・

にゅう麺もあったり。品数もボリュームも味も文句なしの御夕飯でした。ついでにすき焼きのお供に地酒を頼んだのですが、こちら常温がベストとのことで口にしてみると、非常に味が濃く、そして辛口。自分的にはメチャクチャ好みなお酒だったのですが、一体これは何て名前のお酒か?

それがこちら、「こもりくの里」。参道にある「中山酒店」というお店でのみ販売されている日本酒で、ネット販売や他の酒店での販売等をしておらず、正真正銘ここまで来ないと買うことが出来ない地酒。前述したように日本酒ながら非常に強烈な味わいですがそれもそのはず、度数が20度。あまり強くない人は注意が必要ですが、ハマる人はめっちゃ好きになるお酒です。個人的に今まで色々呑んできた地酒の中で暫定首位に立ちました。

 

しかもこちら、瓶だけでなく専用の壷入りでも販売されてたりします。呑み干した後は花器にしたりとインテリアにもなる逸品。また、店舗は17時に閉まってしまうのですが、外の自販機でワンカップは24時間販売されているので、いつでも買うことが出来るのは長谷寺デビューの自分には助かりました。おかげで晩御飯とお風呂の後にラウンド2を始めることが出来ましたからね。

大和屋さんのお風呂も小さな温泉といった感じで非常に良かったのですが、参道で唯一日帰り温泉もやっている「井谷屋」さんの温泉も気になったので、晩御飯の後に入浴してきました。露店やサウナ、特殊な湯はありませんが、ひじょーーーーーーに広い大浴槽が特徴。入浴者の状況にもよりますが、これ程の開放感を得られる温泉というのは中々無いと思います。これはこれでとても良い温泉だと思いました。

紫陽花と紅葉が出迎える寺院へようこそ

そんなこんなで翌朝、朝ご飯を頂きましてチェックアウト。大和屋さんは非常に満足度の高いお宿でしたので、また長谷寺に来る時に宿泊を検討したいなと思いました。

さて、前述したように大和屋さんを出て参道をわずか1分歩くだけで、長谷寺に到達。真言宗豊山派の総本山の寺院だそうで、今の時期は紫陽花、秋は紅葉がそれぞれ見頃の非常に広大な敷地になっています。

そして入山入り口となる仁王門。こちらで500円払うことで入山し、本堂等の各所を周ることが出来ます。

で、門をくぐると登廊がお出迎え。ここを上まで登れば本堂に着きますが、途中でいくつも横道があるので本堂以外の場所へ向かうことも出来ます。

更に今は紫陽花の季節ということもあり、途中には紫陽花が敷き詰められた階段エリアが。恐らく一番足を止める人が多かった場所で、帰る頃には凄い行列になっていました。上手く撮れてる人は物凄く美しい写真をここで撮ってツイッターに上げたりしていますね。

また、途中に趣のあるカフェがあって、ここで庭や風景を眺めながら一息付いたりも。今の季節にピッタリな紫陽花クリームソーダをいただきました。

さて、国宝である本堂では朝の御勤めをほぼ毎日行っており、一般の方も参加することが可能です。ただ、6時半に本堂で行われる為、参道で宿泊しても6時には出て登廊を登らないといけないので早起きが苦手な人には大変かも。自分は今回初めてだったし起きれそうもなかったのでやめておきましたが、遠くから来る方はせっかくですし頑張って早起きして参加しましょう。

その他重要文化財も多く、見て回る場所は非常に沢山ある上、

高所にあるので本堂をはじめとした各所からの眺めも良いです。いくつか撮影禁止の場所もあるし、撮った写真が多過ぎて紹介もしきれないのですが、とにかく500円の入山料も安いと思えるような良い所だったので、紅葉が見頃になる時期にもう一度参礼しようかなと考え中。

想像していた500億倍は長谷寺と参道は良い場所で、今回も非常に満足した県内旅行となりました。北は生駒から東は宇陀、南は五條とかなり見識を深めてきましたが、今の所どこに行っても満足出来てますね。次はいよいよ曽爾高原とか、更なる遠方への開拓にも挑戦を検討していきましょうか。

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