ワールドトリガー 第224話 遠征選抜試験㉒ 感想 

2か月ぶりのワールドトリガーだあああああああありがたきしあわせ

遠征選抜試験の3日目、戦闘シミュレーションのコマの数が一人3体+お助け2体の14体に増加、果たして各隊の取る方針とは・・・?

増えたコマ、今後の展望、そこから導き出される方針は・・・?

実質的に狙い撃ちされた感じの水上敏志ですが、これは予想していなかったにも関わらずまだ慌てないレベルの負荷の模様。とは言え、今後は明らかに操作や集中が他のメンバーと違うのに気づかれる恐れがある為か、個室で完全に一人の状態で戦闘シミュをこなすようで。テルテル見てるめっちゃ見てる。

特別課題を誰がやるか揉めた隊の一つである北添隊は、長くA級上位にいる経験故か菊地原がコマが増えると読み切っていました。そのおかげか、事前に戦闘シミュをどうしていくかは既に決定しており、特別課題もキクッチーの担当で決定。一日揉めたものの方針がカッチリ決まったので、今後は妙な不可が掛からない限りは分担で揉めたりはしなさそうですね。

一方で村上隊は熊ちゃん一人では蔵っちの分も3体、計6体も動かすのは厳しいので、明日以降も見越して村上も堤も1体ずつ動かすという分担で決定。こちらは負荷を均等化させるようですね。

古寺隊は六田ちゃんが水上敏志個人軍に気づいていました。ただ、課題の消化率の差を埋めるには戦闘シミュへの注力が必須と、今日をデータ取りを重視することに決定。古寺と木虎が当たり前のように1位を狙う貪欲さでシンクロしているのが、A級隊員の違いを感じさせますね。この点はB級の面々に対しても何かしら影響を与えそう。・・・そして六田ちゃんは、やはり並列処理が厳しそう・・・?

というのは相方である漆間がきっちり理解しているようで、恐らく古寺かコアラにメールを送りに行きましたね。同級生故か、歌川は離席した理由も察してますし。・・・ねぇ、ホントに性格面に問題あるの漆間亘?しかも一緒に行きたくない相手に漆間を挙げた本人である古寺にメール送ってるかもしれないってのがまた。でも古寺ってTetsujiArafuneがアタッカー辞めた理由を勘違いしてたし、ちょっと人間関係の認識に誤りがあるんやろか?

さぁそしてお待たせしました若村隊。今日も凹んでだんまりになっちゃうジャクソン、だから喋れって君は!!性格的に考えると、若村がこうなると予想出来ていたからマリオちゃんを宛がったのかな。「ややこしく考えんとできる人がやったらええねん」って言葉、火の玉ストレート過ぎてジャクソンにぶっ刺さっちゃってるけど。

ただヒュースは自分が隊員役であることを理解してるから、隊長の指示じゃ無ければ従わないというスタンスで一貫するみたいですね。試験ということもあるからか、玉狛第二の時の「妥当な指示で無ければ従わない」というスタンスとはまた違う感じかな?元から上に立つタイプじゃなくて一兵の軍人という立場が選抜試験の適性が高いと感じます。

今回も隊長のジャクソン抜きに方針が決まりって更に落ち込みそうだったのが、ヒュースの隊長を立てるスタンスによって一先ずそうはならずに済みました。まぁ、順位が上がらないという事実があるので、まだジャクソンが色々と改善されるのには時間が掛かってしまうのではないかとも思いますが、やはりこの試験が終わった時に成長していたらいいな位の長い目で若村のことは見た方が良いかもしれませんね。

次回、香取スイッチョフ!シミュスタンバイ!

諏訪さんの株は一体どこまで上がるのだろう。水上敏志の話をしないことで前日の残業時間を確保していたとは。ユニットが増えて勝敗の条件も「差が3体以上」に変更。

まずは北添隊に勝利した諏訪隊。・・・戦術が前日と同じってのが気になりますね。菊地原は「これで良い」と言ったが、何か新しい戦法とか、明日以降の戦術的な展望が北添隊にあるのかが不明。最終も9位タイで2勝6敗2分とかなり厳しい結果。菊地原が抜けた影響が本当に大きいのか、それとも・・・ところで諏訪さんの先読みショットガンの姿勢が最終戦の堤大地っぽいですね。

来馬隊は弓場ちゃんの自主練の成果がはっきり出て3位。弓場ちゃんがいるし動かし方も似てて合わせやすいって意味では里見がヘルプなのは納得。しかし弓場ちゃんと里見のガンナー1位2位がタッグで襲い掛かって来るとか、悪夢の光景やろこんなの・・・

水上敏志は射撃連携に絶対の信頼を寄せてる感じが凄い。基本的な部分は大きく変わってないだろうけど、コマが増えた分射撃の圧が更に上がってるから諏訪隊が勝つには射撃連携をまず封じないと厳しい予感。

二宮隊はもう言うことが無い。ヘルプを佐鳥にして遠距離射撃の火力を挙げても全て吹き飛ばされてるもん。というか千佳を3体に増やしたらこうなるのは目に見えてた。

ヒュースが言うようにトリオンが多いコマや強いコマは1体増えるだけで更に差が付く。一方で修のように弱いコマは増えるとその弱さが更に際立つようになってしまう。ここをどう覆すか、正に修の得意とするところなんだけど・・・

半分過ぎて特別課題③の送信。「既存のランク戦とは違う試合形式、もしくは新しい要素の追加」を考えろという課題。これは諏訪さんが即座に担当しましたが、諏訪隊で一番の古参だし色々考えてきたことも多いだろうから妥当な判断。

考えられるものって何でしょうね、防衛のことも主軸に入れるなら「特定のエリアの破壊や戦闘を禁止する」とか、各隊で誰か一人のptが3倍になる”護衛対象”を設定するとか。アフトやガロプラとの戦いでは別隊との連携も多かったので、「4部隊戦で2部隊vs2部隊」を行い普段から連携を練習するとかも良さそうですよね。

古寺隊は嵐山と時枝のコマで射撃連携やってるのが面白いですね、恐らくこれもデータ取りの一貫なのでしょう。一応木虎に加えてコアラも今は弾を持っているので、射撃連携も十分選択肢に入るだろうし、やろうと思えば古寺隊の取れる択はかなり多い気がする。

王子隊は2勝しかしてないけどここは心配いらないなって感が凄い。

若村隊は哀しいかな今日も最下位。香取3人でヒュースに襲い掛かってるのは草生えた。

隠岐が予想した通り、前日よりこの日は引き分けが増えています。配点も増えていく翌日以降、勝ちを増やしていける隊と引き分けや負けが込む隊が明確に出てきて、差が拡がるor縮まっていくと予想されますが、果たして笑う隊と泣く隊はどこになるのか。

・・・そして華さんのいる北添隊と若村隊が今日も揃ってブービー争いをしていたせいで、香取のやる気スイッチはスイッチョフ。よく見たら初戦で北添隊に勝った時も香取は渋い顔してるし、若村隊とやった時ジャクソンのコマが全滅してたり、色々目の当たりにもしちゃってるから余計に香取隊大好きカトリーヌちゃんはテンション上がらないんでしょう。このクッソめんどくせぇエースの働きが明日以降更に重要になるはずですが、さぁどうするんだ修?

考えられることとしては・・・

談合が禁止されていないなら、引き分けばっかりになるより事前に複数のチームで打ち合わせして、お互いに確実に1勝2勝取れるようにしたら、引き分けになるよりどこのチームも点数は増えるんじゃないか?とも以前から考えているのですが、そうすると戦闘シミュの存在自体が何だったのってなりそうだし・・・

でも「全ユニット出撃させて」「お助けコマも出して」「最終的なコマ数の差で勝敗を決める」だけしか決められていないなら不可能じゃないし、あくまで点数を付ける為のツールでしかないとも考えられる・・・

或いは敵に塩を送る形になるけど、”ネタ”を北添隊や若村隊とも一緒に考えたり、実質的な共闘関係を持ち掛けることか。今更だけど、若村隊と諏訪隊のメンバーは、5人中4人は元の隊が同じ。北添隊も2人同じな上に修大好き菊地原がいるから、この2隊は他の隊より諏訪隊からの申し出を受ける下地は出来てると思う。

初日の古寺と違うのは、順位が上の隊から助け船を出すような形なので、若村隊と北添隊からしたら一方的なメリットがあるので受けない理由が少ないこと。そして大事なのは「自分の隊の順位を上げること」なので、北添隊と若村隊の点数が上がっても、それ以上に自分達の順位が上がるなら諏訪隊にとっても得しかない選択ってことですね。修や諏訪さんならその辺はきっちりと間違えない判断を下せると確信してますし。

それに修は既にヒュース加入時にボーダー上層部へ「双方のメリットを提示して説得する」という交渉を実際にやってるので、その経験をそっくりそのまま他の隊への説得や要請なんかに活かせますし。というかそういう行動に遠慮が無いことこそ三雲修の強さですし。

そうすると結果的に戦闘シミュのワースト3隊で手を組む形にもなって面白い。ハンターの壷中卵の儀の下位王子勢力の団結みたいですね。

北添隊と若村隊の調子に香取が連動しているので、諏訪隊が成績を上げるにはこの2隊も運命共同体みたいなものだと明確に示された以上、次回から修が北添隊と若村隊の為にその行動力と頭脳をフル活用していくのでしょう、と予想しておきます。

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