ザ・ハントを見ました 人違いには気を付けよう!


お前は狩る側?狩られる側?

最近ツイッターで流れてきた、「ザ・ハント」という映画がプライムビデオの見放題の対象になっていたので、ちょっと興味を惹かれたので視聴してみました。

人を選ぶ作品ではあるものの、「娯楽」として楽しめる映画だと感じました。

ザ・ハント(Prime Video)←視聴はこちらから。吹き替え版もあります。

楽しい楽しい人間狩りをしたかっただけなのに・・・

簡単に内容を紹介すると、バズり元のこの方のツイートの通り。意識高い金持ち達がネット上で自分らを誹謗中傷した意識低い労働者や陰謀論者がムカつくので、金の力でこいつら拉致って頃そうぜ!と徒党を組んで人間狩りをするというもの。

・・・が、人違いで従軍経験もある女ランボーを何故か拉致ってしまったのが金持ち達の運の尽き。まず老夫婦に扮していた2人がぶっ頃されたのを皮切りに、狩る側と狩られる側の立場が逆転。逃亡する先々に待ち受ける難民や味方のフリをしていた奴、基地みたいな所に篭もっていた奴等も尽くジェノサイドされます。

狩りを楽しんでいた連中を皆頃しにした女ランボーは、自分と間違えた元の人間を特に憎んでいた、最後の一人である金持ちアマゾネスの屋敷にカチコミを掛け、タイマンに望みます。

金持ち側もただ銃をぶっ放したりするだけでなく、お前もあいつも、そしてこいつも敵かよって位に逃亡した後のことも綿密に計画されているのですが、この女ランボーがヤバ過ぎて全く意味が無いという。

どうして女ランボーと呼ぶのかと言うと、その強さは勿論なんですが、従軍から戻ってからの生活がつまらなく感じてて、戦場では自分でいられるって作中で発言してるからなんですね。マジで精神的な意味でも女版のランボーなんです。そんなのを人違いで連れて来たら、ねぇ?

そして金持ち達はなんか、妙に他者を見下してやがるし意識高い系の発言や考えも多いし、意図的に”そういう連中”を皮肉ってるようにも見える。一方で陰謀論者も、いい歳してヤバいわこいつって思うし・・・そりゃアメリカで問題作と言われるわけですわ。

まぁその手の話は面倒くせぇから置いといて。この手の拉致から始まるデスゲームはよくある話ですが、素人同士で協力して何人かが生き残るのではなく、ガチなランボーが目覚めてから即ガチムーブをかまして逆襲をかましていくという痛快な作風が特徴。

ただ、全体的には言う程デスゲームをガッツリやってるわけでもなく、女ランボーの無双も最大で5~6人を一人で殲滅程度なので、そこまで大規模でもなく。また、個人的には最大に盛り上がる場所が女ランボーの逆襲が始まる所なので、ラストに向けてガンガン盛り上がっていくという感じでも無く。それと結構グロいのも苦手な人は注意。

見る所・光る所はマジで痛快で面白いんですが、一本の映画として通して見ると、何か評価が難しい。要所要所の瞬間風速を全力で楽しめると良い作品なのかなぁと思いました。

ザ・ハント(Prime Video)←視聴はこちらから。吹き替え版もあります。

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