【最終話 ご視聴ありがとうございました!】
ずっと変わらない関係のようで、二人は少しずつ前へ🌸
第3期も高木さんと西片を応援してくださりありがとうございました!次は6月に劇場でお会いしましょう!#高木さんめ pic.twitter.com/AGYsAJXO7o
— TVアニメ『からかい上手の高木さん』公式 (@takagi3_anime) March 25, 2022
2期とはまたちょっと違う構成だったけど、今期も毎週楽しめましたね。・・・あれ、そういえばOP映像にはなってたけど「ランキング」は・・・?
そこに着目するとは・・・そしてまたもや名アシスタントの木村君
最終話は「3月14日」。タイトルが変わっていますが、前半は14巻の「告白」の西片君と高木さんのパート、後半はホワイトデーのアニオリが今期の最後のお話となりました。尚、高尾君の下りは完全カット。哀れ高尾君・・・
原作だと何でもない日に浜口君が告白すると言い出していたので、それをホワイトデーに持ってくることで特別感を出したわけですね。浜口君は普通にお返しは渡せたものの、やはり肝心の告白は原作通りにヘタレ。ただ、背を向けて帰る北条さんの表情を描いたのはナイスアニオリ。3期である意味一番アニメ化の恩恵を受けた北条さん。この2人も劇場版では何かあるのかもしれませんね。
そして西片君の方はホワイトデーのお返しに何かやたらと凝ったものを作り・・・って何かドット絵が差し込まれてビックリした。このドット絵は何!?どこに発注したんだ!?OPに一部を使いながら結局今期はアニメ化しなかった「ランキング」でしたが、レトロゲームっぽい要素を意外な方向で最終話で出してきました。
が、高木さんは家庭の事情で島を出ていて、運悪くホワイトデー当日には帰って来れないという事態に。せっかく色々準備したのに高木さんがいないのではお返しが出来ない。そして今更ながらいつも一緒にいていつも隣を見るようになっていたことに気づく西片君。
・・・成程、アニメだとここまで積み重ねた上で「告白」をやって、そこからホワイトデーでこういうイレギュラーが起こるという形だと、西片君が思うことも色々と出てくる。今回もエピソードのチョイスが丁寧だ。
そこに今期もまた、最終話で西片君にナイスなパスを出す木村君。「図書委員」で高木さんが読んでいた”ぶらいあん”という本を木村君も借りており、西片君にもおすすめしてきた・・・って、あー、あー、それ拾うかー!「好きだよ」なんて台詞はホントは無い本!原作じゃ一発限りのネタで西片君にはこの先もバレないと思ってたけど、アニメではそれを伏線として機能させてきおったー!
結果として、入学してから今日までの高木さんのからかいの中に、からかいじゃない本心からの言葉が含まれていたと気づいた?西片君。午後には本土に戻れるというメッセージを見て、お返しを手に家を飛び出す。最終話の今回だけリアタイ視聴しましたが、ここから、もう3期だし、これはひょっとしたらひょっとして・・・と思いながら見てました。
だって、大原ゆい子さんの挿入歌「風見鶏を見つけて」が流れる中で、高木さんの下へ必死に走り続ける西片君と、それに気づいて車を降りて西片君の下へ向かう高木さんという、2期の夏祭りを思い出すかのような演出に、合流したのが桜の木の下というシチュエーションですよ?しかもその前に、西片君はぶらいあんを読んでいて・・・
この雰囲気、まさか西片君、決定的な言葉を言うのか?言ってしまうのか???となんか緊張が走るような雰囲気で画面を見てました。
西片君の口から出たのは「高木さんに会いたかったから」という、何と言うか凄く純粋な言葉だったので西片君らしいなと安心したと同時に、この西片君はもう今期11話までの西片君とは明らかに違うなって思いました。
だってあの西片君が、勝負とかそんなの関係なく「特別な日に高木さんにどうしても会いたくて会いに行って」、「それを本人に正面から向き合いながら、一切照れないし顔も赤くならずに告げた」んですよ。2期の頃、夏祭りのお誘いも手を繋ぐことも、高木さんの顔を直視出来ないし真っ赤にもなっていたあの西片君が。そしてこんな告白されたら高木さんには当然のことクリティカル、めちゃくちゃ嬉しそう。原作じゃ下校の時に言えないままだった西片君の「告白」は、アニメでは意味は違えど成功するという形になりました。
アニメの時空で2年間もの時間を積み重ねた2人の集大成の一つの形を、この3期最終話で拝めました。あの2期の最終回ですら途中経過。1期、2期があってこその3期という形で、本当に良いアニメ化をしてくれました。ありがとう高木さん製作委員会。
第12話のEDテーマは、ORANGE RANGEが2004年にリリースした
🎵「花」
を高木さん(CV:高橋李依)がカバー!✨フルサイズが音楽配信サイトで配信スタート!https://t.co/bxF22Z5kcu#高木さんめ pic.twitter.com/e3YmjjEbWA
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桜が舞い散る中で最後に流れたのは、オレンジレンジの「花」。歌詞的にもピッタリですね。
一体劇場版はどうなるのでしょうか
どんな風に終わらせるのか気になってはいましたが、少なくとも決定的に2人の関係が変わることはなく、それでいて積み重ねの集大成としてふさわしい最終回をお出ししながら、西片君の側は確実に何かが変わったであろうことを最後に見せるという、劇場版が非常に気になる締め方でもありました。
【🎬特報解禁!】
これからのことも意識しだす、誰もが体験した”あの頃”。
二度とは戻らない、高木さんたちの一度きりの夏が始まります。劇場版「からかい上手の高木さん」
6月10日(金)全国ロードショー!主題歌は #大原ゆい子「はじまりの夏」に決定✨
▶️https://t.co/Jrj3oVefSX#高木さんめ pic.twitter.com/SEzezhvW44
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そして最終話の放送終了と同時に劇場版の特報も解禁。3年の夏という時期的にも、変わらずにはいられないということを意識させるようなセリフが多く、これがアニメ高木さんの最後にもなりそうと考えると、本当にどんなお話になるのか想像が出来ません。2か月半後、一体どんな映画が待っているのでしょうね。