高木さん15巻と元高木さん11巻が同日発売ということもあり、今月のゲッサンは元高木さんが恒例の出張掲載された上でどちらもセンターカラー。他にはウタカタノミナトもセンターカラーとなっています。
からかい上手の高木さん
一本目は「調理実習」。調理実習、それは男子も女子も重大なイベントである。ただし食い意地が全てにおいて優先される木村君はちょっと意味が違うが。見返したい真野ちゃんといつも通りな中井君、良い所を見せたい男子が班にいないユカリちゃん、お互い失敗したくない北条さんと浜口、それぞれの思惑が交差する中、我らが西片君は不安だけど頑張ろうと、割と普通な意気込み。
そして実習をしながらからかうのかと思いきや、高木さんは至って普通に調理を進めるので西片君も何だか困惑したまま調理は終了。他班の惨状に対し、西片君達の班はどれも上手くいった様子。そしてストレートに味噌汁が美味しいと西片君に褒められた高木さん、顔が赤い。更にホッとした様子まで見せます。クリティカル入ったっぽいですねぇ。
あー、あー、そうだよなー。高木さんにとっても重大ごとに決まっているのだ、普段ちゃんと料理が出来ていても、西片君の隣で失敗なんて出来るわけがないから緊張もするし真剣にやるよそりゃそうだ。むしろ「からかう余裕がない」と考えたら更に可愛いぞ高木さん。そのクリティカルが西片君の前で良い所を見せた結果というのもポイント高いですね。
2本目は「移動教室」。次の美術の教室に先に着いたら勝ちという勝負を持ちかける西片君。がはは位置とルートを把握している俺の勝ちだ!と中庭を横切るのだった。あ、これ負けるパターンだ知ってる。
負けたはずなのに遅れてきた高木さんは妙に余裕の態度。あー、これは間違いなく負けていますね西片君。事実、今日の教室は変更になっていたのに聞いていなかったのであった。大体西片君はいつもこんな感じである。素直に口から出る言葉はいつも高木さんにクリティカルを決めているが、奇をてらえば100%勝てないのだ。
味噌汁でカンパイ!
海の家編も終了し、アップデートされた知識で冷製お味噌汁も作るようになった八重。朝から2人で味噌汁を飲むいつもの生活に戻りましたが、周りは今まで通りというわけでもないようで、今日は4人で勉強会。勉強会なのか、ダボォデートなのか。
しかし図書館は臨時休業、となるとどこへ行けばええんや・・・そうだ、善の家に行こう。そんなわけで一之瀬さんと万里君いらっしゃい。当然ながらお隣とはいえ、善の家の台所にやけに詳しいんだから一之瀬さんには怪しまれる。挙句には例の味噌まで見られてしまったらそりゃ一之瀬さんだって爆発しますわい。尚、万里君は未だに勘違いしたままである。
今回はお昼に4人で食卓を囲みながら、トマトとチーズの洋風味噌汁でカンパイ。玉ねぎとトマトだけでも洋風のスープっぽい感じだけど、チーズも加わるとよりイタリアンっぽく見えてくる不思議。熱々の味噌汁でだんだん溶けてくるチーズがトマトに絡んで・・・うむ、美味しそうだ。
くノ一ツバキの胸の内
冒頭からツバキとドクダミのバトル勃発中。え、この作品も遂にバトル漫画に・・・?なんてことはなく、持ち上げる力試しの石の下に何か隠されているらしいので、誰が最初に持ち上げるのか順番を決める為のバトルの様子。
名乗りを上げたのはツバキ・ドクダミ・アサガオ・タチアオイの4人。多分強い武器とかだろ(ドクダミ)、尊敬されそう(タチアオイ)、この2人の理由はまぁ分かる。美味い物食いたい(アサガオ)、いや食い物があるわけないだろJK。アホの子だなぁ。
結果的にツバキにはモヤモヤが残ったけど、絆が深まって良かったね。あとあの中身なら知らない方が幸せだっただろうし。割と先生も戦闘能力以外の所ではちょっと抜けてたりズレてたりするのが段々露わになってきてますね。
からかい上手の元高木さん
本日はおとーさんのまねをおかーさんが採点する勝負を仕掛けたちー。けど無意識にちーちゃんはおとーさんそっくり度100点満点の行動や言動をしているのは誰が見ても明らかである。
おかーさん的には今となっても、素直に正面から好意や優しさを見せるのは100点か0点か判断に悩むらしい。確かに、そういう反応はたまにしか見せないからなぁ。
スクール×ツクール
文芸部、廃止の危機。しかしそんなことは知る由もなく、きずくの工具トークに困惑する亜紀といういつものやり取り。ネイルハンマーは流石に自分も知ってたけど、両方丸い金槌の違いは知らなんだたこなんだ。
そんなこんなで文芸部部室もすっかりきずくの巣みたいになってしまった。本来の主である奈子もブックエンドを流れ作業みたいに作る位にはDIYに染まっていて、最早ここは何部なのか誰にも分からないのではなかろうか。
しかしそんなことより廃部の件である。どうやら鹿島田先生の科学部まで廃部の危機。じゃあがっちゃんこしちゃおう!と利害が一致し、文芸部は化学文芸部へとレベルアップ。とりあえずこれで正式に鹿島田先生が奈子達の顧問となった。これからはDIYもちょっとレベルアップしていく予感がするぞ。