小豆島にも行ったので今一度からかい上手の高木さんのアニメを最初から見直してみる 1期1話~6話

もうすぐ劇場版の公開もありますし、小豆島に実際行ったことで今なら分かることもあると思いますので、改めて高木さんのアニメを1期の1話から通して見てみることにしました。こういう時のPSVRのシネマモード&ハイスぺヘッドホンでの視聴は最高だぜ!まぁ住宅街や土庄港より西と南の範囲には全然行ってないので、分からない所も多いんですが。なので基本的に2人がよく登下校してる住宅街のモデルについてはパス。

小豆島の旅行の記事はこちらから。

というわけでまずは1期の前半1話~6話を復習した気づきや感想を。

ちなみに1期については↑の公式ファンブックにウォータースライダーを含めた色々と細かい解説も載っているので、こちらをお供にしながら復習。どれ位2人の変化や伏線に気を遣いながら1つの作品として作っていったかが分かります。

 

1巻

まずOP。土庄中学校とその周辺、橋とかは本当にそのまんま。エンジェルロードの2人が注目されるけど、ギリシャ風車や土庄港の輪っかも一瞬出てきたり、この頃からだいぶ小豆島の要素をOPに取り入れていたんだなぁ。それを2期3期でどんどん解禁しているというか。あとオリーブ。アニメだと葉も実も木も、全部ひっくるめて作品のシンボルみたいな感じ。

1話、「消しゴム」は一番最初の話というのもあるけど、アニメだと時系列的にもほぼ最初期だけあって、高木さんが「楽しみにしてるわ」って返したり、双方の相手への態度が今から考えるとちょっと想像付かない感じで却って新鮮。登下校の海沿いの道路、めっちゃ見覚えがあるというか、あぁいう角度で見える場所が多すぎるというか。島の南の方かな・・・?

2話、まだ西片君が「高木さんに勝つ」じゃなくて「高木さんにからかわれないようにする」って考え方なんだよね。「習字」で最後の方に挟まれた船、映画村への渡し船っぽいなぁ。「プール」は後々の話を考えると色々と繋がりがあることに今更気づく。

ED・・・今更だけど、ここはどこ走ってるんだろう?あれがオリーブの木だと島に行ってから気づき、そして島の中どこにでもオリーブの木が生えてるのはホントにそのままだったんだなぁ。

円盤のメニュー画面、色々と背景画像が出てくるけど、その内の1枚が、オリーブの湯の南西側、土庄鹿島海水浴場前の道路なのは分かりました。ちょうどあの構図での写真撮ってたはず。

一度行くと分かりますが、アニメは物凄く小豆島を感じますね。島の中央が山なので、基本的に街中で海の反対側の背景には常に山があるっていうのが徹底されてます。実際あんな感じ。

 

2巻

3話、そういえば西片君も最初は高木さんと一緒に帰るのも変に緊張したり何か勘繰ったりしていたんだなぁ。もう後には当たり前になってるという。「傘」で雨が上がった時の、3本の橋で繋がった小島みたいな所、あれってどこだろうか?

3話で2回も一緒に帰ってからか、4話の時にはもう一緒に帰るのが当たり前に。この辺りまでは高木さんも少し西片君に演技をしている時があった。「風邪」は改めて見ると、うずうずしている口の動きが良い。この頃からこういう所が凄く丁寧な作り。「尾行」はもし2期や3期にやっていたら、というか原作でもっと後に描かれた話だったら、隠れた時に高木さんも少し赤くしていたんじゃないかなと思う。

ED、2人で一緒に下校するようになったから映像も2人で歩いているものに変わる。AM11:00もピッタリな曲。登下校の解禁で、ある程度仲が良くなったと推察出来ると。

 

3巻

5話、「テスト勉強」の場所は土庄町立中央図書館かな。ここは現地じゃ行ってない所。「本屋」のモデル「ブックスことぶき」さん、場所を全く調べてなかったのもあり、あそこ通ってたのに気付かないまま帰ってしまったようです。ヤシの木が後ろに見えますが実際小豆島は結構ヤシの木が生えてた。ヤシの木とオリーブの木の島。

一緒に勉強をしていたのが高尾・木村・桜井の3人。桜井君は高尾君と木村君よりは頻度少ないけど一緒にいることが多い印象。西片君が男子の友達と一緒にいるの、3人だと西片君・高尾君・木村君で、4人だとクラス内なら桜井君、クラス外も含むと浜口君が来る感じですね。

土庄中学校からは数百mの距離だけど休みの日に来るには遠い距離にあって、図書館も川を挟んだ中学校のほぼ向かい側の位置。そして帰る時は中学校の方向に向いて帰ってて・・・けど「日直」の登校経路を見ると・・・あれ?西片君どの辺に住んでることになるんだ???小豆島の風景を再現はするが、位置関係も忠実とは言っていない、ということかな?まぁそこはぶっちゃけ重要じゃないし、細かいことは考えなくて良し。

「本屋」はアニメで高木さんが初めて明確に顔を赤くした回だし、今振り返ると結構特別な雰囲気のあるお話の一つだったんだなぁ。原作が元からして、あんな形で高木さんの独白が入ってる特殊な回だし。アニメだと独白の代わりに顔を赤くして視聴者にも嘘だと分かるようにという配慮。

しかし、「プール」を見る限りだと高尾君には100%片想いの単行本持っているのバレているのでは?もしくは西片君が遊びに行った時の回想?

「雨宿り」、あの白い猫は色んな所に出て来てますね。口ぶりからして「プール」の時の西片君が引っ掻かれた猫も恐らくあの子。

また、この「雨宿り」等高木さんは勿論のこと他の山本先生作品でも出てくる神社のモデルになっている「鹿島明神社」、ここも場所を調べてなかったので巡礼出来ず。確かに外周は一周走ったものの、土庄港がある島の外周は走っていなかった・・・!

やはり取りこぼした場所は結構ありましたね。小豆島自体の観光がしたかったので聖地巡礼は主目的じゃありませんでしたが、次回の小豆島観光で余裕があれば、ある程度はモデルの場所を巡礼するのも目的にしましょうかね。

6話、「二人乗り」は3期までやった今だからこそ、空き地で置かれた2人の鞄の置き方に注目。

出典:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』2巻「二人乗り」

ここでの置き方は隅に描かれていた原作の置き方と同じ。しかし3期の「UFO」では原作に描いていない鞄の置き方を、この頃とは変えています。この時点で2期や3期をどこまで考えていたのかは分かりませんが、凄く芸が細かく丁寧な演出。

「肝試し」のトンネルは柳隧道という所で、ここも行ってない土庄港の島の西側エリア。この頃は高木さんと俗に言うデートに見えるのでは?ってことにすらかなり恥ずかしがっていたのに、その後は言わずもがな。

そして「水道」は怪我をした西片君への心配した声が良い。高木さんのアニメで声が付いて良かったと強く思った最初のシーン。

ホントに今にして見返してみると、1期の頃はまだまだあんなに近いように見えて距離は遠いんだなと思った次第です。

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