AviutlでガルパンED風の動きをする動画を作ってみた

突然だけど、昨日こんなものを作ってみた。澤ちゃんとM3リーの絵を頂いたので、これをガルパンのED風に動かしてみたいと思って、Aviutlとゆっくりムービーメーカー上であれやこれやと試した結果、出来たのがこれである。

ガルパンのED風というのは、要するにズンズンと跳ね続ける動きのことで、これをどうやったら再現できるのかなぁと色々弄ってみた。結論として、ゆっくりムービーメーカーでは再現は出来ても細かい設定を弄れないのでAviutl上でやれば良いことが分かった。そして分かれば意外とやることも単純だった。

配置して拡大率決めてループさせる

大雑把過ぎるけど章題の通りで、まずAviutlのスクリプトを追加する。

これ→https://aviutl.info/anm22/

で、これを入れると画像の拡張編集の「アニメーション効果」の中に「ループANM」というのが追加される。名前の通り、何らかの動きを繰り返す効果を画像に編集するものである。

一番上の「ループs」というのはその動きを何秒間繰り返すかという設定。「待機s」というのは次にループする動きをするまでの間に動かない時間の設定。つまりこれを0にすれば表示されている時間の間はずっと同じ動きを繰り返す。

「拡大率+%」というのが今回やりたい編集に必要な項目で、ここをクリックして「反復移動」を選択し、通常の大きさと拡大した時の大きさを設定する。例えば左が100%、右を110%に設定すると、100%の大きさから110%への拡大と縮小を繰り返すことになる。

更に反復移動などの項目の一番下にある「設定」を押すことで「移動フレーム間隔」を決められ、この拡大と縮小をどれくらいの時間間隔でやるのかを決められる。例えば「5」にすると、1回の拡大と縮小を5フレーム掛けて行う。数字が大きくなればなるほど、1回の動きに掛かる時間は長くなるわけだ。

一番下の「縦横比」は拡大とは違い、画像を縦か横に伸ばす動きである。これを反復させると縦に潰れたり横に潰れたりするような動きをするので、同じく反復移動をさせればこの動きを繰り返す。

・・・ここまでまとめると分かることだが、ガルパンのED風に動かすのであれば拡大率+%で反復移動を設定させ、移動フレーム間隔を2~5位にすると良い。0~1は早過ぎるし、6以下は遅すぎると思う。更に元の画像の編集項目で「X」や「Y」で「直線移動」を編集して2つの座標を設定すれば、この動きをしながら画像が移動する。

更にこれは動かす戦車の画像のみの編集作業なので、その戦車の画像をクロマキーで編集して背景を透過させておけば、背景に好きな画像をセット可能。お好みの場所を走らせる編集が出来る。そうして今回出来上がったのが、記事冒頭のあちらの動画というわけだ。

分かってしまえば単純な作業なので、こういうのを作ってみたいと考えている人に参考となれば幸いです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事(一部広告)