2日目の朝は、浜の湯さんの屋上から日の出を眺めました。厳密には浜の湯さんから見える位置での日の出ですが、朝からとても幻想的な大洗の目覚めを見れて非常に満足しながら2日目は始まりました。
朝から早速優勝していざ往かん
まずは朝ご飯。御飯にあら入り味噌汁に大きな鮭の塩焼きに卵焼きというシンプルイズベストなご機嫌な朝食に、納豆にお漬物に生卵、お正月らしく紅白かまぼこ黒豆数の子まで。正にザ・和朝食。御飯もお代わりして元気120%に充電してご馳走様でした。
晩も朝も美味しくて、お風呂も良くて。浜の湯さん、お世話になりました。また部屋が空いていたら泊まりに来たいと思いました。
・・・さて、この2日目の目的は、大洗の磯前神社とひたちなかの酒列磯前神社への参拝。なので足が必須。前回の旅行でもお世話になった駅からも近い「サイクルショップエノキザワ」さんで自転車を借りました。こちらは店主の事情にもよりますが、駅よりも長い17時か18時までレンタル出来ますし、もし大洗に泊まるのであれば翌日以降の返却日まで借りたままでも良いとのことなので、駅で借りるよりもこちらで借りた方がメリットはとても大きいですよ。
そして磯前神社に・・・向かう途中で、石油王こと日野屋石油店さんへ行ってみた。福袋も買いたかったですが、荷物的に厳しいと判断し、東町商店会のクリアファイルだけ購入。そして石油王からのお年玉チョコを貰いました。このチョコ、諭吉さんが印刷されている・・・!ありがたや、ありがたや石油王様・・・
ちなみにこの日野屋さんで、同じく前日から来ていたドリタン勢となんとばったり遭遇。こんな偶然もあるのですねぇ。あちらは車、こちらは自転車。なーに自由気ままな一人旅にはチャリがお似合いよ。
そして今日もやって参りました磯前神社。幸い、三が日も終わったからか参拝の列は朝の時点では境内までしか伸びておらず、割とすぐに参拝が出来ました。拝殿に参拝後は奥の左右にある祠にもきっちり参拝して、お守りも購入。せっかくなので現地の方に巨大絵馬の前で写真も撮ってもらいました(感謝)。ご利益がありますように。
あと文字だけですが、今回は絵馬も奉納してきました。ドリタン勢の塊になっているスペースがありますので、もし気になる方は探してみてね。
思った以上に遠かった
さてさて、参拝も終わった私は神磯の鳥居の絶景とウサギ小屋のいつもの様子を観測した後、自転車にまたがって一路ひたちなかへ。目指すはいつもの那珂湊魚市場・・・よりももっと遠い、酒列磯前神社。地図を見たらちょっと遠そうに感じたけど、まぁ自転車があればどこでも行けるしどこまでも行けるってよつばも言ってたから大丈夫でしょう。
橋も超えて道沿いに走り続けて海岸沿いの道路までやって来ました。この辺ではオレンジ色のクジラ「大ちゃん」というマスコットがいるらしく、何か像も建ってたし道路には「大ちゃん通り」って名前も付いています。
それどころか大ちゃん、何故か海上にいます。こんなユニークなビーチは初めて見たぜ・・・ちなみに↑の画像の大ちゃんの像はしばらく行った先にも同じものが建っていた。何故2つも建造したんだひたちなか市。何を考えているんだひたちなか市。
大ちゃん通りを走り続けていくと、遠目に見える端っこが遂に視界に入ってきました。・・・え、どこにあるんだ?まさかあれの向こうなのか?その向こうへ行ってみると、待っていたのは漁港に加え、大きな橋の先には工業団地っぽい所が見えた。そして・・・
坂を登った先に、ありました「酒列磯前神社」!途中で少しトイレに寄ったり大ちゃんの写真撮ったりしていたのを含めても、1時間以上掛かりましたね・・・やはり自転車で来るにはちと遠いかな?
鳥居から拝殿までの参道は自然に囲まれた森林になっていて、非常に心休まる参道になっています。そこを抜けると待っているのがこの拝殿。やはり同じ名前だけあって似てますね。こちらは金運の神社となっていて、昨年のサマージャンボで6億を当てた人も参拝していたみたいなのでそのご利益は本物みたいです。なのでこちらでは参拝後、金運のお守りを購入。
そして参拝してお守りを買って、このカメを撫でるのが金運アップの一連の流れだそうです。撫でる動物ってどこの神社にもいるものなんですね。とりあえず今回大洗に来た目的は無事に達成。2つの磯前神社に参拝したし、きっとご利益はあることでしょう。自転車だと遠いのは間違いないですが、今年だけ参拝するのも勿体ない気はするので、また来年も何かの機会で足を運んでみたいと思いました。
※その後、この日参拝後に買ったロト6が1,000円当たっていました。しかも一つだけ機械の自動に任せた数字で。とは言え、おみくじによると「いずれ福はやってくる」そうなので、大きな金運については今年一年かけて待ってみたいと思います。
あとは食べ歩くのみ、それと温泉
また時間は掛かりますが、来た道は引き返すしかないので今度は最初から最後まで海岸線を通って大洗への帰路へ。
まず向かうはお馴染み魚市場さん、そしてそこの生の岩牡蠣。まだ旬じゃありませんが、それでもこのサイズが1個500円は十分過ぎるインパクト。シーズンならこれより更にデカい視覚的暴力と言わんばかりの圧倒的な姿で市場に顕現しますからね。贅沢に2個もパクリと食べちゃいました。熱燗も傍で売っていましたが、流石にそれは・・・ね。
そのまま、干し芋専門店「大丸屋」さんでお土産の干し芋の購入と、冬ですが名物のジェラート。今回はスタンダードな紅はるかと、茨城産メロンの2種をチョイス。芋の味そのままに甘くて美味しい紅はるか、果肉も入ってる贅沢感あるメロンのダブルを口直しも兼ねたホットコーヒーで。至福のブレイクタイムでございます。
その後は大洗に戻り、まずはお土産用の茶葉を求めて「国井屋」さんへ。新春大売り出しで2割引だったので、良いのを見繕った・・・のですが、いつの間にか紛失していたらしく家に帰ってから鞄の中をひっくり返しても出て来ませんでした(´;ω;`)
更に「甘太郎」さんでスイートポテトの大判焼を。まいわい市場の転輪焼の芋味ともまた違うお芋ペースト。あまーい!!
そしてそして、お好み焼き「道」さん。前回は食べられなかったたらし焼きを食べに来ました。
初めてなので、今回はたらし焼きにベビースターのみ追加のシンプルなトッピングで。最初の味付けは元より、焼けたものにどんな味付けをするか、どれくらいの焼き加減で食べるかと、食べ方が自由自在なのが良い所ですね。これは福田にとっても勉強になったのが分かる。個人的にはソースと醤油が二強で、甲乙付けがたい感じでした。
ちょうど良いタイミングで例の所もパシャリ。ウサギさんチームグッズが色々売ってるし、ここもウサギ小屋とは別の聖地ですね。今回はたらし焼きを食べただけですが、次は何かグッズ買っていきましょうか。
これが、あんこう尽くしである!
その後は時間だったのでエノキザワさんへ自転車を返却。歩いてシーサイドステーションに行って、サザコーヒーでお土産用のドリップコーヒー詰め合わせを買いました。この時で大体5時半くらい。さてどうしようかと思い・・・例の場所へ歩くことにしました。
そう、「潮騒の湯」。意外と遠いイメージがありますが、20~25分程度歩けば着くので実際はそんなに遠くない。私の場合、徒歩も自転車も惜しまないから遠く感じていないだけなのかもしれませんが(汗
泡風呂、炭酸風呂、露天風呂であ゛ぁ゛~となり、、更にサウナで汗を流して老廃物を排出。毎度毎度、のぼせかける程に堪能していますね。
・・・さぁ、そしてこれがこの日の晩の優勝、あんこう尽くしである!
濃厚過ぎて頭が馬鹿になりそうな位美味しい「あん肝!」
味噌と絡めて食べるともう気が狂う程美味しい「あんこうのとも酢」!
熱々に揚がっててお酒が止まらない程美味しい「あんこうの唐揚げ!」
そしてお供は勿論、月の井さんの日本酒じゃい!!
・・・いやー、もう、本当に美味しいとしか言えない。優勝オブ優勝。あんこうと酒、この組み合わせだけでいくらでも散財したくなる程美味しい。特にあん肝ととも酢は一年ぶりとは言え、何でこの味を忘れていたんだって位あまりに美味しすぎて、帰ったばかりのこれ書いている今ですら、シーズン終わるまでに何としてももう一回行くか、どこかであんこう食べるか買うかしなきゃと考えてしまっている程です。正に大洗の名物、訪れる人を魅了してやみません。
ちなみに「あんこう尽くし」というのはこの時期だとこの辺では結構やっている所が多くて、先述の3品にあんこう鍋も加えていたりします。確か魚市場ではあんこう鍋・あん肝・とも酢・唐揚げで3,000円とか馬鹿みたいな値段設定になっていた気が。
・・・が、風呂上りということもあってか、この日のお酒はこの1本だけだったのにも関わらず完食後は横になってしばらく動けず、1時間以上寝る羽目になってしまいました。流石にそんな状態なので、ドルフィンに寄るのはやめて駅に向かい、この日の宿である水戸駅近くのホテルにチェックインしてこの日は終了。
ドルフィンには先述したドリタン勢の皆様もちょうどいたらしいので行っておきたかったのは確かですが、まぁあまり無理してはいけない。また今度、大洗に来た時に寄って、カクテル呑みながらカラオケと洒落込みたいものです。