1期は2話ずつと11話12話でED曲が変わっていましたが、2期は2話でまたいきなりED曲が変わるとは思いませんでした。それも「粉雪」で来るとは。今回のお話、ラストに少し雪が降るという演出を併せて、導入もピッタリな感じでしたね。
2話目でこのエピソードを持ってくる本気度
今回は「氷」「外見」「バレンタイン①②」、あしたは土曜日は「前髪」。本編での「外見」で西片君が髪を切っていたので、それと絡めたネタとして「前髪」を採用したようで。相変わらず、あしたは土曜日側のエピソード選択はこういう共通点やアレンジをして高木さん達に繋げるのが上手いです。
それにしても、まさか夏に始まったアニメで、2話目にバレンタインの話というラスト付近に持ってきても良いエピソードを早速アニメにするとは、この製作陣、今回も全力投球で来ていますね。ぶっちゃけバレンタインだからと言って高木さんと西片君のからかいエピソードは特別ってわけじゃありませんが、真野ちゃんが輝ける数少ない話でもありますし。
今回は「外見」で視聴者まで恥ずかしくなるような高木さんからの全身のチェック、氷で西片君のカイロを凄く嬉しそうに握っている高木さんをラストカットに持ってくる素晴らしい良改変等も良かったですが・・・やっぱり「バレンタイン」が今回のメインエピソードですね。真野ちゃんの話もセットだから実質エピソード2つ分のアニメ化ですし。
真野ちゃんは例え恥ずかしかろうと、あの鈍感な中井君に自分の手で直接渡したい。対して高木さんは本人に渡せるならそれで良し、でもそれを上手く使ってからかえるから良し、という違いがあり、そしてただ皆に配りたいだけのミナという三者三様の女子のバレンタイン。アニメだとミナは放課後に返してもらえたみたいで良かったね。
真野ちゃんの物凄く恥ずかしい様子は絵も声もバッチリでしたし、良いアニメ化になりました。この②だけでも十分と言えるくらいの甘さでしたが、メインである西片君サイドの①もまた、バレンタインというだけでからかえる高木さんに、あえて放課後まで何もされないというからかわれ方をする西片君に、放課後の下駄箱を見てから怒涛のからかいラッシュを仕掛ける高木さんというめちゃくちゃ甘いエピソード。今回も安定の24分でした。推している漫画が良いアニメ化をされるって本当に幸せなことですたい。
欲を言えば、以前の企画とか山本先生のツイッターとかでバレンタインのチョコの渡し方は何通りも描かれているので、それ等もアニメで見てみたいんですが・・・OVAとかワンチャンありませんかね。
で、今回からEDクレジットに、多数の名前が入るようになりましたね。先日発売した↑のリンクのアニメ1期解説本とイラスト集がセットになったニコイチ本に記載されていましたが、実はクラスメイトもしっかり名前と顔と席順が設定されているのでそこを反映させているみたいです。ノッポとかそのまんまな名前のもいますが。あとポニテちゃんはポニテの子で、やっぱりまだ名前がありません。この子だけは特別ですね。