シアタス心斎橋のグランシアターでガールズ&パンツァー劇場版ドルビーアトモスを観ました&MX4Dも観ました

多くのガルパンおじさんにとって10周年記念上映の見納めとなるであろう11月27日(木)、私も仕事帰りにガルパン納めに行って参りました。向かったのは大阪難波。

・・・ではなく、難波から更に北へ向かって国道25号線を歩きます。既に町はクリスマスムード。なんか不思議とライトアップされてる時期にここを歩くことが多いんですよね。

歩き続けて5~10分。目的地、心斎橋パルコに到着です。・・・なんかよくここへ来るな私?こないだも風の森のイベントでここへ酒を呑みに来たんだ。

5階にちいかわを含むナガノマーケットや、13階にちいかわラーメンのオブジェが置かれたりしていますが、今回は時間が無いので買い物は無し。初めての劇場だしね。

12階にある「シアタス心斎橋」、ここが今回ガルパン納めをする映画館です。今回の上映館で、関西で唯一のドルビーアトモスの上映をしているのがここです。どこの配給もスカーレットに力入れ過ぎてガルパンの枠が全然無くて平日でも昼間の1回だけな劇場が沢山あったり、今回は細田を恨めばいいんですかね?(# ゚Д゚)

 

な、なんだこの高級VIP待遇シアターは・・・!

さてさて、そんなドルビーアトモス版のガルパン劇場版を上映してくれるシアタス心斎橋さんですが、こちらのドルビーアトモスは一味違います。というか、シアターそのものがなんか違います。入口からして、まるで迎賓館とか、高級な建物とその内装かのような造り。

こちらの目玉となるスクリーンが「グランシアタ―」。1回の視聴に4,000円という高価格ですが、それに見合う、否、明らかにそれでもお得と言えるような、最上級の環境で映画を観ることが出来ます。

まずですね、壁を見ての通り、かなりの高級感を醸し出す室内。ちょっと広いカラオケの個室並にシアターが小さく、スクリーンがメチャクチャ近いです。そして座席の数が8席+車椅子1席の、わずか9席しかありません。そしてその部屋の中には大量のスピーカーが設置。

その座席も、なんか普通のシアターとは全然違います。見ての通り、座り心地抜群のリクライニングシートとなっていて、左右には大きな仕切りもあって、隣の人が全く気になりません。靴置きもあり、靴を脱いで足元もリラックスした状態で座れます。

しかもこのシート、背もたれも足置きももうほぼほぼ横になったような、↑こんな状態まで稼働できちゃうんですが、仕切りや設計のおかげで、他の観客も自分も、これが全く気になりません。

でもって、右手側には小さいテーブルがついていまして、ここに食べ物を置いておけます。↑の写真で分かるように、小さいテーブルライトも付いていまして、もし手元が見えなかったらこれを付けて手元が確認出来るようになっています。

そしてここが肝心なんですが、このグランシアタ―での視聴にはウェルカムドリンクとスイーツorおつまみが料金の中に含まれておりまして、入場する際にそれぞれ選択し、それを後からテーブルまで運んできてくれるという至れり尽くせりのサービスがあります。勿論、ポップコーンとか他のも買っていたら、それも運んできてくれます。気分はまるでセレブ。

ウェルカムドリンクと言いますが、実際はシアターで販売しているドリンクから1つ選ぶようなもので、コーヒーやジュースだけでなく、ワインやクラフトビールなんてものまで選べます。スイーツの方も良いとこのアイスクリームですし、アルコールが優先なら代わりにナッツやチョコレートを選ぶことが出来ます。なので・・・

こんな風に、寝転がって飲み食いして、めっちゃくつろぎながら映画を観られるという、なんか凄いシアターなんです!

しかも目の前にスクリーンがあり、ドルビーアトモスの極上の音響。視覚的にも聴覚的にも最高の視聴環境。こんな環境で観れるガルパン、最高に決まってるじゃあないですか。

1回の上映の度に、たった9名を最大限にもてなし、極上の映画体験をさせてくれる。それが「グランシアタ―」です。

ドルビーアトモスが数年ぶりだから前の記憶を忘れてるかもなんですが、今迄に観てきたドルビーアトモスやセンシャラウンドもこんなのだったっけ?ってくらい、全く別の映画を観ているのではと感じる程に音が素晴らしい上映でした。

OPに入る時に4号が視点の真上を通過して行きますが、その時の音もなんか他の劇場だったら聞こえないような細かい音まで拾って、重厚なのに非常に鮮明に聞こえるんですよね。そんな感じに音が聞こえるのが、最初から最後まで続く。

ティーカップのカタッて音、雪の進軍前の西さんが敬礼する時の「んっ」て声とかもめちゃくちゃ良く聞こえるし、大洗ホテルが破壊される時のドガガガガガって連続でぶち破る音もめちゃくちゃ気持ちよかった。

特に画面手前側の走行、発砲、着弾の音が爆音なのにめっちゃクリア。そして小さいシアター内が間違いなく震えたカールの砲撃。最初から最後まで、今までガルパン観た時にこんな音で聴いたっけ?ってくらい、別物みたいな音に満足した2時間でした。

「グランシアタ―」、初めて体験しましたが、もう満足を超えた満足。最高のガルパン納めになりましたし、ガルパン以外でも、またここで何か映画を観たいと思いました。だって、映画の視聴に4,000円も払うような人に、マナーを守れないアホなんていませんからね!この時点で快適な視聴が約束されているのに、まるで冒頭の大洗の観客達のごとくくつろいで、最高の環境で映画に没頭して楽しめるグランシアタ―、心斎橋パルコ&大丸へ来た時に、是非一度体験してみてはいかがでしょうか。

 

MX4Dも観ました

ちなみに、24日の月曜日にもなんばの方でMX4Dで視聴してきました。フラッシュ、振動、煙、水、空気が本当に心地よい体験。

MX4Dは4DX程の細かい振動の調整はありませんが、振動はそもそもあること自体が重要です。ボコのボコられでめちゃくちゃになり、OPでもリズムに合わせて揺れたり、キャラがしゃべってる背景での発砲や着弾の音でも逐一揺れたりと、映像との一体感を演出してくれます。特に今回は煙が凄かった。カールの着弾で3連続で煙が発生して、203高地からの撤退中の視界不良が見事にシンクロしていました。

1回目が4K、2回目がMX4D、3回目の見納めがドルビーアトモスとなった今回でしたが、この順番で正解だったと、今は心から思います。

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