“We will B” BD特装版のWe will in HanedaとJAM2024とロッキン2024を見ました

結構見てから時間が経ちましたが、せっかくなのでWe will B の特装版の追加BD2枚の内容であるZeppツアーのHaneda、2024年のJAPAN JAM&ロッキンを見た感想もこちらに書いておきましょう。

JAPAN JAM 2024

2024年5月4日のJAPAN JAMの結束バンド出演部分の円盤化。

この時はキャスト陣では長谷川育美さんだけが出演。それもあってか、4色のヘアピンをしているのが印象的。

フラッシュバッカ―の時に朝焼けのようなライトの色が掛かってるのが良い味してる。小さな海が長谷川さんの独唱で始まってて、前奏部分はライブ仕様のほぼ別物な歌になってたのも良き。ライブ音源版のCDを聴きたくなるのも頷ける。

まだこの時点でも結束バンドのことをガチで知らないって人が最前列にもいたりする。そういうのを予想してか、今回は名前を覚えて帰ってもらうってことで、星座になれたらよりも忘れてやらないを後ろの方に回すとは大胆なセトリね。

光の中へは聴けば聴くほど締めにふさわしい曲だなって感じる。私達はこれまでもこれからもバンドだって歌い上げながら締める形になるの、めっちゃええ。

ロッキン2024

2024年8月4日のロッキンの結束バンド出演部分の円盤化。JAMともども、ステージが横に広いので長谷川さんと鈴代さんがとにかく動き回っていた。

キャスト陣が4人揃っている場合、長谷川さんが開幕から激しく動的に歌った直後に水野さんが静的にカラカラを歌うのが対照的で、だからこそ効果的に映えて良いなぁと感じる。この順番が鉄板なのかもしれない。

そこからまた長谷川さん、からの鈴代さんがステージ上を動き回って歌って盛り上げた所から、青山さんがアジカンの前でカバーした転がる岩を歌う流れが良い。他の映像と比べても、この時の青山さんはめちゃくちゃ魂込めて歌ってるのが分かる。音源版だと後藤ひとりっぽく歌ってるのに、この時は完全に青山吉能として歌ってる。

で、そっから月並みに輝け→青春コンプレックスで締め。この時は後編の上映開始直前だったのもあって、前編のOPとEDの2曲を入れたセトリだったと。4人揃ってると〆も盛り上がりが強いし、これも見応えのある映像だった。

結束バンドZEPP TOUR 2024 “We will” ZEPP HANEDA

2024年11月9日のツアーのHANEDAライブの円盤化。全国5か所でやりましたが、円盤への収録は3回目のHANEDAの回だけらしい。ツアー開始前の9月6日からWe willの4曲は配信が始まっていたけど、CDでの発売後としては最初のライブがこの回。1ライブ丸々の映像化なので100分くらいあって、We will Bに負けないくらいのボリューム。

屋外2連続で見てから屋内を見るとステージが狭く感じる不思議。端から端まで動き回ったりもしていたからか余計に狭く見える。

ロッキンでは締めの2曲だった月並みに輝け→青春コンプレックスが今回はOP曲らしく開幕に戻ってる。そしてWe willの4曲も解禁されて、水野さんが序盤にカラカラを歌うのは今までと同じだが、そこから更に惑う星も歌うと。惑う星は水野さんがより力を込めて歌ってて、カラカラと違いが出てる。

僕と三原色、電飾と照明が本気を出してた。 milky way、曲の設定もあってかこの歌を歌ってる時だけは長谷川さんがキターンみたいな喜多ちゃんっぽい雰囲気を少し感じた。

更にノリノリのDistortion!!から、青山さんにバトンタッチして夢を束ねてでクールダウン。転がる嫌とRe:Reは場合によりけりだけど、夢を束ねては絶対に後藤ひとりとして歌ってる感がある。

ギターソロからあのバンドというアニメと同じ流れから、そのままドッペルゲンガーはテンション上がる流れ。・・・あれ、あのバンドからドッペルゲンガー?ギターと孤独と蒼い惑星は?

そしてここで、なにが悪い→UNITEの鈴代さんパート。UNITEは円盤だとカメラワークがピカイチ。なにが悪い以上に鈴代さんのパフォーマンスが激しく爆発してる。何よりライブ版は〆もあって終わり方も全然印象違って別の曲みたいだ。We willの4曲の中で、UNITEが一番ライブ映えする曲なのかもしれない。

そうやって上げに上げてから、会場一帯での手拍子から忘れてやらないに突入。どこまでもボルテージが上がっていく。

星に絡めたMCから、星座になれたら。月と星座を模した照明がいかす。ライブの時はアニメの仕様も組み込まれてるし、なにが悪いと同じくサビでの会場の一体感が凄いし、やっぱこの曲はちょっと特別な所がある。

もう終盤ですというMCからの秒針少女。セトリもあって、終わりが近いけど終わってほしくない、みたいな雰囲気にピッタリと染み渡るよう。セトリが変われば曲の印象も変わるな。

今、僕、アンダーグラウンドから→Re:Reの劇場版ED2連続でアンコール前の〆。・・・って、青山さんのギター&ボーカルのRe:Re!?こんなの最高やん、アンコール無しでこれで〆てしまっても良いくらいに最高やん?いや、青山さんホンマにすっごいな・・・ギターヒーローへの道とはまた別に結束バンドへの道もやってるんだよなこれ・・・

更にこのタイミングで追加公演のお知らせでぶち上げて、ここでギターと孤独と青い惑星。成程、上げた所に持ってくる曲としてここに持って来たのか。これがあったからこその大胆なセトリ、そして円盤化か。そして光の中へで本当に〆。最後のコーラスで4人出てこれるのもあって、本当に〆にピッタリな曲だ。

青山吉能なのか後藤ひとりなのか

全部を見終わった後、なんか気になって青山吉能さんのパートだけまた1から観てみたんですが、毎回受ける印象が特に違ってるなぁって。上手く言えんのだが、ロッキンとかも見て思ったがステージに立つとあの4人の中で青山さんが一番独特な雰囲気を纏ってて引き込まれるのだ。

ロッキンの時はアジカンの前ってことやロッキンという場所もあってか緊張しながらも魂込めて歌ってる青山吉能って感じで、HANEDAはワンマンツアーの中盤なのもあってか演奏も含め終始楽しそうな後藤ひとり。そしてWe will Bはツアーのラストってこともあってか、集大成として色んなものを込めた君は僕で僕は君な青山吉能=後藤ひとりだと感じた。

全く同じ状況同じタイミングでやれるライブなんて二度と無いから、それ次第で同じ曲同じ演奏でも全然違ったパフォーマンスになる。同じ音源でばっかり同じ曲を聴いていると絶対にこういうのは感じられないから、そういうライブでしか感じられないものに興味が向いたという点でも、今回この円盤を買って良かったなと思いました。


一通り視聴した際の感想は一つのツリーにまとめていますので、こちらもご覧ください。

結束バンド TOUR “We will B”(特装版) [Blu-ray]

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