ワールドトリガー 第257話 遠征選抜試験㊽ 感想

突然遅効性で襲い掛かってくるのがワールドトリガーの醍醐味と言えますが、2か月ぶりの今回も誰も予想していなかった方向で長年の謎が開示されました。これだからワートリを読むのは辞めらんねぇぜ!

自分をヒーローだと知らない男その2

隠岐・・・お前・・・お前ェ・・・!

カバー裏で彼女いる疑惑が長年あったオッキーの真相を、ボーダー園という新情報と共に開示してくるなんて、こんなの誰も読めなかった。慰問慣れしてた子ども達が、最初こそ怪訝な目だったのにいつの間にか大笑いしながらゲームしたり膝に頭を乗せて本を読むくらいに懐いてるって凄いことよねぇ。

他の人の指摘で気づいたが、園にいるオッキーのコマ、全部着てる服が違う=それだけの回数来てるってのが分かるし、バイザーの理由も園絡みだし、隠岐は園の子ども達にとってのヒーローなんだなぁ。修との相性が良いのも納得。

しかもそこに合わせて六田ちゃんの情報も出してくるとは。嵐山隊の木虎が事情を知ってるから納得出来る描写も前回あったし、ホントに遅効性が効いてくる。そして嵐山隊の激務っぷりもここで更に増すとは思わなかった(汗

こうなると漆間も気になるところ、園の出身かはともかくとして六田の為に金を稼いでるのはほぼ確実だし、漆間自身の事情も判明すれば漆間隊のバックボーンは完全に分かるんだが・・・ともかく、まだまだ考察の余地があってこの2人は今後も注目したいところだ。

カトリーヌ、最後まで面白い女

諏訪さんの株上がりポイント、試験開始前に更に増えていた。ホント最初から最後まで下がることが一切無かったなぁ。その諏訪さんと21歳組、ホント仲良いねあんた達。戦闘試験で相対することになったら面白れぇことになるんだろうなぁw

あと25の東さんをおっさん呼ばわりということは、諏訪さんも数年したらおっさんと呼ばれる未来が待っているのかもしれない・・・東さんとさーむらさんの二択で内勤をさーむらさんってのは納得の理由。スナイパーもまだ全然育っていなかっただろうし、人材の育成という面では東さんが現場に出るのが最善だし。ただ、さーむらさんが現役の世界線もちょっと見てみたかったかも。

雷蔵だけでなくクローニンも、もう完全にエンジニアってわけでもなかったか。イコさんがめっちゃ強いって言うレベルのアタッカーがフラッと武器の試し斬りにやってくるの、山から降りてきた鍛冶屋みたいで草生える。

A級側の40人目がホントに迅なのかは気になる所。ここで天羽が来ないと一切戦闘シーンが分からないままだし、迅と見せ掛けてノーマルトリガーの天羽なんじゃないかなぁ。何より迅がいたら予知でA級側が有利過ぎる。

香取、そりゃ一人だけ桁一つ間違えたレベルの評価されたら有利不利と化の前に怒って当然だよなぁ。いくら自爆戦法みたいに戦えますって言われても、そんだけの回数落とされるってことだし面白れぇ顔するわよね、うん。

トリオン兵の製作は、今回描写の無かった歌川隊と若村隊、あと王子隊辺りが気になる。太一が何を思いついたのかは分からないけど、トリオン兵が重要だと気づいてる隊はそこで何か面白いことを考えているだろうし、連絡が取れなくても連携が出来るようなものを作ってそう。あと地味に、柿崎隊の面々が耳を傾けるだけの信頼を太一が得ているのも良い描写ですね。

小夜子のサイドエフェクトが各隊の建物内にも入れたら、一方的に他の隊に合わせた最適なトリオン兵を準備出来るのになぁと思ったり。まぁ小夜子のSEの活躍は試験で発揮されるんだろうけど。

ここに来て鋼にも強化フラグが立ってるのが面白い。鋼が強化睡眠学習出来る条件が判明したので、試験の中で1回か2回落ちた後、休息後には何かしらの新しいことが可能になってるとか全然あり得る。本当に合成弾が使えるようになったり、太刀川の再現が出来るようになったら夢が広がる。

鋼に限らず、ランク戦で落とされたらそれを踏まえて再戦を繰り返して強くなっていくのがボーダーの隊員達だし、戦闘訓練は一度落とされた隊員達の再出撃後も注目すべきポイントになるかもしれませんね。

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