ちぃっなんだって10月中旬なのにまだこんな暑いんだよヒュンカッカッ
とはいえ、昼間以外は秋らしい気温になってきたのも事実。そんなわけで三連休に遠出に加えて昨年の夏以来の車中泊も解禁することにしました。
東は曽爾高原、南は黒滝村まで行きましたが、奈良県内の開拓はそこ止まり。更なる東と南の開拓は進めたいと前から考えておりました。なので今回は黒滝村の隣、旅館街のある天川村の洞川温泉へ。
ただ距離感等が行ってみないことには分からないので、黒滝村の道の駅で車中泊して、朝から行ってみることにしました。が、持っていきたかったガジェットがkonozamaを食らい、届いたのが夕方。なので出発も夕方になってしまいました・・・
仕方ないので温泉も途中で入ることにして24号線を南下。サイゼリヤで晩御飯を食べ、五條市の方へ向かって「金剛乃湯」で温泉とサウナ。斑鳩町から五條市の方まで続く24号線には「御所宝湯」と「かもきみの湯」という2つの温泉が他にもあるので、いずれそちらの開拓も予定。
さて、温泉でゆっくりした後、午後10時半という遅い時間になりましたが「道の駅 吉野路黒滝」に到着。三連休初日だけあって、駐車場の7~8割はこの時間に埋まり、何組かは外の椅子とテーブルで談笑していました。
この時間だと流石に道の駅で営業してるお店自体は開いていませんが、トイレも綺麗だし自販機も沢山あるので車中泊には持ってこい。それに山の上だから平地よりも涼しい、いや寒い。寒かった。この日は間違いなく。一足早く冬が来たのかと思った。
そして場所が場所だから、月も星も綺麗な夜空がそこにはある。しかも山の中だから少し離れれば聞こえるのは虫のさざめきと川の流れる音だけになる。夜空を楽しむのには絶好のロケーション。
そして秋は月と星さえあれば酒は美味いってね。
いや待ってくれ聞いてほしい、この状況があると分かっててただ寝るだけなんて勿体ないにも程があるでしょう?1本だけ安酒を買ってきちゃったんだけど、こんな場所で夜空を見上げながら呑めば、どんなのだって上等酒。酒そのものが美味かったり宴の席だったり、酒を美味しく呑む方法はいくつかあるけど、自分は場所で呑む酒の美味しさに重きを置いているような気がするね。
さてさて、そんなわけで酒も呑んでお楽しみは終わったので就寝。着こまなきゃ寒くて寝れないのではと思っていたが、上にダウンを着てシュラフに潜るだけでちょうど良く、朝まで何度も起きたりすることはなく普通に寝ることが出来た。
そしてこの場所は周囲を山に囲まれている為、日が当たるのも遅い。山から太陽が顔を覗かせたのは8時を過ぎた頃。それまではずっと日陰で気温は15度くらい。朝方が冷えている原因はこれだった。
ともかく朝食。朝一番早くから営業を始める屋台で、煮卵と串こんにゃくをまず食べた。どちらも熱々で出汁が美味い。こんにゃくはともかく卵は朝からエネルギー補給にもちょうど良いね。
更に8時を過ぎると別の屋台も始めたので、ぼたん汁をそこで買った。名前の通り豚肉の代わりにぼたん、つまり猪肉が入った豚汁。体は暖まるし具材も豊富で満足感の高い一品。
また、駅内のコンビニも7時には開く。パンとかおにぎりに加え、お弁当も沢山販売。ホットコーヒーもあるので朝食と昼食に困ることもありません。そして良い時間になったら黒滝名物とも言えるジビエや川魚を中心とした豊富なラインナップの食事の提供も始まる。とにかく食の満足度がこの道の駅は非常に高いです。勿論土産物コーナーでは南部の名産品が沢山売られているのもポイント。
・・・さて、そんな黒滝道の駅を9時半過ぎくらいには出発した私なのですが、洞川温泉へのルート取りを完全に間違えました。簡単に言うと国道をそのまま南下するルートと道の駅から東へ行くルートの2つがあるのですが、東へ行くルートはひっどい酷道の山の中を通る地獄みたいなルートでした。対向車がいなかったの奇跡だよ、こんな所で微細なバックとかしようものなら落ちてたかもしれないよ私・・・でもサイクリングする人は2人ほど擦れ違った。正気かこの人達・・・?もう二度とこの道は通らないと心に誓った。
ともかく行きでややゲッソリはしたものの、無事に洞川温泉に到着。まだ朝も早い時間で山奥のはずなのに、車も人も既に沢山。洞川温泉を舐めていました。
が、肝心の日帰り温泉は何とこの日機械の不調で臨時休業!ば、ばかな・・・温泉に入りに来た温泉街なのに温泉に入れないだと・・・?じゃあYouは何しにここへ?次回へ続く。