さてさて、龍が如く7外伝の目玉の一つと言えるのが闘技場。DLCの3人も含めるとちょうど40人ものキャラを自分で操作出来ます。シリーズの名脇役達や、初めてのプレイアブル化となる大吾、ジャッジシリーズよりも先にプレイアブル化の杉浦と東くん等、嬉しいチョイスなキャラも多数。
性能の強弱や使い回し、同じモーションのキャラなんかもいますが、せっかく40人もいますので動かしてて楽しい、強いキャラを紹介したいと思います。ただ、キャラを絞ってもメチャクチャ長くなりそうなので、この記事ではDLCの3人とジャッジの3人以外のキャラを紹介。久瀬のボクシングモーションの曽田地や、遠距離攻撃とスピードに特化した忍者モーションの数人等、他にも個性的なのがいます。
ただ、全員レベル20になってるわけではないので、ステータスは注意して見てください。
闘技場のキャラの特徴
桐生ちゃんとの違いとして、ヒートゲージ関連のアクションは一切使用不可。代わりに一定時間ごとに使えるヒートスキルをR2で発動。また、〇ボタンも固有のアクションになっています。これ等はバフ技だったり、強力な攻撃だったりと様々。
スピードに優れたキャラはスウェイが無制限でスウェイ中の△でスウェイアタックも使えたり、一部のキャラは派生を含む△ボタンの技でアーマーの付いた溜め攻撃を使えたりといった特徴もあったり。
キャラ紹介にはそれぞれの特徴が書いていて、どんな属性に強いかやどんな思考ルーチンで動くのかみたいなことが書かれているので編成時の参考にすると良し。また、「武器を手にすると~」と書かれているキャラは通常のモーションは貧弱極まりない代わりに武器を拾って使えるという特性がある為、武器が拾えるステージでは一転して強くなります。
キャラにはそれぞれ赤=攻撃、青=防御、緑=回復という属性が設定されていて、赤は積極的に敵を攻撃するメインアタッカーで攻撃力が高め、青は挑発で敵の攻撃を一手に集めるタンク役、緑が味方を回復と、単純ながら役割が分かれている為、チームランブルでは赤を多めにしつつ残りを青と緑で分けるみたいな感じでバランスを考えた編成が重要です。
赤
KAMIYAMA
シリーズお馴染みの武器屋、ワークス上山。武器屋だけに維新の大筒スタイルというまさかのチョイスで参戦。コンボが無い代わりに□で爆風の発生する弾を発射する。雑魚なら吹っ飛び、ボス敵でもよろけるので、遠距離戦には滅法強い。R2では山なりに三連射して正面の広範囲を爆風に染める。また武器が武器なので、ガードは崩れない鉄壁っぷりを誇る。
接近戦には弱い・・・かと思いきや、△では溜めてアーマーが付いた蹴りが出せるし、〇では大筒を振り回したりと、意外にも遠近共に隙が無い性能。ダッシュこそ出来ないが非常に独自性が強いという点でも操作するキャラとしては面白い部類に入る。チーム戦で編成するならば絶対に後方にしておくように。
権田原組長
オギャるのが大好きというヤベェ組長。本作では最初ッから性癖解放状態で仲間になる。いや確かに2には登場していたが!?桐生ちゃんはどんな心境で迎え入れたのだろうか。
権田原組長とホームレス山中の2人は鉄パイプで戦うのだが、大元が久瀬の2戦目のモーションになっているこれは攻撃範囲が優秀の為、自操作だとかなりの強さを誇る。特に□コンボは最大で三連撃まで出来るが、この途中どの段で△を押しても派生する横薙ぎが発生とリーチに優れており、多数の雑魚をまとめて攻撃出来るのが強み。加入が早いのも売りの一つ。
また鉄パイプに限らず、武器持ちは一部を除く素手のキャラよりガードの強さやリーチの面でも優位に立っている点は覚えておきたい。
ゲイリー・バスター・ホームズ
1の頃から日本語を変に覚えていたり、OF THE ENDでは流行りだったブートキャンプを開き組の親である真島の兄さんをも豚野郎呼ばわりしていたイロモノ外国人も本作で遂に操作出来るように。
両手にはめたトゲ付き鉄球を使った専用モーションで、△技には溜めが付いている。武器持ち扱いなのと、△単発の溜めはダブラリの為、冴島程ではないがまとめて攻撃するのも狙える。
反面、赤の中では攻撃力自体は低めだが、R2で攻撃力防御力増加に加え体力回復まで付いてくる。積極的にヒートスキルを使っていくべし。
ヤッピーくん
7の闘技場の受付ロボらしい。彼も蒼天掘に登場するからその縁での人選だろうか。
武器はチェーンソー。ダッシュが出来ない上、大振りの為モーションが貧弱に見えるかもしれないがそんなことは全く無い。チェーンソーは素手だとガード不可という極悪な特性を持ち、△単発の振り下ろしや□□△のチェーンソーダッシュは多段ヒットする為、一気に体力を削る。更に△技は溜め対応でアーマーが付く為、振りが遅いという欠点も補える。
また、チェーンソーに限らず日本刀やドス等の刃物系武器には相手に出血の状態異常を与える効果があり、何もせずともドンドン体力を減らせる。この為、刃物は実際には攻撃力の数値以上の火力を持っている。
最終ステータスもバランス型で、R2は攻撃力防御力増加、更に効果中はHPが0にならないので体力を気にせず強引にチェーンソーで斬り刻みに行こう。
王偉
鉤爪で戦う大陸のアサシンの人。ステータス的には攻撃力と防御力が高いがHPが低い。他の対応キャラよりやや動きが遅いが、無限スウェイとスウェイアタックに対応。大きく動き回るモーションな上、鉤爪も刃物と同じ扱いで出血させられるのも強い。△単発で出る蹴りも優秀。
だが何よりも自操作で猛威を振るうのが〇。バク転して後方へ動くのだが、この動作中が最初から最後まで完全無敵で、両足の先端に攻撃判定あり。モーションの関係上、相手をかなり引き付けて出すか、相手に背を向けて出す必要があるが、ぶっちゃけこれだけで乱戦でもノーダメージで勝てるレベルに強い。
鉤爪で戦っても良いし、モンハンの回避プレイみたいなことをしても良し、勿論両方を組み合わせても良しと、自己回復が出来ないことさえ除けば動かせるキャラの中では割と上位の楽しいキャラだと思います。
鶏男
7に登場した鶏の頭を被った謎の男。声は一応聞き取れるのだが、何か変なエフェクトが掛かってる。
見掛けからネタキャラかと思いきや、恐らく全40キャラ中最強に位置する自由の象徴。無限スウェイとスウェイアタックが使えるだけでなく、△単発や□からの派生△のアッパーから浮かせた相手に、そこから5セット位□連打のコンボを叩き込める。流石に乱戦だとカットされることも多いが、タイイチならこれが決まるだけで一方的。
ぶっちゃけこれだけでも強いのだが、ぶっ壊れているのがR2のバレットストーム。扇状にマシンガンを乱射するのだが、これの火力が異常で、特に絆レベル3まで行くとボスの鬼達ですら一瞬で沈んでいく。大真面目にチームランブルの後半の最適解はこの鶏男を操作し、ゲージが溜まった瞬間に鬼へぶち込んでいくこと。
難点はプラチナランクまで解放した上でカジノのVIPエリアにいる紹介屋に大金を払う必要がある為に加入が遅いこと。ただし解禁したら更に大金を注ぎ込んででも一気にレベル20、絆3を目指すべき価値がある。彼を解禁するまではステータスだけ下位互換でモーションもスキルも全く同じなレンジを赤目ネットワークで加入させられるので、こちらで代用するのも手。
ナイトメア
タカティン・・・?解禁は後ろから数えた方が早いが、それに見合う非常に高いステータスが特徴。
モーションはシンプルなパンチとキックだが、溜めが使えない代わりに全体的に動作が早い。最大の強みは〇がダッシュ投げになっていることで、ダッシュ中はアーマーが付いているのでザンギのように強引に掴んで投げてしまえるのが良い所。
青
スーパーガードマシン
名前の通り大きな盾を構えた自称ロボ。盾持ちにはもう一人、立野マモルもいる。
彼らは攻撃力を捨ててHPと防御力に全振りしているのだが、スーパーガードマシンは立野の完全上位互換。大きな盾により優秀なガードをしながら、敵のヘイトを集めるというタンクの役割としては最強のキャラと言って差し支えない。青で誰を入れるかとなった場合はまず最優先で編成するべき。
冴島はモーションや攻撃力から青の中ではぶっちぎり最強と言いたいが、純粋なタンク役として見るならばHPも防御も高く盾を持っているスーパーガードマシンの方が上。冴島はどちらかというと赤と青を兼ねてるものと見るべきか。
緑
一人だけキャラ紹介分もノッてるラッパー。赤目ネットワークを進行すると加入。こう見えて猫をこよなく愛する男。
モブキャラなのだが、ラッパーに合っているからか真島のダンサースタイルという、まさかの激強モーションを貰っている。まぁ、ダック・キングとかもあんな感じだし。
なので緑の中では純粋な戦闘能力という点で見たら最強格。イメージの通りに無限スウェイとスウェイアタックも完備している為、緑にあるまじき機動力で回避し続けることが出来る。前述の通りモーションは未強化のダンサースタイルだが、未強化でもヒット数や攻撃範囲が極めて優秀なのは0をプレイした人なら誰でも知ってることだろう。
それでいて緑なので体力が減ってもR2による自分を含めた味方全体の持続回復、〇で攻撃と回避と回復を兼ね備えた複合アクションを行える等、モブとは思えない強モーションで構成。ただし体力が非常に低い点だけは要注意。いくら強力なモーションを持ち自己回復も出来ると言っても、場合によっては回復する暇もないまま一気に氏ぬ危険性がある。当たらなければどうということは無い精神を忘れずに。
制約もある中で色々と頑張っている印象
40人とも別の性能ってわけではないですし被りも結構ありますが、その中でも色々と面白いモーションや性能を持たせているキャラが沢山。十分に育って来たら桐生ちゃんに代わって高難易度のトーナメントや地獄ランブルに挑戦してみるのも良いでしょう。
この先のシリーズがどうなるかは分かりませんが、一度でもこういう形で大量のプレイアブルキャラの調整が出来た以上、何らかの形で今後にも継承されてほしい要素ですね。