何も知らず生駒山へ行き宝山寺のスケールに驚いた一泊二日の旅 12月18日(日)

前日の様子はこちら

2日目、前日の夜には既に雨が止んでいたこともあり、城山旅館で迎えた朝は見事な晴れ模様。場所が場所だけに明らかにいつもより高い位置で朝日が眩しく差しこんでいました。

起きて早速朝御飯。こだわりの有機野菜が美味しかったです。大和茶粥も素朴な味わいで朝からいただくのには最適。

美味しい御飯と素晴らしい景色、とても良い時間を過ごせました。城山旅館さんお世話になりました。

さて、眼下には生駒駅へ走る電車も見えるこの生駒旅館街。石造りで整地された階段と歩道で構成された「参詣本道」は、少し距離がありますが生駒駅から登って直接宝山寺へ参拝が可能な、歩行限定の最短直通路となっております。

せっかくの機会なので、上から降りて往復して登ってみることに。一連の写真は↑のツイートにぶら下がっています。

流石に暑くて途中から上着を脱ぎましたが、良い運動になりました。やっていない所もありましたが、かつての遊郭を改装したと思しき旅館がそこら中にあるし、見上げても見下ろしても良い景色でとても気持ちの良い歩道だと思います。

・・・そして、階段を登り切って戻って来た所で、まだ行ってなかった本丸、宝山寺へ続く階段を登っていくと、敷き詰められた灯篭がお出迎え。

大きな鳥居を超えると、やって来ました宝山・・・おや?

ここはまだ入り口みたいなもの?というか車道の方からの合流地点がここですか。その奥をくぐると今度こそ宝山寺の中に。

・・・なんか、凄く大きくない?いや、本当に何一つ知らずに来たんですが、通路が長くて巡る所が沢山ある上に、生駒山頂への登山道もあったり、想像していたのとスケールが全く違いました。写真も一杯撮ったのですが、撮り過ぎてここでは紹介し切れない位。

全体像の模型がこちら。山の中にあるだけあって、寺の中でも高低差が凄い。断崖絶壁に立っている仏像とか祠が下から見えましたし。

登って行った先では、このように綺麗に街並みが見える場所も。階段だけでなく寺の中でも歩いてばかりの日になりましたが、生駒山まで来た甲斐があったと言える参拝が出来ました。

参拝が終わった頃にはお昼もとっくに過ぎていたので、帰る前に前日にお昼を食べたマハラジャヤさんの向かいにあるテアトルアジトさんでお昼ご飯。実はここ、マハラジャヤさんと同時経営みたいで、パンケーキはどちらのお店も同じものが提供されたり。ただ、こちらは喫茶店だけあってバーガーやサンドイッチ、ケーキやクラフトビールがメイン。

バーガーはボリュームが凄そうだったので今回は断念して、代わりに名物とされる参道サンドイッチを注文。野菜と鶏肉に、宝山寺みそをトッピング。・・・こっちもこっちでボリューム凄くない?野菜が凄く沢山サンドされており、味噌も非常にマッチしていてとても美味しかったです。

そして、向かいのマハラジャヤさんへ。

そう、パンケーキを食べる為!昨日の時点でパンケーキがあることは分かっていたので、食べずに帰るわけにはいかなかったのである。悩んだ末に、季節のモンブランパンケーキを注文。

こちらのパンケーキはインドネシアの伝統的なお菓子「スラビ」の作り方をアレンジしたもの。一度焼いてから蒸すという工程に加え、ココナッツミルクと椰子砂糖も使っており、材料も工法も非常に独特。蒸しパンのようにもちっとしていながら、それでいてふわっとしており、素材も相まって味わいも他の一般的に連想されるパンケーキとは別物。

前日と違いよく晴れていたので、よく見える外の景色も楽しみながらの3時のおやつと洒落込みました。

ここ以外で食べられる所があるのかも分からない独創的なパンケーキで、非常に美味でした。また食べに来なければならないなと思います。

一泊二日でとても充実した休日に

とまぁそんな感じで、ジビエ焼肉を食べる為に泊まる!という目的で行った生駒山で、宿の料理や夜景以外にも宝山寺への参拝、遊郭街を有する参道の練り歩き、美味しいランチとスイーツ等々、沢山楽しんだ二日間となりました。

宝山寺周辺がこんなに満足度の高いスポットだとは全く知らなかった。本当に何も知らずに来たのは自分位でしょうが、そのおかげでこの辺一帯の初見のインパクトが大きくなった部分もあるので、無知な方が良いこともあるんだなと思ったり。

やっぱり旅は良いですね、いま奈良キャンペーンのおかげで奈良県内を色々巡る機会になって、今まで知らなかったことを沢山知れています。年内はこれで最後になるかと思いますが、年が明けたらまたどこか行ってみたいですね。

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