1巻発売と言う事でセンターカラーの深海ハーレム「ウタカタノミナト」、可愛らしい絵柄だなぁと思いつつ今まで飛ばし読みしていましたが、今回出てきた夜まなと昼まなが可愛かったので1話から読み直して追っていこうと思います。
からかい上手の高木さん
西片君の趣味、そう、100%片想い。しかし単行本ならともかく、それ以外のものは中学生の小遣いでは厳しいのは言うまでもない。設定イラスト集を買う為に家の手伝いをしてお小遣いを貯めた西片君、目的の為なら努力を惜しまない所はいつでもブレない子である。
だが、そういう時は高木さんに遭遇する運命にある。というか行動パターンが読まれているので当然買いに行こうとしたら高木さんと合流してからかわれるのだ、合掌。
そんな「やさしさ」は、いつもの公園でいつぞやの兄妹の妹ちゃんが足をすりむいて大泣きしている所に2人が遭遇するお話。妹ちゃんを優しくなだめる高木さんと、一方で薬局に走って薬や絆創膏を買ってくる西片君。大切なお金を、目の前で泣いてる子の為に使える優しい子です。これまでもよく見てきたけど、西片君の良い所ですよね、ホント。
しかもそれを、よりによって高木さんの前でするんだからなぁ西片君。本当ど天然で高木さんにクリティカルを出す子だ。それに対して、自分も買わないことを選んで2人で過ごすことを選ぶ高木さんも、形は違うけど優しい子。何て言うか、そりゃ結婚するよねこの2人。
くノ一ツバキの胸の内
ベニスモモでお馴染み未班のお話。熱血な後輩ちゃんトウワタ、頑張り過ぎて熱を出してしまいました。おとなしくミズバショウに看病されるトウワタだけど、本心ではベニスモモにそばにいてほしいようで・・・
本心や努力してる姿を人には見せないベニスモモも、可愛い後輩が弱った時は看病するし、借りを持ちだしてツバキに協力してもらうし、やっぱり優しい子ですね。多分ツバキは借りのことなんて言わなくても手を貸してくれたけど、建前で言う所が素直じゃないなぁ。
・・・でもそうしたらトウワタにツバキが変化して看病してると思われるわ、いつもより凄く優しいと言われかけて顔真っ赤にして口を塞いだり。やっぱりこういうキャラ付けの子は強い。
味噌汁でカンパイ!
中学3年の夏休みがスタート。善と八重が作っている自家製味噌を味噌汁にする日が近づいてきたということで、全国各地の味噌汁がどんなものが調べに図書館に行く2人。・・・受験生、なんだよなこの2人?
・・・というわけで、全国津々浦々、物凄い数の味噌汁が紹介された回となっておりますが、あんこう鍋もとい、どぶ汁鍋も味噌汁に分類されるとは驚いた。まぁ確かに味噌を使う鍋ですから味噌汁とも言えますが。
私は関西ですので白味噌の雑煮と、かす汁はお馴染みですがそれ以外はあまり知らないなぁ。飛鳥鍋も食べたことはないし、普段食べている味噌汁と言えるものは極々わずかなものでしかないんですなぁ。
2人の味噌はそれぞれ違う大豆から作ったので、善の提案で合わせ味噌の味噌汁を作った2人。味噌汁会の準備も万端、いよいよお披露目です。
スクール×ツクール
夏休みも継続中。すっかりDIY女子と化した奈子ちゃんはキーフックをDIYしたのであった。こういうのが自作できると何か良いなぁって思う。
一方きずくは雨どいを繋いで川を作っていた。・・・いや、それ流し素麺だよね?めっちゃ長いけど流し素麺だよね?しかしただの川にあらず、水中ポンプを使って水を最初の地点に循環させることが出来るのだ!・・・予定では。長すぎてポンプの出力が足りないという悲しいオチが待っていた。DIYとは規模と予算との戦いなのかもしれない。
そしてやって来た先生、学校にも素麺を持ち込んでいたので本当に流し素麺をすることに。夏休みの学校の屋上で流し素麺、夏だなぁ・・・うん、多分そうだな、夏だな、うん。