ガルパン最終章第2話の公開も5週目に入りましたね。もう1ヶ月とは早いもんです。そして今週の入場特典は、お馴染み生コマフィルム。なにが出るか分からない、通称フィルムガチャ。1200円で極上の1時間の体験が出来て更にガチャまで引けるなんて最高ですね!(本気
で、私は昨日も今日も1回ずつ観に行ったわけですが(なんばの席埋まるのはええよ・・・どこにフィルム週を待っていたガルパンおじさんがこんなに潜んでいたんだ・・・)、昨日は試合終了後のマリーのピンといういきなりSSRクラスの引き。そして今日は1,2,3・・・沢山!とアヒルさんが知波単から逃げる所でした。昨日はキャラ、そして今日は戦車。・・・となると、明日は一体・・・?
何か…最終章の大洗女子って・・・
前の感想で言ったように大洗女子学園自体がやることは最終章になっても何も変わっていなくて、その時々で配られたカードを最大限に使って何とか勝つ、という戦い方。
・・・ただ、6回も見ていて思ったのですが・・・なんだか、怖いんですよね、この2話での大洗女子学園。例えば前半戦、同士討ちという今までになくえげつない作戦を実行し、同士討ちが始まった後は試合終了まで、そど子とバレー部以外は誰も喋らないんですよね。
同士討ちが終わった頃には包囲が完了していて、マリー達3人だけが残るまで一人、また一人と消されていくのが、ホラーみたいな怖さを感じました。確かに、打てる手を打つのは何も変わっていないんだけど、あのシーンはそれこそ優勝校の凄みというか、王者と警戒されるのも当然のような圧みたいなものを描写していたかのように思います。それこそ、TVアニメの時にダイジェストで知波単を殲滅していた黒森峰みたいな、あんな雰囲気が。
そして知波単学園との試合もそう。泥濘地に敵全員を落として包囲して上から砲撃する所、「散開」「追撃します」というみぽりんの声、何か怖いと思いました。先に三輌もやられたのに、そして泥濘地に誘い込んでも一輌も倒せなかったのに、焦っているわけでもなく淡々と指示を飛ばしている所に、あぁやっぱりあのお母さんとお姉ちゃんの血筋だなぁと感じました。
何で今回、こんなに大洗が怖いのかなって思ったけど、2話は車長が顔を出しながら動くシーンが多く、それで今までにない描き方や迫力を出している部分が多々あるのですが、それってBCや知波単には多いんですけど、大洗はあまり無いんですよね。それのせいなのかなと。
今までは最後までギリギリの戦いばかりだったから、上手く行っていても大洗に余裕は感じられなかったのですが、そういうギリギリの状態だってのが分かるような会話とか、先に脱落したチームが見守る様子とかが映し出されていたから緊迫感が抜けなかった。
しかし今回もピンチに陥ったら会話と通信が多くなるのは今まで通りなんですが、最終章では作戦が上手く行っている間は全然喋らなくなった。というより、意図的に大洗側の描写を少なくしている。BCが包囲から逃げようとするシーンも、知波単が散開した大洗を追う所も同じ。というか、今までなら大洗側の視点になっていた部分が、今回は対戦校の視点になっている。
前の感想でも言ったように、やっぱりやっていることは変わっていないんだけど、大洗側の試合中の描写については明らかに今までと変わっている。それによって大洗女子学園を不気味な、底知れない怖さを持つ王者としての描写に成功しているような気がします。