那珂湊でしらす干しとかねふくの明太子を家にお土産として送っておいたのですが、そのしらす干しをご飯に乗せて黄身を落としただけの超シンプルなしらす丼が滅茶苦茶美味しい。しらすと卵さえあれば御飯何杯でも行けますね。明太子は言うに及ばずで家族にも大好評。そしてしらす干し×明太子のベストマッチ、明太しらす丼も出来るわけで、悩んだ末に無難に選んだお土産が実は一番最適なものだったと感嘆しています。
計199個を組み立てろって正気かコンチクショー
さて、前回は車体の下部をほぼ組み立てたので、今日はまずその続きから再開。後部のカバー等を取り付けて、車体上部に工具や機銃を接着。左右のハッチは開けた状態と閉じた状態を選べますが、とりあえずは両方開けた状態で組み立てました。多分後で片方だけ閉じると思う。
・・・そして、問題のこれを組み立てる時間がやってきました。そう、自分で全部組み立てないといけない履帯です。この小さいパーツ一つひとつが履帯であり、これを一周させられる分だけ地道に真っすぐ接着させていく必要があります。こう見ると何か分からない感じですが、
いくつか繋げると、履帯だとはっきり分かりますね。ちなみに実際のティーガーⅠの履帯は1枚が30㎏あり、片側だけで約3トンもの重量だったので、約100枚の履帯が繋がって無限軌道を形成しているわけですね。機体そのものが重くなればそれを支える足もまた強くなければならないのは当然ですが、普通に考えてこんなの整備するの大変なんてレベルじゃありませんね・・・
wikiを軽く読んだ所、やはり重量過多は足回りやエンジンにも悪影響があったようで、履帯は切れやすくエンジンは火災が起きやすく、故障して動けなくなれば牽引も困難だったと。最悪ティーガーⅠをティーガーⅠで牽引したら、牽引したティーガーⅠが故障するという負の連鎖まで起きていた事例もあったようで。
これほど重くなったのは傾斜装甲が導入されていない頃の設計故に防御性を上げる為に装甲を厚くしたのも原因の一つみたいなので、もし設計に組み込まれていればこれほど厚くせずとも防御性を確保し、幾許かの重量低下が出来ていたかもしれませんね。
ティーガーⅠの時点でこれだけ問題が起きていたなら、より重くなったティーガーⅡが爆破処理されたというのも納得です。というか、ソ連の戦車がIS-2やKV-2のように訳の分からん段階まで火力が上がっていたとは言え、前面100mmのⅠから150mm+傾斜装甲のⅡって盛り過ぎじゃありませんかね・・・軽く読んでても思うのですが、当時のドイツってエンジン回りの開発、改良が追いついていなかったのでしょうか?
片側1時間は掛かったけど何とか完成
ひたすら接着剤を付けてはめ込むを繰り返すこと約1時間、ようやく1本が完成。そう、1本。もう1本作らなきゃならんのです。このキットでは左側が100個、右側が99個なので、左右合計で199個となります。やだもー!!
晩御飯の後にまた1時間頑張って、もう1本も完成。何とかやり遂げました・・・これを接着剤が乾いてからはめ込んでグルリと一周させて接着することで・・・
ドン!!
と、砲塔以外はほぼ完成形といえる外観になりました。砲塔部分に穴は開いてますが、リトルアーミーⅡの1話でエミ達がレースをした時ほぼそのまんまの見た目ですね。
あとは砲塔部分を組み立ててはめれば完成なのですが、このキットは後期型と最後期型、2種類のパーツが用意されており、砲身を含め細部が異なる組み立て方を選ぶことが出来るようです。どっちにしますかね。