ガールズ&パンツァー劇場版 シネマティック・コンサートin大阪を観賞しました

コンサートはいいぞ。

というわけで、本日4/8(土)は、大阪国際会議場メインホールで行われた、「ガールズ&パンツァー劇場版 シネマティック・コンサート追加公演in大阪」に行ってまいりました。この手のコンサートは初めてなのでちょっと服装とか心配でしたが、皆さん普通に私服だったので杞憂に終わってホッとしました。

何だかんだで自分はBDやCDをまだ買っていなかったのですが、ある意味でこの日まで我慢していたと考えると、その価値は大いにあったと感じるイベントでした。

始まる1時間ほど前に到着しましたが、最終章第1話の公開初日を思い出すような、人人人。凄まじい数のガルパンおじさんおばさん達が集結しました。

みんなのアイドル生ボコ

開園した会場内は非常に多くの人がごった返しており、主に物販の長蛇の列と、生ボコの姿を拝む人達に分かれていました。私的にはガルパン博でも見たので一月ぶりですね。

誰かが群がることもなく遠巻きに姿を眺めて写真を撮る、大変マナーの良いガルパンおじさん達。時には突然走ってきたり、コケたら「頑張れボコー!」と声援を送られたり、小さなお子さんを見掛けたら自ら近くへ寄ってきたりと、よく動きサービス精神旺盛な生ボコ。

ツーショットにも快く応じ、沢山の方がボコとの記念写真を撮影してもらっていました。私も隣にいた方と互いにシャッターを押してもらい、ボコとのツーショットを収めました。良い記念になったと思います(ここに貼れって?君、ネットでの個人情報の扱い方っていうのはry

なお、初代中の人は今日で最後の生ボコの中身だったそうです。長い間お疲れ様でした。

演奏、つまり曲がメインの劇場版

本来は曲が流れる部分を、楽団による生演奏で観賞する劇場版、という上映形態が今回観賞したシネマティックコンサート。爆音上映や4DXは砲撃や走行音等、言わば戦車がメインな作品であることをより強調させた上映形態。

一方、シネマティックコンサートは東京フィルハーモニー交響楽団の皆様の演奏がメインの為、曲が無い部分では普段の劇場のように砲撃音で会場が震えるほどの音が出ていましたが、演奏される部分ではBGMは無く、戦車の出す音も静かになっていて、演奏が聞こえやすい調整がされているのが大きな違いとなっています。

また、会場自体が映画館と比べても非常に広い為、演奏は勿論、映像自体から出る声や音も会場の端から端まで聞こえるように調整されていました。余談ですがその調整の影響か、そど子の「おりゃ!」が今までで一番はっきりと聞こえた気がします(笑

生の演奏は月並みな言い方にはなりますが、臨場感も迫力も本当に素晴らしいものでした。この場に足を運んで良かったと心から思います。しかし一方で、これは円盤でまたあの興奮を楽しもうと思っても、間違いなく物足りなくなってしまうだろうなとも思いました(汗

原曲との違いも楽しみました

生の演奏で聴く楽曲の数々は、始まるタイミングも終わるタイミングも映像に完璧に合わせており、一体感を損なわずに盛り上げることに成功しています。勿論、演奏に合わせたアレンジが施されているのも大きな違い。

例えば大学選抜戦の冒頭、30輌での行進から始まる「まるで西部戦線みたいだと優花里さんが言ってます!」はこれからの試合運びにワクワクして高揚してくるような演奏が、その後のピンチである「長距離砲です!」はより緊迫感が高まるような演奏。元々場面場面に合っていた曲と映像の相乗効果を、更に引き出すようなものとなっていました。

本来ならギャグ的に流れているはずの「おいらボコだぜ」はボコの歌声は変わらないのに、演奏自体は非常に壮大な曲になっていて謎の化学反応を起こしていたり。ちょうど休憩の時間になる為、学園十色からは戦車道行進曲に繋げる形で演奏されるというコンサートならではのアレンジも施されていました。

またカンテレも、あらひろこさん本人の生演奏。ミカがカンテレを引く際やSäkkijärven Polkkaが流れる所では、ミカの指の動きと連動するような演奏が成され、ついついそちらに注目してしまいました。

ダブルボーカルによるあの歌やこの歌も聴けました

そしてそして、このシネマティックコンサートのもう片方の主役と言えるのが、主題歌やイメージソングを歌っているあのお二人。

ChouChoさんは開幕にGloryStory、EDではPiece of Youth、更にその後に無双です!の演奏を挟んでからDreamRiser。更にバトンタッチして、佐咲紗花さんのGrandSymphonyと、楽団の演奏をバックに、本人達による贅沢すぎる生の歌を沢山聴くことが出来ました。

更にはいいぞ三唱から、最後は会場の全員でEnterEnterMission!の大合唱。アナウンスされるまで拍手が鳴り止まない大盛況で幕を閉じました。

尚、拍手が鳴り止まない為にChouchoさんと佐咲さん、指揮の栗田博文さん(こちらも素晴らしい指揮は勿論、いいぞ三唱の発令等で沢山会場を盛り上げてくださいました)は何度も舞台と舞台裏を往復するという奇妙な光景が繰り広げられていました。

ガルパンおじさんにとって、最高に贅沢な3時間

これほどまでに、会場が一体感に包まれるガルパンの上映も他に無いのではないでしょうか。あまりに贅沢、あまりに至福。最高に最高な一時を過ごせました。

爆音に4DXに音声ガイドに生演奏と、完成した一つの映画をこれほど多岐に渡る楽しみ方が出来るのって、ただただ凄いとしか言い様がない。映像作品の表現の方法に限界はないのかもしれませんね。

チケットの価格はちょいとお高いかもしれませんが、ガルパンおじさんであれば間違いなく行って損はすることの無いイベントなので、22日に行われる横浜公演に迷っている方がいたら、迷わず行くと良いでしょう。BDやCDは絶賛発売中ですが、一度体験すれば円盤じゃ物足りなくなることは確実です。

※更に、横浜公演では公演終了後に、登壇したChouchoさん達とのハイタッチ会も行われることが決定したとのこと!やはり迷っている人はいくしかありませんよ!

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