高木さんのアニメ2話もとても面白かったですね。ニコニコでも1話が1週間で50万以上の再生数を突破し、非常に多くの人が注目しているようで、この作品を追い続け、推し続けて来た自分の目が間違っていなかったなと感じて嬉しい限りです。
ちなみに、あしたは土曜日パートは最後ED後に固定かと思いきや、そうでもないようで。
習字
とりあえず言いたいのですが、「習字」は習字の作画、めちゃくちゃ拘ってましたね…筆から僅かに飛び散る墨、紙へのにじみ方、紙の表側にある横線、裏側へ透けたりと、実際に撮った習字の動画をそのままアニメにしたのではないかと思う位のすさまじい習字の再現度でした。
あと割と原作のまんまなんですが、高木さんの字は非常に綺麗で、西片君のは少し線がブレていて、小筆で書く名前が細くなかったりと、2人の字の違いもはっきりと表現していたり。あの小筆で書く「片」って漢字、本当にあんな漢字になると思うんですよね。サナエは陸上部なので「走」、ミナは「おやつ」?「おかし」?という字が見えたり、他にも勝訴や焼肉を書いていたりと、クラスメイトの書いた字も原作から補完していました。
1話でもそうでしたが、原作に無いコマとコマの間にもきっちりとクラスメイトを描いていて、本当に丁寧に作っているなぁと。
衣替え&英訳&プール
あしたは土曜日パートの「衣替え」。フライングと言われてちょっとシュンとする声が、良い感じにサナエにハマッていると感じました。
「英訳」は割と会話が増えてましたね。朝はご飯食と判明した西片君。何故彼はビックリ箱にこだわるのだろう・・・そういえばあれは二度と使ってないですね。
「プール」は原作だと実は唯一?の2年生の時の話なのですが、アニメでは1年の時の話になったようで。原作には無かった、西片君の想像が追加されていたのは良い改変ですね。ぷくーっと膨れる高木さんはちょっと可愛すぎます。そこに声まで付いているわけで、破壊力が高い。
あと、原作でも遊ぶミナとサナエに対して、この時からビート板で泳いでるユカリがちゃんといるんですよね。ここが彼女らの初登場シーンと言えます。
このまま全力で行ってくださいお願いします
2話でも作画の崩れ等は一切無く、動画も声もばっちり噛み合ってて良いアニメになっていました。それだけにあの習字の執念のような拘りとかを見ると、ここから崩れていかないかが少し心配になってきますね。声だけでなく表情も特に大事なこの作品、失速してしまうとそれがそのまま魅力の現象にも繋がります。どうか最後まで走り抜けてくだせぇ。