さて労働、仕事について少し書いていきませう。いるかは分かりませんが、ここに辿り着く大学生と新社会人がもしいたら参考になればと思う。
就職活動
まず、大学3回生~4回生が大抵やる就職活動について。受からないことが普通なので、たとえ何度落ちても自分を卑下しないこと。
自分もそうだったのですが、特に将来やりたい仕事もなく明確なビジョンが無い人は、言われるがままに就職博とかで就職活動を初め、マイナビやリクナビを使い大企業を中心に選んで履歴書を出したりするのではないでしょうか。
しかし、大企業が求める人材は要求されるスペックが高く、何より人気なので倍率も凄く高くなる。そんな非常に狭き門ばかり選んで突撃して弾かれて、自分はダメな奴とか考えるのはただの自爆ではありませんか?
むしろ相当に優秀だと映る人で無い限り、落ちて当然です。
大事なのは、大企業だから安心、高給取り、というイメージを捨てること。そして大企業に落ちたからって終わりだとか思わないこと。
大企業に落ちたからって人生のお先真っ暗とか、そんなの誰が決めた?
むしろ中小企業であろうと、業績もよく福利厚生や給料、賞与だってばっちりな所は沢山あります。探せば見つかるのに、気づかないだけなんです。
また、地元就職をしたいのならハローワークも使いましょう。マイナビやリクナビにはない求人も、ほぼ毎日追加されます。ただし、求人詐欺も紛れてるのでそこはしっかり面接の時などに見極めることが大事です。
そして何より大事なのは、就職活動の終わりというのは、社会人の始まりであること。そこで終わりなのではなく、むしろそこからの労働が本番なのです。
なので卒業までにと考えず、むしろ就職浪人しても焦らず、更に半年~1年くらい掛けてでも納得の行く就職をした方が将来的にも良いと思います。
普通に考えてみましょう。せっかく新卒で入社してもすぐに辞めたら、それまでの就職活動は実質、壮大な時間の無駄になりますよね?受かりやすいからと、焦ってブラック企業に入ることは一番避けないといけないパターンです。
個人的な基準としては、相当な思い入れが無い限り企業で選ぶのではなく、自分の考える労働条件に合致する企業を選ぶべき。たとえば・・・
・仕事の内容
・働く場所
・働く日時
・休日
・福利厚生
など。極端な例として挙げると、アニメの聖地が好きなので仕事の内容など選ばずそこで働ければそれで良い!という人もいますしね。
また、就職活動が始まる前からやりたい職種があるのなら、その職種のバイトを始めておく、というのも一つの手段です。例えば経理をしたいのであれば、税理士事務所等でバイトとか。就職活動開始の時点で経験を得ているのは強みです。
一度入社したら3年は働くべき?
さて、新社会人になると仕事が辛く感じて、誰でも一度は辞めるべきか考えると思います。そしてネットで調べると、必ずこんな一文が目に入ってくるはずです。
「3年は勤めてから辞める方が良い」
個人的な意見としては、これは絶対にNOです。
何故ならこの意見自体誰が言い始めたのかも分からないものだし、今の転職の実態とはかけ離れていると思うからです。
実際、もみじさんだって既に26という年齢で二度転職しており、しかも前回の仕事はたった4ヶ月で辞めておりますが、再就職出来てます。
多少の経験なんぞより、20代という若さの方が重要です。
しかし、辛さの度合いは人によって変わるのでこの辺は難しい所。仕事が増えたりとか残業が多すぎるとか休日出勤まであるとか上司がぶちのめしたい位むかつく野郎だとか、色々ありますからね。どうしても譲れない部分が限界を超えかけている、もしくは超えているなら辞める検討の余地があります。
また、よく見られる思考として「今辞めたら次の仕事なんてすぐに見つからないかも」「すぐ辞めるのは根性が無い人だと思われそう」「自分が辞めたら会社に迷惑が」というのがあると思いますが、んなこと考えるのはアホです。
不確定な不安要素のために動けないのは愚の骨頂、やらない後悔よりやる後悔をするべきだし、他人の評価なんて気にしたら何にも出来ません。一人辞めた所で悲しいかな、組織の活動は止まらないので自分が辞めたら迷惑を・・・とか考える必要はないです。
転職ってのは自分の為にすることだから、自分の都合だけを考えれば良いのです。
・・・しかし。ここまでの書き方だと新社会人が転職することが前提みたいな書き方になってるような気がしますが、勿論のこと、今の職場に大きな不満も問題もないなら働き続けて大丈夫です。どうせ年金貰えるまで働かなきゃならないんだから、条件や環境は良い方が当たり前。今以上を望むべくも無いなら、そこでの仕事があなたの天職なのでしょう。
ただ例外を挙げますと、ブラック企業ならば一日でも早く辞めるべき。割に合わない給料で朝から深夜までこき使われロクな休みもないのなら、生涯に渡って働く場所にはなりえません。体や心を壊したり、ましてや死んだら何の意味もありません。
結論
これだけは忘れないこと。
一番に大事なのは仕事じゃなくて自分です。