京セラドーム大阪って、昔は大阪ドームって呼ばれててね。その時からあのぐるりと囲むリングが特徴的でさ。まだその頃は近鉄バファローズってチームがホーム球場にしてて、オリックスはまた別のオリックスブルーウェーブって球団だったんだ。
何度か近鉄の試合を観に行って、球場内のマクドで御飯食べたり、球場内ゲーセンで遊んだり、隣のデパートで買い物とか、色々な思い出がある。京セラドームに代わった後も、気まぐれにオリックスバファローズの試合を観に行ったりもしたなぁ。
・・・その次に京セラへ来るのがアイマスのライブとか、自分の人生どうなるかなんて分からんもんだわね。
アイマスは凄い、そのP達も凄い
というわけでして、京セラドームで2025年12月13日14日と、2日間行われるアイマスの20周年記念の合同ライブ「MOIW2025」、当初はスルーしていたんですが20周年のこの規模かつ大阪開催という高条件、今後二度とあるか分からないという風に聞いたものでして、3次抽選だけダメ元で申し込んでみたらステージサイドで1日目だけ当たりまして。
ライブという文化を知らない身として、これも一つの学びと経験と考え、期待半分不安半分なまま、京セラドームへ行ってきました。
以前から自分を知ってる人ならご存じの通り、私は学マスまではアイマスを完全スルーしてきた男。他マスなんてニコ厨的な知識以外はミリしらレベル。そんな野郎がこの20周年という記念すべきライブの抽選枠を一つ奪って参加したのはガチな人間からしたら許し難く、全落選した人からお前のせいで行けなかったんだぞ土下座しろと言われても仕方ないのは分かっておりますが、こっちだって1日目には学マスからリーリスの3人と花岩さん(リーリヤ)、他マスで渕上さん(西住殿)や大空さん(福田&かわいいかわいいマリオちゃん)やレジェンドにくぎゅ(コナセン)とかがいるんだから、リーリヤPでワ民でガルおじである以上はこの面子を前にして行かない選択肢なんてあり得ないんだよね。
というわけで、電車凄そうだから難波から普通に歩く。同じような考えの人がちらほら。というか、なんばもアホみたいにPがわんさかいた。間違いなく金曜からのこの3日間はなんばはバトルシティと化していた。あんなにPがいるなんばとか2度と見ないかもしれない。ちなみにサイリウム売ってる店が凄まじい行列だったので、地下の広告だけでなく恐らくそれも原因。
難波からそんな遠くないし、ちょっと歩いていれば見えてくるんですねぇ。何年経ってもあのリング状の通路が目印。そんで橋を渡ればもう目と鼻の先、ここから凄まじく人が増え、その殆どが一目でPと分かる人達ばかりだったわけですが・・・
もうドーム前に着いたらね、凄かったよね。正面入り口前は勿論のこと、外周ぐるりと一周するまで、山ほどの人。そのほぼ100%が全国はおろか海外からも集まった、筋金入りのP達。秋葉で昔見たラブライバーとか、大洗で見たガルパンお姉さまみたいな、缶バッジを敷き詰めたようなバッグは当たり前で、それ以上に何かもう凄い身の回りや服装の人も沢山いた。学マスぬいを12人全部入れたバッグの人なんかもいたし、複数のブランドの担当をまとめて装備しているPも沢山いた。
それに対してこちらはシルヴェスタのアクキーやリーリヤぬいを鞄に付けている程度・・・ぱ、パワーが違い過ぎる・・・!
でもただ気合を入れているわけじゃなくて、名刺交換という文化を勤しんでいたり、今日出演する担当の熱い布教活動をしていたり、そしてなんか沢山の人が集まって合同写真を撮っていたり。歴戦のP達にとっては今日が日本シリーズのような、Pとしての一つの集大成みたいな日でもあるんだなって感じた。
20年も続くブランドのパワーと、その年月によるP達の積み重ねをちょっと甘く見過ぎていたなぁと痛感したのでした。
実を言うと、そういった歴戦のP達が持つ、長年の”熱”を感じてみたいなぁと思っていたのが理由の一つ。良い歳になったからこそ、今を構成している趣味や生き甲斐への自分の情熱の向け方と、今後もいつまでも向け続けて良いのか、みたいなことを最近ちょっと考えていて、ある種その極みにある人達の熱量から、何かを感じ取ってみたかったのだ。
・・・まぁ、それで思ったけど、そもそも最初から悩むことなんて無かったよなと思う。今楽しい面白いって感じてるものを曖昧な感覚で今手放せるわけねぇよな!って当たり前のことだよね。
ライブって凄いんだなぁ
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#アイマスMOIW2025_day1
ご来場&ご視聴
ありがとうございました!🩷┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈🩷
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— アイドルマスター公式 (@imas_official) December 13, 2025
ライブ終了後に公開された今回のセトリが↑。自分は10ゲートの上段でした。ちなみに入場前に白線リーリヤのフィギュア原型とかの展示とかを見忘れたまま入ってしまいました・・・
唯一撮影が出来たvα-livの時に撮った写真がこちらで、これでまぁ大体の位置は分かると思うんですが、ほぼほぼ真横なので右側のスクリーンは見えないし、センターバックステージが見えないというちょっと致命的な席。でもまぁ、ライブ初参加の身なので、ドーム全体のサイリウムの光が良ーく見える位置なのは却って良かったのかもしれない。綺麗に赤と白で分かれているのとか、タイミング良くオレンジに切り替えたりとか、会場のP達が全力で楽しんでいるというか、観客も一体となってライブを作るのがその光だけでもよく分かったから。
それに、こんな位置でも間違いなく楽しくてあっという間の4時間だった。学マスに限っても初やキャンパモ、アイリスにハッピーミルフィーユにしゅきしゅき等を生で聴けて合いの手に乗れたのは貴重な体験。ハンバーガーへの愛を叫ぶ手毬、UNIQU3にリーリス等、確かに!としか言えないような越境の数々に、唯一の学マスからのソロがしゅきしゅきという大抜擢。
リーリヤPとしても各学マス曲に加え、花岩さんのハピミルや乙女よ大志を抱け、スペードのQを生で観て聴くことが出来たので、これだけでも元が取れた。でもリーリヤPなのに紅組の席だったんだ・・・花岩さんも正反対の位置だったんだ・・・!
他マスの唄も楽しいし、そこに他ブランドからアイドルが越境してこの日だけのユニットで歌うっていう豪華さが凄かった。SideMは男性陣カッコいいし、ボーイッシュ系のアイドルがMの唄を歌うのも合ってたなぁ。
他のP達は各唄の出だしで一瞬で反応して絶叫どころか、多分泣いてる人も普通にいたと思うし、隣の女性PはSideMの担当で各唄のサイリウムの振り方も完璧な方だったり。誰がどの唄に越境していることの意味とか、そういう”熱狂”とも言える周りのP達の興奮に置いてきぼりだったのは、日の浅いP故仕方ないが、振り返ったら勿体ないことをしたと、後になって思うのだろうけど。
それでもライブという文化が良いものであると、それを知れたのがこの日のMOIW2025で良かったと、心底思えた新参Pの1日でした。
・・・しかし、あのウンババってのは一体・・・?








