今年から行ったことのない奈良県内の温泉や銭湯をもっと積極的に開拓しようということで、次なる場所を調べていた所、奈良県中部だと平群町の信貴山に信貴の湯という温泉があるみたいなので、この3連休にそこへ日帰りで行ってみることにしました。
・・・そう、信貴山のことはなーんも知らないまま行ったわけです。観光地である信貴山のことを、何一つ!こいつ本当に奈良県人なのだろうか・・・?
まぁともかく、山なのでどこから向かうかでルートも変わるのですが、今回は分かりやすいルートを父から教えてもらったので、大和路線の架橋が掛かる大和川の南側から渡っていくことにしました。仕事で何度か通ったことあるし、この辺までなら土地勘もある。
渡った後は右折する。王寺駅辺りからこの辺までの大和川の護岸工事、ずっとやってるんですよねぇ。
そして三郷町西の交差点を左折して、道なりに坂道をずーっと登り続けると、信貴山線の合流地点に差し掛かるので、ここで信貴山線に入る。
まだ途中ですが、この辺でも十分高所で、王寺町や三郷町を眼下に収めることが出来ました。
そのまま道なりに沿って進むと、撮った時間が前後していますが橋が架かったダムや信貴山観光ホテルが見えてきます。この辺りが信貴山の観光地としての到着ポイント。有料の駐車場やバスの停留所もこの辺にあります。
・・・というかですね、本当に何も知らずに来たこの辺り、片や吊り橋、片やバンジーが出来たりする2つのダム湖だの、3つ星ホテル&旅館だの、果物狩りや動物への餌やりが出来る農業公園だのetc…と、観光する場所がたっくさんあるんです!だというのに、無知なこの男と来たら!
まぁとりあえず、そんな観光スポットを全無視して、目的地である「信貴の湯」に到着。結構な高さまで登って来たので、遠くに見える街並みがまた良きかな。まだオープンから3周年ということで、比較的最近作られたみたいですね。弱アルカリ性の天然温泉ということだそうですが、立地を考えると観光ホテルとかと源泉は同じなのかな?
位置的には先ほど述べた農業公園「信貴山のどか村」の中にあるような感じ。メニュー豊富なレストランに加え、2階にはスパも併設されています。
温泉としての設備としては大浴槽2,水風呂1、露天風呂,洗い場、サウナと、特別な浴槽とかはなく非常にシンプル。また、大きな温泉とかにある風呂上り後のくつろぎスペースみたいなのも、クッションはあるけどかなり狭いし漫画とかも設置はされていません。
なのでまぁ、信貴の湯だけを目当てに行ったらそれ程・・・と感じるかもしれませんが、そもそもここは観光に来た帰りに温泉に入ってご飯食べて、とかの目的で入る場所だと思いました。信貴山に日帰り温泉があると考えたらとても爆アドに感じられます。
本当にここだけを目当てに来たら他の温泉に比べるとどうしても厳しくなりますが、観光の疲れを癒すのに入るのであればピッタリな場所です。周りにはバイカーとかにもピッタリなフラワーロードや、生駒山直通の信貴生駒スカイライン等もありますからね。
風呂上りはしっかり水分補給をして、くつろいでから帰路に着きました。今回は本当に信貴の湯に入っただけで帰りましたが、次に来る時はまた違った感想を抱けるように、信貴山をしっかりと観光してから入浴しようと思います。