ワールドトリガー 第248話 若村麓郎④ 感想

今年最後のワートリの掲載でございます。来月は休載ですが、2月には28巻の発売が待っております。そして今月号はワートリのカレンダーが付録についているので、実物の雑誌の方も需要が高くなっていますね。今回はそっちも買いに行かねばならぬ。

うん、こいつらマジで上澄み過ぎるんだなぁ

て、Tetsuji Arafune・・・半崎が凄い顔しとるぞ?(汗 指導という名目で半崎をメニュー作りの試験体にもしとる、意外とろくでもない所が明らかになった。ま、まぁ半崎は鍛えられるし半崎を参考にして後進育成の為の資料も作れるしで一石二鳥ではあるんだが、あるんだが!?

半崎の口癖の「ダルい」、確かにダルいダルい言われたらジャクソンは嫌なんじゃないかとは少し思っていたが、ここで本人がそれに気づくとはなぁ。本人にとってはそんな意識は全く無くて、「これはダルいな頑張らないと」みたいな感じで口に出していただけだったと。実際、それでジャクソンが誤解していたのも多少は悪影響はあったのかもなぁ。

そんなジャクソンが臨時隊長に選ばれた理由、ヒュースの推測という形ではあるがようやく判明。なるほど、下の者を育てる教官か。確かに現状って、見習いのC級が正隊員の何倍もいるのでそれの成長を付きっ切りで面倒見ようにも非常に厳しいものがある。にも拘らず、実質的に組織の歴史はまだ4年、底上げに構う余裕はなく、ぶっちゃけ木虎みたいな出来る奴がどこからか生えてくるのを期待しているような状態。だからこそスカウトもしてるんだろうし。

でもって、今回のヒュースとジャクソンへの評価やコメントから察するに、現状の正隊員から見習いでくすぶっている隊員を適切に指導出来そうな人材を更に選ぶとしたら、相当限られる印象がある。というか、本当に今のメインキャラ達って、マジでボーダーの上澄み連中ばかりなんだなってのが一層今回ではっきりしたというか。

ジャクソン応援勢は人が成長するには切っ掛けや長い時間が掛かるってのを実体験とか込みで分かってる感じで、恐らくコツコツと積み重ねたり試行錯誤を繰り返して苦労した比重が大きいタイプ。恐らく教官の適正はこちらの方が高い。

辛辣な側は直感型や天才肌な人間に多い。ヒュースの言った教官の適正の乏しさを示している気はする。マキリッサは審査する様子を審査されているという自覚があったとしても、そこまでレスバしてボロクソに言う必要ある?って思うし、間違いなく後輩の指導とかには向いてない。

ただ、加古さんと風間さんに関しては在籍が長いので、風間さんの言うように甘ったれるのが早いって感覚なのかなぁとは思う。でも加古さん、あまりにヒェッとするコメントやめてください泣きます(汗

真衣さんは一体どんな人生を送って来たのだろうか・・・そして宇野、お前メールとかなら普通の口調なのね。あと天羽はジャクソンの何なの?君はジャクソンが好きなの嫌いなのどっちなの?凄く後方後輩面している感はあるけど。そして佐伯隊が振るわなかった理由の一端も垣間見えたな、うん。佐伯本人がこれでは、そりゃあ頭打ちになる。

とっきーの親御さんは恐らくハンター読者なのかなぁと、ベストスコアの話で思った。ジンが言った「道草を楽しめ」と同じことだよね。しかし、ここで突然のとっきーの過去開示とか、誰も予想してなかったよなぁ・・・ホントいつ誰の村が爆破されるか分からないのがワートリという作品だわね。

遅れても気づけたことが嬉しいって古寺の感覚は好きだなぁ、遅れてても確かに今追いついていっているって考え方、良い意味でのプライドの無さがあってこそって感じ。にしても、古寺のその気づきを理解するのが一番遅かったのが三浦なのも、前回のヒュースの話と通じる所があって納得してしまうんだよな。

いよいよ6日目の試験が始まるわけだが、果たして修はどんな策を用意しているのか。どう考えても本人の口ぶりに対して、やたらと効果的な気がしてならないのだが。

ジャンプSQ. 2025年1月号 Kindle版

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