ゲッサン2024年8月号 マネマネにちにち・からかい上手(?)の西片さん 感想 

山本崇一朗先生の新連載「マネマネにちにち」、いよいよ本日発売のゲッサンより連載開始。そして西片さんも次回で遂に最終回。元高木さんも再来週には最終回となり、高木さん関連はこれで一旦完全に終了となります・・・

そういえば小豆島の方では今年の虫送りが無事に開催されたようで何より。実写公開記念のバスツアーも売り切れたそうで、あの綺麗な島がこの機会に賑わうのであれば非常に良いことだと思います。

マネマネにちにち


告知されていた通り、とある高校の硬式野球部の女子マネージャー3人の日常を描く、山本先生待望の新連載。高校生ということですが、これまでの連載作品よりもやや等身が高めなのが絵柄の特徴と言えるでしょうか。

凜やヒカリの系譜である黒髪で男勝りな渚茜、見た目はギャルだけど野球は3人の中で一番好きな一ノ瀬かりな、ゆるふわ天然っぽいけど無自覚ドSで魔性の女っぽい姫宮ユキ、この3人でお送りしますが、茜の幼馴染の烏丸、かりなにトキめいてる柴田、ユキの元カレと今カレの草薙と下原と、最初から3人とこれから深く関わっていきそうな男子も登場。

あと渚は自分でも言う位そこそこ発育が良い。山本先生の作品の主人公なのに。でもおデコは頑なに守ってる。山本先生ですね。

3人娘の日常と言うと「あしたは土曜日」を思い浮かべる読者も多いでしょうが、あちらは本当に中学生3人の他愛もない日常だったのに対し、こちらは高等部や野球部のマネージャーとしての日常ということもあり、また違った雰囲気。そして彼氏がいたり幼馴染から好意を向けられていたり、3人とも脈ありの男子がいるのが大きく違う所。

男子達も名前や顔はしっかり設定されているので、いわば「あしたは土曜日」を作風のベースとしつつ、「ツバキ」での多人数も取り入れ、そして時には男子とのラブコメ展開も起こり得そうという感じで、これまでの山本先生の連載のノウハウ全てが詰まってそう。如何様にも展開が出来そうで、どんな方向性でこの先の連載が進んでいくのかとても楽しみです。

からかい上手(?)の西片さん

全10話と告知されていた通り、今回は最終回一歩手前。そしてここで「夏祭り」。本家はラストを、アニメでは2期と劇場版のラスト、そして元高木さんでも大代君と大事な約束をした295話と296話、いずれも印象的というか、本家でもスピンオフでも高木さんという作品内で象徴的なことが起きてきた舞台。

前回の柱では「2人の夏が始まる!」とのことだったので、今回は夏休み中のお話を何かして、次回に夏祭りで〆るのかと思っていたのですが、夏休み中は結局たまに街中で偶然会う以外、2人で何かしたりもせず夏祭りを迎えたようで、ここは高木さんと西片君とは違う所ですね。

しかし大代君への夏休み前と違う感情を抱えたまま夏祭りに来て、もう会えないのではという不安に駆られ、約束していなくても場所が分かり、駆け出した先に相手が待っていたこの構図は、やはり本家のあの2人のようでもあって、リスペクトに溢れています。

そして幼少の頃に花火をバックに自分へ告白した大代君へ、ようやく思い出したちーちゃんもまた花火をバックに「おかえり」と伝えながら手を取る。本家へのリスペクトと元高木さんの回収と、これ以上無く見事で美しい展開です。

大代君の気持ちが変わっていないことも分かっていながら、まだちーちゃん自身は好きという気持ちがどういうものか分からないまま迎える最終回。高木さんと西片君は夏祭りがゴールとなりましたが、次回でこの2人にはどんなゴールが待っているのか、名残惜しいですが楽しみに待ちたいと思います。

ゲッサン2024年8月号(2024年7月12日発売) [雑誌] Kindle版

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