遂にサンドランドのゲームの発売日がやって来たぞおおおお!!1!!
はい、というわけでねこの日を待っていましたええ待っていましたとも。PS5に買い替えた理由の一番がこのSANDLANDを快適な環境で遊ぶ為でしたから。体験版を触った段階で期待が更に上がっていましたが、ようやくこの時が来た。
鳥山明先生原作の漫画「SAND LAND」のゲーム化。全1巻の単行本を膨らませて去年8月に映画化、ディズニー+ではその続編を配信しており、ゲーム内容にはその続編部分も含まれている上、ドクタースランプやドラゴンボールで描かれてきた数多の鳥山先生デザインのメカにも乗り込んで広大なオープンワールドを冒険出来るアクションゲームになっています。
今日から机の上にも一番くじのアクリルスタンドを置いて即席サンドランド空間の中で日付変わった瞬間から遊んでおりました。眠気が来て4時間位する前に寝て、仕事から帰ってまた3時間程遊んだ現状、神ゲー認定です。
濃縮鳥山明ワールド&丁寧な世界観の掘り下げとゲームらしいアレンジ
ぶっちゃけ、サンドランドの原作が好きな人には問答無用でクリティカルヒットする作りになっていると思います。基本は原作の流れにやはり沿って進行するわけですが、冒頭の国王軍の車を襲って水を奪い魔物の里に戻り、魔物たちに水を配るのがチュートリアルになっており、立体的で数多の魔物たちがいる魔物の里の中を自由に動き回る所から始まるわけです。
全容が全然分からなかった魔物の里の中が徹底解剖され、そこに暮らす魔物たちそれぞれに個性付けもされており、彼らの普段の暮らしぶりや性格が伺えるようになっています。もうこの時点で神ゲー過ぎる。
そんな冒頭からのこのタイトルバックのOP。もうファンなら100人中100がふぉおおおお!って言っちゃう奴ですこれ、私は実際ふぉおおおお!ってなりました。マァジで原作を丁寧に扱おうという姿勢が伝わってきます。
それだけに飽き足らず、サンドランドにおいて過去に起きた事件、こんな世界になってしまった後の人々の厳しい暮らし、国王軍の横暴っぷりなども、会話や収集物のフレーバーテキスト等から伺えるようになっています。ピッチ人についても序盤から割と見逃せない情報があったり、世界観をゲームという媒体の中で深く掘り下げようという方向性が伝わってきます。
また、続編アニメのフォレストランド編から登場する女性キャラクター「アン」は、本ゲームだとOPから登場。更に作品の象徴的存在である戦車104号を奪う過程で出会い、戦車には4人で乗り込んで一緒に旅に出るという大胆なアレンジが施されています。
その為、原作や映画ではいなかったシーンにもアンがいたり、誰もいなかった戦車の右側ハッチからアンが顔を出していたりという違いが本作にはありますが、しばらく進めたらアンは町のメカニック係として留まる形で離脱したので、本格的にストーリーに関わるのは恐らくフォレストランド編からでしょう。
そもそも戦車の入手経路も、シーフが食糧と水を盗んだ町で戦車の話を聞いて近くの基地へ奪いに行ったというものになっているし、更に盗んだ戦車はメンテ直前のものでガタが来ていたので修理が出来る町へ、しかし更なる問題が発生して別のスポットへ・・・と、原作を大幅に肉付けしてゲームらしい展開で方々を旅する冒険となっているので、原作とも映画とも配信アニメともまた違うサンドランドに本作はなっています。
一方で冒頭の水を奪うシーンが昼間だったり、映画でカットされたセリフや構図が採用されているので、開発時期的にもベースはアニメではなく原作っぽいです。各媒体との違いを楽しむのも一興でしょう。
まだ始めて10時間も経っていない為、解禁したマシンもパーツも少なく、町の発展やレベル上げ等も始まったばかりで、秘密基地は未解禁。ですが、やっぱり戦車で魔物や人間と戦うのはクッソ楽しいし、広大な砂漠を走り回れるのも楽しいし、原作や映画で触れられなかった部分が拡っていくしで、今の所めちゃくちゃ満足しています。めっちゃ寄り道とかもしそう(してる)ですが、GW中には何とかクリアを目指したいと思います。
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