Thisコミュニケーション 第31話 聖ディオニシウスの説教 感想

何らかの天秤と何らかのメーターってなんだよ(困惑

吉永君のとんでもない置き土産

前回、研究所へ戻る前に周囲の探索を許可したデルウハ殿。いくつか嘘を交えループしたことは隠しながらも吉永君と二本足をどう倒したかはある程度詳細に説明し、探索の刻限も来てさぁ帰るぞーって段になって簡易トイレに入ったら、何とデルウハ殿は閉じ込められてしまった。吉永君は最後までヘンなヒトで終わってしまったか(´・ω・`)

ごめん1時間だけ!あと1時間だけ!と子どもみたいな(子どもだよ!)言い訳をして更に探索に出掛けてしまったハントレス達。ループをしていても実際には物資を消費しているので、それがバレないようにしていたのがこのままだとバレる!とデルウハ殿は焦るわけですが、事態はループの件どころじゃない状況に・・・

動物の本を見つけてみちがカワイスギクライシスの宇宙人化してたけど、これも最終的にあんまり印象に残らないからとんでもないよ今回の話。

だってあの引きからたった1話でまたハントレスvsデルウハ殿になるなんて誰が予想した。しかもこれから戦いが始まろうとしている一方で、イペリットも何か妙な動きをしている描写がある上、にこが血の操作に覚醒しているというオマケ付き。

それに何より、よみは今回デルウハ殿の味方にならないのが絶望感ある。というか、よみがヤンデレ化するなんて誰も思わねぇよ・・・「あんたがどんなに最低殿でも氏んでほしくない、だから檻に入れて守ってあげる」って、よみの口からこんな言葉が出てくるとは。どっちかと言うと、にこの方が言いそうなイメージがあったよ。

こうなった原因がコピルハ殿を倒す為に脳に記憶を入力したあの作戦ってのが、一難去ってまた一難と言うか。吉永君が手に入れた能力が「記憶を光体に変換し信号として脳に送り込む」というもので、そのやり方故に記憶の情報を持った光体が周囲に拡散していて、それが開けっ放しにしていたカメラのレンズに集まり、全員が覗き込んだ為にコピルハ殿と同じく記憶の入力が始まっていた、と。マジでカメラを開いてたのが大惨事だとは。

次のページ開いたらいきなりにこが頭吹っ飛ばされてるイメージが2回も出てきたけど、これもデルウハ殿の脳内だけではなく、実際に全員がデルウハ殿の記憶を見ていたのが妙な違和感の正体か。よく見たら1回目は研究所、2回目は雪山でにこが実際にデルウハ殿に頭吹っ飛ばされた時の記憶なんですよね。

説明しようとした瞬間にギロチンの時の爆速説明が出てきてショボーンとしたり、めっちゃヤバい事態のはずなのにギャグにしか見えないの面白すぎる。ホントこの漫画から摂取出来ない笑いがあるわ。そしてホントに持ってないねデルウハ殿。まぁでも、ホントに今までやって来たこと全部が巡り廻って来ているから毎度の如く因果応報なんだけど。

30話の最後のナレーションによると「この日について」大きく後悔したらしいので、ここからの三度目となるハントレスvsデルウハは世界を救う発言以上に決定的な出来事がこの後に起きるような気がしてならない。煽り文もまるで全てに決着を着けるみたいな雰囲気を出してるし、第一部完!みたいなことになるんだろうか。

とにもかくにも、今頃オスカーはあの世で大爆笑しているんじゃねぇかなぁ。

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