奈良県の南の方へ車で行ってみた 9月17日(土) ジビエと良いお宿と会席料理

先月のお盆休み、家で結局ゴロゴロしていたのは痛恨の極みだった。もう30↑だというのに、休みにゴロゴロしてばかりではあっという間に爺になって、もっと若い頃にあれもこれもしていれば!と後悔しそうな自分がそこには見える。

はい、そんなわけでして5月以来の車で遠出する宿泊の旅。とは言え台風も迫っていたので1泊2日を前提に、奈良県の南部の方へちょっくら足を伸ばしてみることにした。17日の午後から出発して、目的地は吉野川の手前、大淀町の宿。

・・・南に行ったつもりだけど全然南部じゃないね、まだ奈良の北半分の範囲だよここ。吉野川を超えたらもうその先は殆ど山の中。吉野川で中部と南部が分かれてるってイメージで良いのかな。

道中を楽しむのが旅行というもの

橿原方面から行く場合は169号線を走り続ければ良し。イオンモール橿原を通り過ぎ、橿原万葉ホールがある交差点で右折、そのまま明日香村方面へひた走ってれば到着します。

なので途中で明日香村を通りがかるので一旦下車して道の駅で休憩することに。前にここまで原付で来たことがありますが、今調べたらあれがもう約4年前と言う衝撃・・・そんなに行ってなかったのか・・・最近になって明日香鍋食べるのも兼ねて久々に行きたいと思っていたのですが、早けりゃ来月にでも泊まりに来ようかなと考え中。

あすかルビーのソフトクリームとイチゴシロップのソーダ。ソフトクリームの方は酸っぱいと感じる程にあすかルビーの濃厚な味が楽しめます。ミックスもありますが個人的には単独で食べるのをお勧め。ソーダも後味にイチゴの甘みが効いて美味しかったです。

さて、明日香村を出発してひたすら169号線を南下していくといずれトンネルに差し掛かり、そこを超えるとすっかり山の中・・・とまでは言わないものの、徐々に人里から離れつつあるような感覚に。そして大淀の道の駅があったので、ここで遅くなりましたが昼食に。

この辺りから道の駅では鮎やあまごの串焼き等の川魚や葛、杉や桧の加工品等、吉野や奥吉野方面の名産等が買い食いの屋台やレストラン、お土産等の中心に切り替わった印象。途中のトンネルがある意味分岐点という感じですね。

更に食べ物にはジビエ料理もこの辺りから名物に加わっています。せっかくなので、お昼は「鹿と猪の焼きカレー」を注文。うりぼうのローストや自家製トマトソース等も付け合わせ。

ゴロゴロと大きくカットされたジビエ肉と野菜に、溶けたチーズの絡んだ焼きカレー・・・めちゃくちゃ美味しかった。この道の駅で食べるべき一品の一つと断言します。

腹も満たされたので運転を再開。少しすると吉野川沿いまでやって来たので、一旦近くのローソンで車を停めて河原へ。雨が少し降って来てはいましたが、大きな川のせせらぎは目も耳も癒されますなぁ。

こんなにお安くて良いのですか&こんなに豪勢にして良いんです

道中を気ままに走らせながら、5時前に到着したのが本日のお宿「松月館(しょうげつかん)」。吉野・大淀・五條の辺りで宿を探していたら、こちらが一泊二日朝食付きでおよそ6,000円と非常にリーズナブルだった上、五條・吉野・南とどこへ行くにも中間点となって非常に良い場所だったので宿泊を決定。

更に今回はワクチン接種割で2,500円引き、更に更に泊まるまで知りませんでしたが「いま奈良キャンペーン」で2000円分のクーポンまでいただき、実質1,500円で泊まれてしまいました・・・い、いいんですか本当にこのお値段で・・・?

部屋も2部屋分のスペースだった上、テレビも見れるし無線はおろか有線LANケーブルも完備されているという至れり尽くせり感。流石にお風呂は共用の普通の風呂ですが、小さな民宿ながら満足度が高いのも頷けます。奈良の中部・南部の旅行で泊まるならもってこい。宿に泊まるのも一期一会ですが、良いお宿に巡り合えると嬉しいですね。

そして肝心の晩御飯。お宿がこんなに安かったなら、その分晩御飯はケチケチせずにお金を使おう!と思い、近くの割烹料理店「三笠」へ足を運んだ私。4,400円する会席コースを注文。

ツイートのツリーに全部ぶら下げていますが、刺身や豆乳鍋、鮎の塩焼きや鱧の天麩羅、奥吉野のの名産であるうどんのようなもっちり感のある「深山そば」等、美味しい日本酒をおともに楽しみました。旬の鮎も食べられたし、豆乳鍋は出汁が凄く美味いし、深山そばはお土産に買って帰るのを検討する美味しさだったし、本当に美味しいものを沢山食べながら美味しいお酒を呑めて、ケチケチしないのは正解でした。

その後は歩いて戻ってお風呂に入って、お茶を飲みながら部屋でゆっくり過ごして、12時ごろに就寝。こうして17日の活動はおわったのでした。

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