今月もやって参りました、ワートリのお時間です。
そして25巻も発売です！！！
描き下ろし情報(/・ω・)/万歳
噓吐きブロッコリーと隊員達の水上隊が目印のワートリ第25巻は、第214話から第223話までの「遠征選抜試験⑫～㉑」を収録。2日目の戦闘シミュレーションの開始から3日目の開始直前までの様子をお送り。
勝手が分からないまま各隊がシミュを進める中、水上敏志が他の隊員に情報をシャットアウトし一人で全てのコマを操作するという、自身のスペックをフル活用した作戦により水上隊は2日目にして大幅リードを取りましたが、その波紋は他の隊だけでなく水上隊内、そして評価するA級隊員達にも広がり・・・？
先月のジャンプスクエアを読めば今月の最新話まで追いつくことが出来ます。
Q&Aは7月に公開されたものが殆どでしたが、久しぶりのバレンタインのチョコの数、各隊の1日目の晩御飯を掲載した「ボダメシ」、そして恒例のカバー裏と、今回も情報が、情報が多い・・・！折り返し部分がまさかの組み合わせ過ぎた。そしてこの人本当に人間・・・？
歌川君、料理も出来るとかお前は何が出来ないんだ・・・！？イコメシは盛り付けも凝ってるし、のの飯は分かるわーって感じするし、ポカリも何か凄いし諏訪隊は女子力！、東さんは自炊感溢れるし今ちゃんマジで圧倒的。熊ちゃん飯も美味しそうだし日佐人も凄いし、流石に1日目だけあってどの隊もちゃんとした御飯作ってましたね。意外と自活能力も高い男子が多いんだなぁ。
カバー裏は片桐隊の紹介。ようやく彼らについて詳しい情報が手に入ってホクホク、と思っていたら強化レーダーがバッグワームを無効化するとかいう観測手の詳しい情報もサラッと載ってるし、最後の最後に加古隊の杏ちゃんが幼少の頃から来馬先輩片想い勢というとんでもない爆弾が仕掛けられておりました。ちょっとぉ！？草壁早紀の諏訪隊との繋がりも相当な爆弾だったけどこれも大概だぞ！？
モテグラフじゃそこまで・・・だった仏にガチ恋勢がいたなんてビックリである。片桐隊の面々が仲の良い相手も判明したし、ワートリ二次創作界へ衝撃が走ったのは間違いない。ダブルレイガスターが天羽と仲良しってのは意外だけど、ちゃんと天羽にも友達がいて何か安心しました。
香取隊②にふさわしい回
今回のタイトル、これまで続いて来た「遠征選抜試験」じゃなくて「香取隊②」。あれ？と思いましたが、読み終わってみればまさしく香取隊のお話でしたね。
やる気スイッチョフした香取はただのしかばねと化し、言語を喪失して何を言っても「う〇こ」としか返さないう〇こbotになってしまいました。おい女子高生！JKの尊厳すらもかなぐり捨ててやがるこのカトリーヌ。結局晩飯当番も放棄して修が手伝うことに。
一方若村隊。やはり今日も最下位ってのはジャクソンも超堪えてた。しかもヒュースが指揮した対戦の方が自分が指揮した時より成績が良い始末。更には初日のヒュースのカンニング案を試そうと提案するも、全員殆ど共通課題が終わってて最早あんまり意味が無い・・・と踏んだり蹴ったり。
事ここに至り、ようやく若村は自分の決断力の低さを自覚した。この試験の中で気づいて成長するとは予想されていましたが、思ったより早く気づけた印象があります。それと同時に、香取が自分とは正反対で善し悪しはともかく即断即決であるとも思いだした模様。そこまで気づけたならここから変わっていくはず、頑張れジャクソン。
さてその決断力がある香取は晩飯の時間になってもまだ抜け殻。飯にも手を付けず、「香取隊の評価」というワードに反応したのかそのまま寝てしまったのでした。とそこで他の香取隊の面々に電話するのを提案する修。おっ、これは本当に予想していた通りの展開に！？
・・・とはなりませんでしたね。結局香取隊の面々への電話は直接の解決策にはならず。ただやはり付き合いが長いだけあって、香取のことはよく分かっていますね。自分がそうしたくないという誠実な理由で香取の欠点を話すことを断る華さん、素敵だわ。
それを廊下で電話してた華さんの声がキクッチーにだけはバッチリ聞こえてるのが細かい。今更欠点を勝手に話した所でヒビが入るような仲じゃないと、菊地原が2人のことをちゃんと理解しているってのも分かりますね。あれは修へ協力してあげなよって意味より、友達認定してる華さんの心中を分かってて敢えて言ったって感じがします。
まさかミューラーが6ページにも渡って修と電話するとは。そのおかげで今回香取がスイッチョフした理由も読者目線だと分かりましたね。要するにミューラーやジャクソンがミスる程度では不機嫌にはならないし、むしろ逆境には燃えるタイプ。
ただそれは、自分が頑張ればどうにか出来る状況だから。今回は自分が頑張っても順位の低い若村隊と北添隊をどうにかすることは出来ない、どうにも出来ない状態だからスイッチョフした、と。順位が低いことよりもそれが一番の理由だったわけですね。なーるほどなー、似てるようで違うねこれは。まだ香取葉子っていうキャラの事を理解し切れていなかったみたいだ。
そして解決策が、まさか冗談半分に言われていた「とりまるをダシにする」が正解だったとは。修がそんな人でなしなこと言うのかが一番疑問だったけど、話の流れでならあり得るか。にしても香取の食いつき具合が予想以上だった、ページめくって草生えた。弟子にダシにされてデートの約束させられたのに修達の為ならと了承するとりまる、ちょっと聖人が過ぎる。
修、烏丸先輩の人気知らなかったんだ・・・というか、女子だけでなく男子からも人気高かったんだとりまる、それは我々読者も知らなんだ。それこそ一大勢力な規模って、そんなに？？
とにもかくにも復活した香取、エースの調子さえ良ければ諏訪隊はもっと上を狙っていけるはずですが、さて4日目からどうなることやら。