忍者と極道 第69話 御祭り騒ぎ 感想

なんでも合法(アリ)、これ程ピッタリな言葉も他にあるまい。帝都八忍最後の一人「雄鷹斗女」、大暴れの回。

イケメン軍団、想像以上の心底驚愕ェ奴ら

68話で先生や丸亥大臣がアニメのキャラを想起していましたが、作者神(サクガミ)が休載する程の作画だったイケメン軍団の正体はそれらアニメのキャラをトメたんが精巧に作ったカラクリ人形。つまりあの世界におけるアニメのイケメン達がそのままの姿で目の前に降臨して自分達の命を救ってくれたわけである、官僚の皆様が心底羨望(マジウラヤマ)。

元ネタは聖闘士星矢にテニスの王子様、シャーマンキングにツイステッドワンダーランドetc、ありとあらゆる創作世界のイケメン達があっという間にタガの外れたチルドレン達を蹂躙。これだけの描き分けと作画カロリー、68話だけでなく今週の作画もかなり大変だとお見受けする。

自動操縦なのか遠隔操作なのか気になっていたが、操縦法はビックリ仰天の脳波コントロール。わーお宇宙世紀だぜ!しかも自分が操って代わりに手足として戦う軍団を「現代版の分身の術」と解釈するのは意表を突かれた。このイケメン軍団は化学で再現された忍術ということか。最後の一人が自身の肉体で戦う特異体質ではなく、正しくなんでも合法(アリ)な戦いというのも忍極らしいバカバカしさに溢れててとても良い。

しかも操ってる本人はその間無防備なんていうよくある弱点も無く、イケメン軍団を操りながら自分はライブ視聴してくつろぎ屁をこく舐めプを百合2人に見せつけ、命懸けで襲い掛かって来た片割れもジェット噴射で離脱からのロケットパンチ暗刃「完全無敵乙女砲(ラブずっきゅん)」で返り討ち。いやもう本当になんでもアリにぶっ飛んでるなトメたん!?

イケメン軍団を見ての通り、からくり人形が暗刃を再現出来ているので脳さえ無事ならば自分の体すら生身である必要はないということか。今までシルエットやお兄ちゃんズの存在から少女と思っていたが、年齢不詳の類なのでは。まぁそうだとすると忍装束がドギツイことになってしまうけど。

数多の首飛び芸を見せてきたこの漫画だが、これはいよいよ文字通りに首が飛ぶ所が見れる気がして来た。ジオングヘッドとか、真説ボーボボのバブゥみたいに、脳を守る為トメたんの首は脱出ポッド兼ねてるんじゃないか。脳波で操っているという説明があったが故に、脳波が乱れると力を発揮できないという分かりやすい弱点が既に明示されているので無敵ってことでもない。恐らく歌で脳を揺さぶったりするだろうゴミ屋敷女が天敵なのかな。

とにもかくにも、最後の忍者トメたん、イケメン軍団で女の心を、ロボットで男の心を掴むバカバカしい位のぶっ飛びっぷり、あらゆる意味で最高の援軍。今までも面白かったけど彼女の参戦で更に面白い漫画になりました。

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