実質ウルトラマンZの第26話だったウルトラマントリガー第7話

令和のティガこと「ウルトラマントリガー」、1話だけは見たんですけど何となく以降の視聴をしていなかったのですが、本日放送の7話で遂にハルキくんとゼットさんが約束通りお盆(をちょっと過ぎて)帰ってくるとのことだったので視聴しました。

・・・いやぁー、これ1年前ウルトラマンZを最後まで視聴して楽しかった人が皆思ったと思う、「これが遥かに輝く戦士達から続く、ウルトラマンZの第26話だ」って。それ位Zの雰囲気に溢れ、ストレイジやハルキ達の後日談としても最高の客演だったと思います。あの当時、「ウルトラマンZ全50話」というタグ大喜利に中の人達も反応しておりましたが、それが本当に叶って新たな始まりになった気分です。

これはどう見てもウルトラマンZの本編だろう(混乱

冒頭からキングジョーストレイジカスタムを強奪して地球を離脱するバロッサ星人(四代目)を追うゼット・・・と、宇宙用装備をしたセブンガーをバックに流れるZのBGMで開幕10秒で興奮せざるを得なかった。最終話で言ってた特空機の宇宙適応がセブンガーファイトで既に完了していたらしいが、それと同じ宇宙用セブンガーが出てきたから、これがあの最終話以降のストレイジやハルキの物語でもあるのが分かるから良い。しかも声だけとは言え、セブンガーのパイロットとしてヨウコ先輩もいるんだからたまんねぇ。ハルキもストレイジも、共にあの別れの際の約束を果たしたのだ。

・・・まぁそういう真面目なのも、まるで1話のゼロみたいにブルトンに巻き込まれた後はシリアスムードが終わり、実質自爆しちゃったバロッサ星人とそのお供の鳥と、異次元トンネルの中でハルキがイチャコラし始めて、「あぁ完全にウルトラマンZのノリだなこれ」という気持ちに。ハルキ的にはライザー破損してメダルも奪われるという重大事件起きてるのに、あのBGMとZのノリだとまるでピンチに見えないんだよなぁ。

あとあの冒頭、ウルトラマンZ要素しかないのに流れたOPはウルトラマントリガーのものだったから「ご唱和k・・・あれ?」ってなったよね。普通にいつものOPが流れてくると思ってしまう位、ウルトラマンZ本編の冒頭感に溢れていた。

しかしハルキとゼット、「自分が助ける側になって巻き込まれる」「自分のライザーが破損する」と、師匠と兄弟子両方と同じ体験をすることになろうとは。そして兄弟子と同じく、客演した側のアイテムで変身。しかもZ本編ではとうとう見れなかったオリジナル形態のゼットへの変身とぐんぐんカットから、更に「ご昭和ください 我の名を!」が流れながらトリガーとの共闘!何これ最高なんだが。おまけにオリジナル形態でベリアロクを使った戦闘までやってくれるとか、もうこれ以上ないものを見せてもらった。

それでいて肝心の変身はゼットへの初変身以上のぐだぐだっぷりを見せてゼットは足の小指を負傷しハルキは2度スパークレンスを掲げるわ、相変わらず怪しいゼット語が飛び交うわ、バロッサ星人はお供の鳥がトレジャーハンターと妙な張り合いを見せるわで、面白くて熱くて笑えるZ本編のノリそのまんま。

総括すると、本当に最高なウルトラマンZの続きを見せてもらったとしか言いようがない。しかも来週は本編じゃなかったストレイジカスタムが敵になるというまさかの展開に、ウルトラフュージョンも解禁で、更に楽しい続きが見られるようだ。実質26話に続く実質27話、来週も絶対に見なければならないね。

ちなみに、そのウルトラマンZ本編はこれを書いている2021年9月4日現在もプライムビデオ会員は全話視聴可能なので、もしもまだ見てない人は是非とも見て欲しい。本当に1本の特撮長編として面白味しかない作品だ。

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