忍者と極道 第58話 ダンデライオン 感想

読んでいる漫画の感想はせっかくだからブログにも書こう第2弾、ということで4月から読み始めた「忍者と極道」も毎週月曜に最新話がマガジンポケットで更新されるので、その感想を書いていきましょう。

そもそもどういう作品?

多分まだ知らない人も多い漫画だと思うので、軽く紹介。

作者の近藤信輔先生は、かつてジャンプで「伊達センパイ」を連載していた方。名前を言われれば思い出す位には、私の中でもインパクトがあった漫画ですが、あのぶっ飛び具合とは別ベクトルでぶっ飛んだ漫画です。

内容は端的に言うと、「忍者と極道の頃し合い」。なんですが、忍者は超人(チート)の集団で善サイド、極道は数と麻薬(ヤク)で対抗する悪サイド。正体を知らずに忍者側と極道側の若者が親交を深めており、いつお互いの正体が完全に露見して敵対するのかが見所の一つ。

忍者側の圧倒的「個」の武力に、「数」&大幹部の8ボスの力が加わって、ようやく忍者と相討ち出来るか否かという戦いが続いており、お互いに8人いるメイン所も徐々に減ってきています。吹っ切れた当て字の数々、ポップコーンみたいに当たり前に飛んでいく生首など、人は選びますが一度読んだら忘れられないインパクトを持ちハマる人はとことんハマれる作品です。

脳筋の意味が違うだるぉ!?

総理官邸への割れた子供達(グラスチルドレン)襲撃により始まった新たな戦い。忍者は誰も脱落しない中、割れた子供達は幹部も悉く倒れ、残るはガムテと(舞踏鳥)プリマ、そして(黄金球)バロンドールのみ。しかし総理達はモブチルドレン達が狙いを付けており、彼らの安否も注目される状況。

忍者(しのは)の正体が極道(きわみ)にバレかけながらも共闘する(黄金球)バロンドール戦。隙を作る為にしのはが前進し、きわみさんが消火器に向けて発砲した所で前回は終了。

ここで1秒ヘルズクーポンを使うことは予想していましたが、きわみは更にただの発砲ではなく、殺島の極道技巧「狂弾舞踏会(ピストルディスコ)」でバロンドールを攻撃。忍者が一瞬、消火器でニ瞬、そして三瞬目が跳弾。確かにナイフと拳銃で戦うスタイルでしたが、ここで殺島の技巧(たましい)を受け継いで突破口を開くなんて、極道さん偉大ェっす。・・・これ、極道さんは最終的に惨蔵みたいに全ての極道技巧使うのでは?ガムテはドスだし。

三瞬まで隙を作られたらバロンドールも対応できず、ここで首が飛んで退場。消火器の煙幕でお互いにトドメを自分が刺したと思っているので、まだ正体はバレないようですね。ここじゃないとすると、どこでバレるんだろうなぁ。

バロンドールの過去、他のチルドレンとはまた違う方向に救いがない。子を憎み妬んで幸せをぶち壊そうとする親、現実にも間違いなくいるだろうから、今回のは妙にリアリティを感じてしまってキツいわ。ガムテに救われるって言葉の説得力が重すぎる。

・・・が、脳筋(ノーキン)のバロンドール、脳ではなく筋肉で動くとかいう訳の分からん理論で、首が飛んだ後の体が普通に動いてるという戦慄するような事態が起きて今週は終了り。いや、脳が筋肉、筋肉が脳ってどういうことですのん(汗 ここに来て一番人間辞めてる奴が忍者側でなく極道側に生まれるとは思わなんだよ、というか首が動くとか鬼ですか貴方?それとも全身に脳機能を移したライナー?

首が飛ぶ=決着というのが一つの流れだっただけに、良い意味で意表を突かれた感はあります。そもそも忍者側の最初がダルシムみたいに腕が伸びる爺さんだったし、ここまで来たらジオングみたいに四肢を有線で切り離せる奴が出てきてもおかしくないっすなぁ。というか超技術のサイボーグとかロボットがまだいないのが不思議な位だと思うようになってきた、もうこの漫画なら何が出てきても驚かない自信があります(多分

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