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『#ウルトラマンZ』第25話(終)「遥かに輝く戦士たち」🔹強敵デストルドスの猛攻で深刻なダメージを負ったハルキとゼット。
一方ストレイジは、ヨウコ救出のため決死の総力戦に挑む!
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— ウルトラマンZ / ウルクロZ 公式 (@ultraman_series) December 19, 2020
あぁ~・・・クッソ面白かったウルトラマンZ(ゼット)・・・ラスト1話で見たかったものや製作陣がやりたかっただろうことを全部詰め込んできてて、最初から最後まで大興奮しながらとても綺麗に終わってて、「最高の最終回」という言葉が自然と出てきました。
他のウルトラマンで完走したシリーズは殆どありませんが、過去も未来も自分の中ではゼットが基準となってしまいそうな位、半年間駆け抜けたこの作品はメチャクチャ面白かったです。見てますか吹原さん、皆が絶賛してますよ・・・
最初から最後まで最高の最終話
遂に来た特空機の揃い踏み、空中落下中に遥か空で輝きながら最後の変身&正体バレという最高に熱いラストバトルの開始、最後の最後でオリジナル形態とゼスティウム光線で〆る決着という怒涛の展開でしたが、あれがたった1話とは今でも信じられません。
セブンガー・ウインダム・キングジョーの集結はいつか来ると思っていましたが、まさかここで来るとは。しかも搭乗者はハルキ・ジャグラー・バコさんという、各機とも本来の乗り手じゃないのに抜群のチームワークを見せて、ヨーコの救出まで持って行ったのは本当に熱い。ゼットに並ぶ主力として、特空機達も最初から最後まで頑張ってくれました。こんなの見せられたら今からでも特空機&べリアロクを全部揃えたい子が沢山増えちゃうじゃありませんか。・・・あ、そういえばクリスマスですね?
ウルトラマンには付き物の正体バレ、バコさんにバレただけで終わる可能性も考えていましたが、最終話恒例のシームレス変身と一緒にしてくるとは豪華過ぎる。デルタライズクローでの戦闘は後期ED、オリジナルでのラストバトルはOPを流してきて、どちらも非常にマッチしていました。
個人的に、最後の最後にオリジナル形態で勝ったのが良い。とても良い。ある意味こういう展開ではお約束とも言えますが、そこに燃えない男はいない。あんなに頼りなかったオリジナルの印象が、最終的にガラッと変わりましたからね。きっと3分の1人前を卒業したことも示しているんでしょう。ハルキも難なくキングジョーを操縦していましたし、2人の確かな成長の証が見れました。
ヘビクラショウタとしての最後の戦い
そして何と言ってもジャグジャグ。24話でオリジンサーガの一件が今でも在り方の中心にあることが判明しましたが、ハルキが至った結論と同じで何だかんだで「自分の手の届く範囲にある命」は決して見捨てられない男。今までハルキやヨーコやユカ、他隊員達の危機を幾度と救い、死んだと思った時は本気で絶叫していたのも頷ける。最後の訓示で皆の身を案じたのも紛れもない本心だろう。そうやって光が所々ダダ漏れしちゃってるから大人気なんだぞ、そういう所だぞお前。
ヘビクラショウタとしてこの地球で戦い続けた彼を、ストレイジの仲間達は正体がバレても誰一人態度を変えることなく隊長として変わらず信頼を置き、彼もまたライザーを失ってもウインダムで戦った。この最終話、徹底して「ジャグラスジャグラー」としてではなく、「ヘビクラショウタ」という一人の隊員としてストレイジの皆と戦っているのがエモいんですよね。今まで一人で戦ってきたジャグラーが、互いに心から信を置ける仲間を、絆を築いたのが。
そして最後の戦いで倒れたハルキとゼットに、他の隊員達と共に送った光の中に、紛れもなくジャグラーのものも含まれているのもエモい。相手がハルキとゼットとは言え、ウルトラマンに八つ当たりでウルトロイドゼロを見せつけようと考えていた男が、ウルトラマンに声援を送って彼らを支える光の一部となっているんですよ。ガイさんが知ったら一体どんな顔をするんだろう。
手の届く範囲にいた存在を取りこぼし、ウルトラマンに自分の正義を否定された彼が、ウルトラマンとは違う、ウルトラマンには出来ないやり方で地球を守って、自分の大切な人達は誰一人失わず、こっそり去ろうとしても追い掛けてきて再会を望んでくれるユカに、笑顔を返して別れることが出来た。ジャグラーにとってはこれ以上無く救われた終わり方になりましたね。
正体バレ以降はセレブロの存在感も食いかねないと言われていましたが、終わってみればハルキとゼットを食わず、セレブロの不気味さも無視されずと、あれだけ人気のキャラが再登場してレギュラーだったにも関わらず、絶妙なバランスで立ち回っていたように思います。この辺も本当に見事な脚本でした。
特撮好きには文句なしにおすすめ
ジャグラーの件とか過去作を見ていないとより深く分からない部分もありますが、基本的には予備知識ゼロでも一本の特撮作品として非常に面白いウルトラマンゼット。今年の流行語のベスト10に入ったことからもその面白さ、注目度が伺える人気を維持したまま完走しました。
それだけに、来週の総集編をもって放送が終わってしまうのは、ウルトラ寂しい気持ちでいっぱいでございます・・・
ウルトラマン恒例でいつまで見れるかは分かりませんがプライムビデオなどでは全話見放題、来月にはブルーレイの上巻も発売されます。今から見ても決して損はしない、大人も子どもも揃って楽しめる特撮番組なので、是非ともご視聴ください。