ここから遂にEDが変更。パーキッツの歌う「Love letter」になります。これまでのしんみりするEDとは一転したラブソング、歌詞からするとミスティからのジェッターズ入りの返事を待っているマイティのようにも見えますね。
そして38話、メカードの暗躍と超小型ワープ装置の登場、MAXの復活により、後半の物語は加速していきます。
第37話 蘇るMAX
オヤボンさんからもらったB-1グランプリ決勝戦の録画を見たジェッターズ一同。33話でゼロがミスティと一緒にいたのを思い出したバーディは、彼が何者なのか確かめる為シロボンとシャウトと共にミスティのいるジャンク星へ。何気にシャウトとミスティは今回が初対面。あとバーディ、やはりミスティ相手だと昔の頃の雰囲気に戻るのが良いですよね。
ちなみにDr.アインはその録画をコピーさせてもらう代わりに、ボン婆さんの秘密をシロボンに教える約束をしていましたが、この爺さん嘘つきなので・・・。まぁ約束を破ったのはシロボンが先なんですが、誤魔化す為にかけてるそのグラサン、ちょっと待てオヤボンさんのじゃないか。ボムスターになったんじゃなかったのかおい。しかも嘘つき嘘つき嘘つき!って、その台詞をこんなギャグシーンで使うなシロボン。
バーディはバーディで、来て早々に悪口言われてキレて喧嘩始めた挙句、「黙れガキとジジイのくせにコノヤロー!」って、ガヤだからってかなりノリの良い感じで言ってたり。ただの仲良しか!
一方その頃ヒゲヒゲ団。ムジョーに対して「何で出場してるねんカップを奪えば良いだけじゃろ!」と至極ごもっともな指摘をするバグちゃん。悪の組織が正攻法に走ったらある意味お終いである。当初は盗む為に来ていたミスティの方が賢かった。
視聴者目線では26話のラストの時点で分かっていたことですが、「MAXがアンドロイドだったこと」がジェッターズの面々に判明し、ミスティも自分が拾ったアンドロイドの正体を知ることに。しかしこれにより、「アンドロイドがボムを投げられた」という新たな謎も浮上。前半2クールだけだと、一つの区切りが付いたように見えてMAXが結局何者で、何故マイティと同じボムが投げられたのか、分からないまま終わっていたりする。
しかし製造番号から付けられたゼロという名前、謎のフラッシュバック、MAXとは似ても似つかない穏やかな性格、右手で投げるボムと、本当にMAXなのか?という情報も実はかなり多い。それだけに余計MAXという存在自体の謎も深まっています。
ところで今回、「カニバズーカボンバー」ってのが敵のスーパー合体ボンバーマンなんですが、なんですが・・・まさか、カメバズーカの一字違いでカニバズーカだったり?
あとミスティから「クソガキ」呼ばわりされているので、ボンバーガールのシロンもキャラの方向性はやはりクソガキだと思います、はい。
第38話 大発明を守り切れ!
Dr.アインの助手だったガスケッツ博士の作った、終盤の重要アイテム「宇宙に一つしかない超小型ワープ装置」の護衛にやって来たジェッターズ。本当に助手なんだけど、ここまでに嘘つきおじさんムーブが多かったので誰にも信じてもらえない博士、哀れなり。
今回の敵であるツバメボールボンバー、フレンドボムを投げたり、友達100人出来るかなと言ったり、間違いなくキャプテン翼が元ネタですな。でも小型ワープ装置は完全にラグビーボールの形状で、皆ラグビーのユニフォームに着替えて最後はキックしてゴールポストを通過。なんでこいつら突然ラグビーを始めてるんだw博士2人も何故か着替えてるし、お前ら何やってんのw
冒頭、ボン婆さんからマイティが行方不明になったと告げられた日のことを夢に見たシロボン。シャウトは正体を知って困惑していたミスティの様子から、ゼロと呼ばれる今のMAXは記憶を失くして悪い奴でなくなったと判断したけど、兄ちゃんの仇が生きていたと分かった今、シロボンは落ち着いてなんかいられないし、許せるわけがない。
当然と言えば当然だが、10歳の少年には本当にドギツい現実。許せないってことは、自分でまた倒すってことになるが、そんな乱れた心ではMAXを倒せないのは26話で証明済。何故シロボンはいつまでも辛い目に遭わなければいけないのだろうか。
そうしてMAXへの怒りへ震えるシロボンを見て、子どもを心配する大人の顔を見せるDr.アイン。細かいけど、こういう所が丁寧でジェッターズの作風の良い所だし、シロボンは未熟だし隠し事が出来ないからこそ、事情を把握して皆が見守り、助けてくれているってのがよく分かる。これもマイティとの明確な違いか。
今回のアインは明確に今までとは違うシリアスな空気を漂わせ、以前からメカードのことを知っており、彼がやがて動くことも予期していたようで、人には言えない何か重大な事実も抱えている模様。バーディに調査してもらう前からMAXがボムを投げられる理由にも大よそ検討が付いていて、優秀な科学者の顔を覗かせています。
一方でゼロの方は脳裏にメカードの姿が浮かんだと思いきや、突然猛スピードで空を飛んでミスティの下から去ってしまった。その後、メカードがMAXを完全に修理して、彼がメカードの部下であることも判明し、見るからにMAX=ゼロに思えるのですが・・・?