アプリに超最強学園とBGMが登場したらしいのでパワプロクンポケット4について語りたい

PS4とVITAの方で以前少しやっていたけど、アプリの方は未だにやっていないパワプロですが、昨日からパワポケとのコラボが始まり、何と対戦チームとしてパワポケ4の甲子園決勝の相手であるエリートのエリートによるエリートの為のエリート学園「超最強(グレイテスト)学園」が登場し、その試合ではパワポケ4の試合曲が流れるという私を泣かせるような仕様になっているとか。

彼女候補には7の真央ちゃんと10のしあーんも登場だそうですが、数ある高校編の中からまさか4が抜擢されるとは。

そう、私このブログでは言ってないですが小学生~中学生にかけて1~5までパワポケは散々遊びまくっていた男。その中でも特に4が一番好きなのです。14作も出て完結したパワプロクンポケットですが、最推しは4。間違いなく4。それ位好きです。せっかくだから今夜はパワポケ4について語っちゃうぜ。

小さな島で呪いを解く為に甲子園を目指す

パワポケが高校編・大学編・社会人編・プロ野球編・一部例外で構成されているのは大体知られているような気がしますが、4はその中で2回目の高校編。医者の父親と共に「日の出島」という小さな島に引っ越してきた主人公が、この島の「日の出島高校」に編入して甲子園を目指す、というのが流れ。以降も登場するメガネの山田君は本作から初登場です。

しかし引っ越してきた時に戦時中に亡くなった島民の慰霊碑を倒してしまったことで主人公には呪いが降り掛かり、部員は神隠しに遭い部室は燃えたりと散々な目に遭い、更に自分自身が神隠しに遭う可能性を伝えられ、その甲子園を目指す過程は命懸け、というシリアスさが同居しています。ある意味高校編の2作目でありながら、後に続く「普通のサクセスやらせろよ」感はこの頃から既にバリバリだったわけです。まぁその前の3がサイボーグだし既に遅いけどな!

実際、2年目は試合に負けると部員がランダムで一人消えてしまうという恐ろしい仕様になっていて、ここで9人を下回ればその時点でゲームオーバーになってしまいます(尚、実はこれによって主人公は裏サクセスの世界に飛ばされています)。

クリアだけなら超低難易度&自由度に溢れた設計

しかし、実の所は呪いの真相も含めてそんなにシリアスなもんでもなかったりします。そもそも高校生編、それも小さな島が舞台なのもあって、BGM等も含めて全体的にはのんびりした雰囲気が漂っています。私が4を好きな理由の一つが、パワポケらしからぬ?と言っても良い日の出島の雰囲気です。神曲と名高いあの「四度目の桜」ばかり注目されがちですが、それ以外のBGMも非常に良いものばかり。個人的には甲子園に来た時のBGMが、演出も相まって凄く印象に残っています。

更に言うと、2年目は試合に1勝しないとゲームオーバーですが、実は9月の試合で負けても、その後に週が切り替わる前のタイミングでリセットすれば試合に勝ったことになるバグがある為、人数に一人余裕があればそれだけでもうクリアも同然なのです。何せ、3年目に入った時点でクリアが確定という非常に緩い難易度なので。

そこに加え、1と同じく1年目は島内や学校をうろついて仲間を集める必要があり、2に登場したアイテムの概念がほぼほぼ継承されており、3で登場したお金の概念はアイテムの購入や試合に必要な部費として採用されてたりと、色々な意味で1~3の良いとこどりをした、この時点でのパワポケの集大成のようなゲームだったりします。

特に「お金を稼いでアイテムを買う」、という4のこの仕様が独特の攻略法を確立しており、経験値も稼げるバイトでお金を増やし、これを元に大量にアイテムを買い込むことで休むコマンドを一切使わないという育成法が基本となっています。それ以外にもやる気回復のアイテムや治療系コマンドを使う必要のない薬、経験値が通常より多く貰えるようになる野球道具など、とにかく4のサクセスはお金があれば何でも出来るという社会の縮図も現したものになっています(そうだろうか

極めつけが、以降も登場する黒野博士の研究所。言ってみれば年がら年中ダイジョーブ博士の手術を受けられるというシリーズ全体で見ても類を見ないうろつきポイントです。流石に一回一回の効果はあちらほど高くありませんが、それでも成功率は一番低い時でも45%と破格の高さ、更に手術の効果は非常に細かく大量に設定されていて、運が良ければ強力な特殊能力も沢山得られるので4の表サクセスで強い選手を作りたければここに行かずしてどこに行く?と言わんばかりの重要施設。

とにもかくにも、4の表サクセスは本当に自由度の高さと、小さな島という舞台そのものを売りにしたサクセスになっているのが特徴です。

最初はRPGから始まったオールスターな裏サクセス

まぁ言い換えると、以後恒例となっていく裏サクセスの記念すべき初実装もこの4なので、強い選手を作るなら裏をやれ、表はサクセスそのものをシミュレーションゲームの一つとして楽しめ、という作りになっているとも取れますね。

そして裏サクセスの実装により、本作からはサクセスが二種類楽しめるようになったのですが、その最初の裏サクセスは「RPG風ファンタジー編」。パワポケ君がいつもの服装で剣と盾で戦うという極めてシュールなものになっています。「野球人形」の登場も本作から。

この裏サクセス1と言えるRPG風ファンタジー編でも、以後の裏サクセスと同じように過去作も含めたキャラクターが多数出演しています。表では野球少年や女子高生だったキャラ達が、異世界風の服装になって登場しているのは時代が早過ぎた異世界転生と言っても良い、一見の価値があるビジュアル。

パワポケを買ったと思ったらRPGも遊べる!?と当時驚いたちびっ子は私だけではないはず。そして表より強い選手を作るべく、試行錯誤を繰り返し、時にパワポケ君が死んでしまって努力が水泡に帰した回数も数えきれなかったのは私だけではないでしょう。

超能力だのサイボーグだの知るか!

他のサクセスとの違いとして挙げられるのが、以前と以降のサクセスとの繋がりが大きくないことです。

7とか8辺りからサイボーグだの超能力だの、ジャジメントだのツナミだのが出てもう意味分からなくなっていきますが、4のサクセスはそういった空気はまだ欠片も無い頃のものなので、次作に繋がるような伏線とかも一切なくこれ単体でしっかり完結しているのも良い所です。

一応、大神君やその父親、黒野博士の初登場する作品ではありますが、本作ではただのチョコレートアレルギー天才球児・ただの金持ち親父・ただの変な科学者の爺ちゃんなので何も悪いことはやっていないし、以降に出てくる社会の裏で変なこと企てている連中との繋がりなんてものも一切見えません。綺麗な一話完結のパワポケなのです。

今でも十二分に通用する名作

高校生編だけに、元祖><のマネージャーの唯ちゃん、神社の孫娘の天本さん、本土にいた頃の友達の秋生等、彼女のJK達も可愛いし、デートの為にバイトだけやって金を貢ぎまくる3年間を送る、なんて駄目高校生ライフも遅れたり、とにかく好きに遊べるパワポケ、それがパワポケ4。

今から遊ぶにはGBAが必要ですが、まだ遊んだことがない人でもきっと後悔はしないだろう名作なので興味を持ったら是非とも遊んでくださいな。