スキレット担いで金剛山に登って山頂で肉を焼いてきた

ダイソーではスキレットが300円で売っているという情報を入手し、早速買ってきてシーズニングを行って表面をピッカピカにしたのが3週間前。いつでも使えるようにはしたものの使う機会が無かったけど、虎視眈々とその時を待っていた(シーズニングって何ぞやという人は調べるかゆるキャン△をとりあえず読もう)。

で、本日その機会がやって来た。父さんの金剛山への登山に着いていきました。たまには一緒に来いとよく言うので、私としてもちょうど予定もない日曜日だったので今回行くことにしました。

金剛山は良い山だ

奈良と大阪の境目にある金剛山は、登山道も多いし道も整備されていて、大体1時間半~2時間程度あれば山頂まで着ける登りやすい山。水も上から流れていて、木々や水の音が心地よい。凍る真冬は危険ですが、水の流れている所をずっと通るルートもあったりして、夏場ならさぞ涼しいことでありましょう。

勿論標高も1000mは超えている為、上に行けば行くほど景色も素晴らしいです。毎回来るたびに見ているはずなのですが、見るたびに感動していますね。たまにしか父さんと一緒には行かないのですが、行く度に降りてきて体がくたびれていても、登ってよかったという満足感を抱きながらいつも帰路に着いています。

ちなみに本来ならロープウェイで山の上まで手軽に行くことが出来るのですが、安全上の問題で現在は休止中。それに伴い利用客が減ったことで宿泊施設も8月で休館になってしまったそうです。鴨料理、気になっていたのですが・・・

そんな今回は冬の登山で寒いので、いくら登りで汗をかくと言っても体がどれくらい暖まるか分からなかったので大洗で以前買ったプラウダボトルにあつーい紅茶を入れて行きました。これが良かったですね。結果として体が暖まっても、休憩で留まったりしたらすぐ寒くなってしまいますし、山頂まで温度が保ったので上でもすぐに暖まれました。

実験を開始する!

予定通り、登り始めてから1時間半程度で山頂に到着。ここにはライブカメラが設置されていて、1時間ごとにこの広場の様子を撮影した写真がホームページに載ったりしています。あと山頂では登頂回数の記録が行われています。

勿論、ここまで来た人をお出迎えする売店もあり。おでんやうどん、丼ぶりやお汁粉なんかが食べられる食堂の他にも、こういう所だからこそ置かれ続けてるカップヌードルの自販機があったりして、冷えた体を暖められます。

・・・まぁ、父さんがいつものように水とガスコンロと小さい鍋とラーメンを持ってきてくれていましたので、私達は利用しないのですが。疲れた体で食べる山頂でのラーメンやコーヒーは、普段の何倍も美味しいんですよねぇ。しかし、今回の私にとって大事なのは暖かいラーメンではない。ここで焼く為に持ってきたスキレットとサーロインステーキだ!

牛脂をまず引いて、コンロに火を付けて肉を投入!すぐに肉の焼ける音と煙、そしてジューシーな匂いがしてきました!山の上ではあまりやらないような贅沢、傍を通った他の登山者にスゲェと言わせましたよむふふ、他の人の反応が見たくて持ってきた部分も少しあったので良い反応を頂きました。

実験は無事に成功!山の上でよく焼けた熱いステーキを肴に、ノンアルコールビールを流し込む!何という贅沢か!サイズ的にもこのスキレットでちょうど良かったですが、やはりサイズはそれほど大きくないので、6等分したサーロインステーキを3切れに分けて2回焼くことになりました。また、最初に牛脂を投入しましたがこれが不要。脂が多すぎてめっちゃ跳ねてしまいました。肉から出る脂だけで十分みたいですね。

間に鶏肉も焼きましたがこれも無事に成功。タレを付けて焼き鳥とノンアルビール。これも登山では今までやらなかった贅沢。どちらも私は勿論、父さんも満足していたので持って行って良かったです。ただ冬にやると焼いてる間は寒いので、出来ればこの時期はあまり登山では使わない方が良いかな?とも思いました(汗

使用後のお手入れも忘れずに

帰宅後、すぐにタワシで擦って汚れを落とし、更に熱して水分を飛ばしてからオイルを塗って後処理。使うたびに手間は掛かりますがスキレットにはその価値がありますね。

今回は肉を焼くだけだったので、次回は他の調理もやってみたいなと考え中です。

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