任天堂がいよいよマリオとゼルダのVR対応となり、今後VRはどういう発展をしていくのだろうか

遂に来ましたね・・・switchのニンテンドーラボでVRゴーグルが発売されるというのは以前発表されましたが、4月26日に「スーパーマリオ オデッセイ」と「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」のswicth二大巨塔がVR対応タイトルになるアップデートが行われると発表されました。

マリオの方は専用のモードが追加、ゼルダはほぼ全編VR対応。特にゼルダの全編対応というのが、どれほどVR化をしているかはともかく、この2タイトルでまずやってくる辺りに任天堂の本気度が伺えます。しかもアップデートは10連休の前日。こりゃ急遽、10連休の予定をVRにする人も生まれるのではないでしょうか。

何より素材が段ボールだからVRゴーグル単品セットなら4000円程度という破格の安さのおかげでPSVRと違い手軽に買えるというのも普及に強力なアシストとなりそうです。

あと、恐らくスーパーマリオくんではVRゴーグルのネタが拾われるでしょうねw

VR=一人称の時代はとっくに終わっている

しかしエゴサをしてみると、まぁ出るわ出るわ、VR=一人称という固定観念に縛られた人々の無知な嘆き。マリオもゼルダも今回は三人称視点のままVR対応となりますが、三人称なら意味が無いだのやらないだの、VRに対する認識を誤った人々の見当違いな声が沢山。

だからVRの三人称の可能性は、とっくにPSVRのASTROBOT(アストロボット)が証明しているってのーに!

いかんせんアストロボットの知名度が低いが為に、知らない人が多いのも無理はありませんが、昨年に既に、それも任天堂ではなくソニーが、正にVR版スーパーマリオ64を作っているわけで、(あまりに無知な反応に)笑っちゃうんすよね。

当然ながらアストロボットを知っている人は期待しかしておりませんし、無知は罪とはこのことでしょうか。

・・・ただ、個人的に気になるのは、とりあえずまずマリオとゼルダの既存タイトルをVR対応にするとして、今後のゲーム開発はどうしていくのか?ですよね。それこそアストロボットはVR専用タイトルとして、VRに特化した作り込みをしているが為にあれほどの完成度を誇るVR三人称ゲームとなっています。

ともすれば、仮に任天堂がアストロボット並かそれ以上のVRマリオ等を作る場合、当然ながらVRに特化せざるを得ないんじゃないかなーと思うので、VRに対しては一部ゲームの対応という形で作っていくのか、ガッツリとVR専用のゲームも別に作っていくのか、ちょっと気になっている所です。それこそ任天堂はIPが豊富ですし、恐らくメトロイドプライム4はVR用に作り直しとなっているでしょうし。

ともかく、時期的にもアストロボットの影響は多大に任天堂は受けているでしょうし、天下の任天堂がいよいよVRゲーム開発に本気で乗り出すとなると、任天堂もソニーもこれからどんどんVRゲームの開発が進んでいくのではと期待せずにはいられません。勿論ファーストにノウハウが蓄積されればサードにも普及していくでしょうし、VRゲームがどんどん増えてほしいなと思います。

私は勿論、バンナムにドリタンのVR化を望んでおりますとも。

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