さてさて、ガルパンの新しい円盤も届いたわけで、これで遠慮なくアニメの全話が臨場感抜群の音声で楽しめるようになったわけです。・・・が。当然ながら、楽しむには家庭での視聴環境をある程度は整えないと満足の行く体験は出来ません。
勿論お金に遠慮をしないガルパンおじさんであれば、大画面の4kテレビに、お高いスピーカーを3つも4つも設置したりする等して、可能な限り劇場に近い環境を構築したりしていますが、私はそこまでのことはしておりません。
これまではぶっちゃけ家で円盤観るより、上映してるなら映画館行ってたので、自分は家で観るのは32インチのテレビで十分な感じでした。
しかし、やはりそろそろスピーカーの類か、DTSheadphoneXを十分に堪能できる性能があるヘッドホンかイヤホンを購入しようとも考えておりました。で、そこに来てPSVRの購入。VRのシネマティックモードによる映像の視聴が、予想以上に素晴らしいものだったので、テレビとスピーカーではなく、ヘッドホンの方を買ってこれとPSVRを組み合わせることにしました。
VRに付属しているイヤホンは付属品でしかないので、高性能ってわけではありません。VRの没入感故に音は二の次って感じで遊んでもいましたが、ちゃんと映像作品を視聴するのであれば高性能なものは必須。形状からしてヘッドホンは無理だと思い込んでいましたが、全然そんなことは無かったので、イヤホンではなくヘッドホンにすることに。
選んだヘッドホンとVR側の準備
日本橋のビックカメラで1時間くらいあれこれ品物を見て装着して、悩みに悩んだ末に買ったのがこちら、SONYの「h.ear on 2 MDR-H600A」というハイレゾ対応のステレオヘッドホン。価格は1万2~3千円で、再生可能域も広く、そして何よりも装着した時の耳のフィット感が特に良いなと思ったのでこれに。初めて1万円を超えるヘッドホンを買っちゃいました。
で、これをPSVRに組み合わせて、我が家のシアターが完成。しかし、これだけだと音量自体は実は不十分。意外と忘れがちなんですが、PSVRの方の音量はヘッドディスプレイにあるボタンで調節しなきゃあならんのです。テレビの音量をいくら上げても、VRの方から出る音量は全然変わらない。
電源ボタンの左側にあるボタンで音量を調節するので、ここで目一杯上げてやるわけです。更に画面の方も、ホームボタンから画面サイズを選び、「大」に変更。これにすることで、画面の四隅が視界に収まりきらない程の大画面と爆音の再生準備が整いました。
いざ再生
さて、これにて準備は完了。手っ取り早く確かめる為にガルパン劇場版を再生。冒頭の砲撃されるシーンは、特に爆音を確かめるのにうってつけですからね。トップメニューからDTSの設定をして本編を再生。して、その結果。
これは、劇場で観ている感覚に近いぞ!!
自分でやってみないと分かりませんが、目の前の大画面、耳をつんざくような轟音の砲撃音。まさしく劇場でガルパンを観るのにも決して劣らない環境が出来上がりました。劇場が10、今までが4か5とするなら、このPSVR&ヘッドホンで8か9。それ位劇場に迫るものです。
ドリームタンクマッチの為にPS4を買ったガルパンおじさんが、更にガルパンの円盤の視聴の為にPSVR、そしてそれに合うヘッドホンも揃えてしまうのは有力な選択肢の一つだと思いました。自宅での再生環境の構築に悩んでいるという方は、PSVRの利用を検討してみてはいかがでしょうか。