待ちに待ったキン肉マン314話の感想


この日を待っていたぞおおおおおお!!!!

キン肉マン、連載再開!再開いいいいいい!!!月曜日にキン肉マンが無い2か月間、何と辛い一週間の始まりであったことか・・・だがこれでようやく、本当に日常が戻ってきたと実感出来る。月曜日に日付が切り替わった瞬間に肉を読むのは、すっかりと生活のルーチンになっていたのだと今なら分かります。

しかも今日はちょうど29日、つまり肉の日。偶然かもしれませんが、キン肉マンの連載が再開されるのにこれ以上無くふさわしい日です。

・・・って2ページ目、カピラリア七光線が照射される前から丸ノコとトンカチを使う超人がいるんですけども。あの世界の文明は一体どういう進化を辿ったんだ(汗

サタン様、連載再開一発目でまた株が下がる

サタン様の株は一体いつまで下がり続けるんでしょうかね。まさか自称「大魔王」ってのが神になりそこなった中途半端な存在から来ているものだとは。あんだけ大魔王大魔王言ってるのに、神には及ばない力ってガッカリ過ぎるだろ。そもそもザ・マン目線から見ても実体化しても私には勝てんわって言われちゃったよ哀しすぎるぞサタン様。

しかも目的が「神を滅ぼす」じゃなくて「神になりたい」って・・・あなたさぁ・・・あの勢いや結界の強力さから、多分誰もが神を滅ぼして自分がこの世界の頂点に立つ的な感じだと思ってたのに、やってることはただのパシリって・・・てか、散々馬鹿にしていたアリステラの弟である、ディクシアと同じことをしているのが哀れとしか言いようがない(あっちもネプの首を取ったらラージナンバーズに入れてやるって言われて行動してた)。そして超人によって阻まれるという点も同じ。因果応報とはこのことか。

でもサタン様のことだから「カピラリアのピース盗む位なら行けるやろ平気平気!」とかマジで思っていたのは想像に難くない。そんなドブネズミみたいに地を這い回るような、自称大魔王の威厳の欠片も感じられないような真似をしてでも神になりたかったの?その結果がザ・マンの前座である塩試合野郎に惨敗という公開処刑だったわけだが。仮にザ・マンの前に到達出来ても全快のサダハル様とネプにボコられていそうだったけど。

・今までの読者のサタン様のイメージ「ゲギョゲギョー!俺はザ・マンを殺し、そして神をも滅ぼしこの世を暗黒に包むのだー!」

・今週判明したサタン様の目的「ゲギョゲギョー!俺はザ・マンに勝てなくても最悪ピースだけでも盗み、神の末席に加えてもらうのだー!」

・・・うーん、大魔王の威厳ゼロ!!

そもそも現シリーズの主要なキャラの立ち位置、「既に神である男」調和の神、「神になろうとする男」サタン、「神を捨てた男」ザ・マン、「神に抗う男」アリステラみたいな感じなので、仮面ライダーアギトやってんのかお前らはって言いたくなる。

それぞれの思惑や立ち位置もようやく明確に

オメガの民をあんだけ本気で処刑していながら一部の奴らには逃げられていたのもよくよく考えたら妙ではありましたが、わざと宗家を逃がしていたなら納得。だって根絶やしにするつもりならあんな船ぐらいどうにでも出来そうだし始祖達。・・・一部の奴らは本気で根絶やしに掛かっていたかもしれんけど、シャババー!って言う人とか。でもオメガの民の全滅を避ける為の行動だったから、間違いなくオメガにとっては味方だったんだね。勇んで処刑に行こうとしたサダハル様ェ・・・

邪悪五神は調和の神達、天上の世界の中枢から追いやられて彼らに恨みを持ってるから今回は超人に味方しているわけか。でもそうすると、全てが終わった後に下手するとこいつらが新たな神の中枢になりかねない気がする。まぁ大事の前の小事、終わってからのことにはなるんだろうけど。

そして悠久の時を経たオメガの末裔への謝罪と、それにより様々な感情がごちゃ混ぜになって涙が溢れるアリステラ。・・・なんか、アリステラもザ・マンも、今のキャラの方が見ていて好きだな。自分の手から離れた場所で生き残り進化していった超人達を喜ばしいと述懐出来るザ・マンも本来の人格に戻れたのが分かるし、アリステラは一旦これまでの憑き物が落ちたからか色んな顔を見せるようになった。次に戦う時、きっと違う顔と意志を見せつつ戦ってくれそう。

ザ・マンが下界へ降りる時に何かあったのではないか?とは予想していたが、実質二度とカピラリア七光線(ブロッケンjr.により今週から超人絶滅光線と呼ぶことにする、書きやすいし覚えやすい)が撃てなくなっていたとは。

だとするならプリズマンは何なのだ?っていうのは皆思っていることだが、本当に何なんだろうな。108のピースの一つに意思を持たせた・・・とかだと、失われたら二度と撃てなくなっちゃうし、謎だ。そもそも100人の神と慈悲の神と調和の神で神は107人、一人足りていないってのも気になる。

ザ・マンは神々のことは下野するまでのことしか知らないだろうし、実はその後に神の座を捨てた奴がもう一人いたりはしないだろうか?とか考察してみる。そこに復活していないままのロビンマスクを絡めて、実はロビン家の由緒の由来は神の系譜だったとかにすれば、調和の神の尖兵として復活させるのも都合が良かったり・・・しないだろうか?ないか?ないよね?これだと考察じゃなく妄想か。

そして神々の持つ唯一無二の装置を突貫で不完全ながら再現したミートくん、やっぱりこいつ危険ではなかろうか(汗

・・・で、ザ・マンよ。お前そんなに大事なもの入れてる箱をレコードの台にするなし。今週の一番のツッコミ所はそこだ。そして見せたってことは多分これが奪われるんだろうね。サタン以外にも神の座を狙う強大な存在はいて、そいつらが尖兵となるんじゃね?という意見もあるが、確かにそれ位じゃないと始祖達と同等かそれ以上の敵にはなりえない。でもそうすると、サタン様は神になれない中途半端な存在の中では最弱、みたいなことになりかねない。サタン様の株なんてもうどれだけ下がり続けようと驚かないけどね。

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