からかい上手の高木さん2のBD1巻が届きました タカギーデジタルサラウンドサウンドシステムはヤバいぞ

放送が残り1話となった「からかい上手の高木さん2」のBD第1巻が本日発売しました。まぁアマゾンは昨日発送してきたのですが。今回も各店舗で色々な特典が付いていますが、1期と同じくアマゾン限定版を購入したのでイヤフォンも届いております。

1巻には1話と2話が収録。時系列的にも1期からの地続きとなっていて、最初の「教科書」も1期最終話の翌日として作られているそうな。そんな2期は1話最後の「水切り」で2人が手を繋いだことから始まり、「2人の距離感」を非常に意識した描かれ方が毎話でなされています。

その為、話と話の繋がりを重視した構成となっている他、いくつかアニメオリジナルのエピソードも含まれていますが、根本的な部分は1期と変わらず。高木さんに西片君がからかわれる最高の日々、そしてふとした時の高木さんの反応が悶え苦しみそうな位に可愛い日々、リターンズです。

各話の詳しい感想については毎週書いてるので、今回は円盤の特典について触れましょう。

映像特典にタカギーデジタル版が追加されました

1期のBDは偶数巻で山本先生の描き下ろし漫画、奇数巻でドラマCDがある以外は、映像特典でノンクレジットのOPとEDのみがあるだけという、まぁ比較対象がガルパンなのがおかしいですが、かなり寂しいものでした。せめて2期ではオーディオコメンタリーが欲しい!と思っていたらこれが念願叶いましたが、これに+αがあった上にちょっと一捻り加えたものに。

この2期の円盤では「タカギーデジタルサラウンドサウンドシステムver」という音声特典が増えています。要するにダミーヘッドマイクですね。私がコープスパーティーでこれを知ってからもう10年か。高木さんの声が全てダミーヘッドマイク仕様になったエピソードが1つと、高橋李依さんがダミーヘッドマイクで声を収録したオーディオコメンタリーが1つ、それぞれ収録されています。この1巻ではエピソードは「外見」、オーディオコメンタリーは「水切り」ですね。

ダミーヘッドマイクの音声は声が360度あらゆる方向から聞こえてくる立体感と臨場感のある声を生み出せますが、それを高木さんに使わせるとどうなるかと言いますと・・・ヤバい。ヤバいですね。最初のエピソードとして「外見」を選んだのも分かってます。高木さんにからかわれる西片君の立場が完全に味わえました。耳元で息遣いまで聞こえてきそうな声で囁かれてからかわれるのは色々な意味で危険です。これは言わば、「西片君体験装置」です。

オーディオコメンタリーの方もまたダミーヘッドマイクなので、普通のコメンタリーとはまたちょっと違った感覚。開幕から耳元に囁く声で始まって、高橋さんが作品のこととか高木さんについての熱い想いとか色々語りながらも声はあっちこっちから聞こえてくるし、たまに高木さんの台詞を耳元で言ってくれたりと、かなり自由で濃いコメンタリーとなっています。

どちらも量より質、時間よりも密度と言った感じで、特典としては申し分ない良さです。円盤でしか楽しめないタカギーデジタルの為に、お求めしてみてはいかがでしょうか。

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