ゲッサン2018年6月号 高木さん・ツバキ・ユカリちゃん 感想

今月のゲッサンで創刊9周年。各作家のサイン色紙や、高木さん等5作品のスマホリング&クリーナーのプレゼントがあるので、欲しい方は応募をお忘れなく。

てなわけで今月も山本先生関連の作品について触れましょう。そういえば山本先生のツイが切欠となった「やばたにえんちゃん」、めちゃくちゃ広がってますね。あの子、作品の数だけ酷い目に遭う=作品の数だけ酷い目に遭っても生き残っているわけで、異能生存体かもしれませんね・・・

からかい上手の高木さん

一本目は「かくれんぼ」。空き地で今日の勝負はかくれんぼを提案する西片君。いつもの浅知恵で高木さんの裏をかこうとして灯台下暗しの理論で空き地のドラム缶の裏に隠れるも、やはり高木さんにはお見通しであっさりと見つかるのでした。

と、そこにやって来たのは浜口と北条さん。そう、先月に引き続き、北条さんと浜口が登場。まさか2ヶ月続けて北条さんが出てくるとは予想外というか、「くしゃみ」の続きを見ているような内容ですね。先月の段階だとまだ付き合ってなかったようですが、今月の様子だと・・・・高尾君、生きろ。

浜口は西片君よりは少し素直で勇気を出せて、普段からコーヒーを飲んだりして大人ぶりたい男の子。それに対して北条さんの方がより大人っぽく、クールに対応しているように見えて、嬉しいのはしっかり顔に出ているという、西片君と高木さん、中井君と真野ちゃんともまた違ったカップルという感じ。この2人もこの先もっと見てみたいですね。まぁ山本先生ならいずれ北条さんは本編にもっと出してくるだろうとは思っていましたが、こういう形で、それも相手は先月まで名前も無かったモブの浜口とは予想外でした。

尚、西片君は当然の如く2人に見つかって付き合ってる疑惑が更に深まるのでした。そりゃね、ドラム缶の裏から中学生の男女が出てきたらね。

二本目は「歩数」。学校で聞こえた話から偶然を装って、休日に高木さんと会って勝負を仕掛ける西片君。勝負は抜きにして、割と中学生ってそういうことしてもおかしくない気がするというか、土日に外で誰かに会えないかなーとか考えると思う。

木が生えている場所までの歩数で勝負を仕掛けた西片君ですが、当然ながら高木さんにはその浅知恵は見抜かれ、勝算は微塵と消えたのでした。おまけに自分がストーカーみたいだと混乱する西片君ですが・・・これ、ただ単に2人で散歩しただけじゃん!爆ぜろ!!

そしてポニテ子ちゃんが学校外で初めて出てきました。彼女が私服を着ているのは初めてですね。最後のページ、高木さんの顔が見えないようになっていますが、西片君に会えた嬉しさは顔にしっかり出ていた様子。そりゃ予定外に休日に会えたら嬉しいよね。

恋に恋するユカリちゃん

今月は4巻の「ネコ」のお話のその後みたいで、再びミー太が登場。ネコの目線で人間観察を始めるユカリ、端から見ると何をしてるんだろうなこの子は(汗

と、そこに通り掛かったのは何やら非常に見慣れた男子高校生・・・?ってこれ、ケンジじゃんか!?しかもキョーコまで出てきて、いつものやり取りを繰り広げてるぞ!

何と今回は、「ふだつきのキョーコちゃん」のキョーコとケンジが何の前触れもなく登場しました。ユカリちゃんでも1コマだけカップルのイメージで出たり、元高木さんでもプールに日比野さん達がいたりはしましたが、こうもはっきり出してくるとは、嬉しいサプライズ。久々にこの2人がいつものやり取りしてるのを見て、とても懐かしくなりました。

その後、真野ちゃんと中井君、高木さんと西片君までミー太の前に現れたことで、ユカリはミー太を恋愛マスターの師匠だと呼び始めました。・・・んなわけあるかーい。その様子を見ていつかのようなアフレコを始めるミナとサナエ。君らもそれ好きだねw

くノ一ツバキの胸の内

今日もサザンカとアサガオは喧嘩中。どうすれば2人は仲良くなるのか考えたツバキの元に、ちょうど良いタイミングで現れたのは巳班のウイキョウとキキョウ。2人で力を合わせて、彼女達から巻物を奪うことを提案。

凸凹コンビではありながら、お互いに良い所と悪い所を知ってるサザンカとアサガオ、やっぱり良いコンビだと思います。

そういえば今回、男のおの字も出てこなかったですね。このままだとツバキのアイデンティティーが失われかねませんが、現段階でも既に沢山の子が出てきていますし、もう男の存在自体消してくノ一達がキャッキャウフフする漫画になっても良いかもしれない・・・?