先日も書いたことですが、少しやってブログに書く、の繰り返しは進行が遅いと気づいたので、残り25日から一気に進めて、一昨日クリアしました。
というわけで、軽く最終日のことを含めた雑感を。より詳しいことは改めて書きます。
全ては100日目の為に
正直、最終日の衝撃は半端ではありませんでした。一番最初の噂である「花子さんのお墓の噂」は勿論のこと、陽見七神や人面カラスに関わる噂、それ以外の噂も含めて残ったままだった大なり小なりの謎の全てが、100日目の展開と結末の為だけに用意されていたとは。
それらが壮大な伏線として昇華されるこの構成には脱帽するしかありません。
ゲーム内での100日もの期間、しかもやり直しや別パターンの確認も含めたら、実プレイ時間は100時間は掛かっていたかもしれません。それらのプレイの中で蓄積されてきたものを全て爆発させる最終日。その果てのエンディング。
半端無い達成感でした。
しかしハッピーエンドではない。ご都合主義では終わらずに避けられない現実だけが残った。この切なくも少しあっさりした終わり方も、個人的にはとても良かった。
紛れも無い不朽の名作
ノスタルジックな夕方の情景、拘り抜いた町並みや光の当て方、リアリティ溢れる人物描写、それらを表現する職人芸のドット。一つ一つの噂の内容、パノラマビューの迫力、霊障シーン等の恐怖・・・
どれもこれも、難点を補って余りあるほどの圧倒的な魅力。唯一無二な独創性を持つ、紛れも無い名作でした。