夕闇通り探検隊 感想日記 その⑪ ~巫女とお狐様と婆とメロス~

残り50日の直前に解決していった噂について、今回と次回で2つずつ紹介していきます。

登校拒否児は何と巫女さんだった

ヒミツの事の噂」の提供元は、曇りの日しか登校しないアイバミナミ。何度もクルミで話すことで打ち解け、一緒に遊ぶ約束をしました。・・・って、これは噂じゃないな(汗

というわけで森にある稲荷神社に行くと、イヌは駄目ということでメロス置き去り。古来からイヌと狐は相性が悪いとされているらしいので、狐を祀っている稲荷神社に連れて行くのは確かにマズイ。繰繰れ!コックリさんのコックリさんと犬神の仲の悪さを思い出しましたが、ある意味納得ですね。

そして稲荷神社で待っていたのは、森の天狗や猫神と出会った時と同じ不思議な空間と、巫女服を着たミナミ、そして天狗や猫神と同じく、陽見七神の一体であるキツネツキ様でした。

ミナミは陽見の稲荷神社に住んでいるだけあって、クルミと同じくこの世ならざるものを把握している様子。ミナミは薄々感じていたようですが、クルミにとってもミナミにとっても、同じものが見える友達は初めてだったのでしょうね。

そして恐らく、ミナミは七神のことや陽見の古い伝承や言い伝えなども知っているはず。きっと今後も彼女には出番があることでしょう。

・・・あぁ、言うまでもなく今回ナオとサンゴは蚊帳の外ですw

(生きるの)やめてください!(存在が)ギルティー

そして次に解決したのは、「しょうゆ婆さんの噂」。霊障が溜まるガード下西口に、最近変な婆が住み着いたという。得体の知れないものに醤油をかけて食べており、人の味がするという・・

クルミでガード下に入ってみると、どこからか聞こえるカスカの声。そして噂の通り気味の悪い婆がいた。背後には悪霊と思わしきものもいて、更に婆はクルミに何かをしてきたため、その日は逃げる事に。

今回は久々にカスカが登場。しょうゆ婆はカスカ曰く「マレビト」。マレビトとは、外部からの来訪者を現す言葉で、古来には外部から来るものを神様や常世からの使者であるとして歓待する「マレビト信仰」とされる風習が全国各地で見られたとされてるそうです。

が、婆は嫌なことや不幸なことを人に入れ、その人の精神を悪化させる力を持つ様子。しかしクルミには効かなかったので、入れるのではなく、何かを「取った」。今回のマレビトは歓待すべき者ではなく、災いを持ち込んだ排除すべき者らしい。

実際、マレビトの正体というのは村から追放されたものや、病を患った人や異常者も含まれていたとも言われているそうなので、マレビト自体が最初から福を呼ぶものと災厄を呼ぶものの両方が存在したと考えるべきですね。

そして奪われた何かを取り戻すため、カスカからメロスにお守りも貰って再びクルミはしょうゆ婆の元へ。取ったものを返す気がない所か、再び危害を加えようとする婆に、我らがメロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の婆を除かなければならぬと決意し、繋がれていたはずの市役所前からやって来て婆を攻撃。こうして婆はガード下からいなくなり、病院へと運ばれましたが、そこから脱走。人知れず姿を消してしまいました。

サンゴ曰く、去年か一昨年に立川駅のガード下でしょうゆ婆を見たかもしれないとのこと。だとすると、あの婆はまたどこかのガード下に住み着いて、これからも同じ事を繰り返すのでしょうか・・・

不幸をもたらすだけのものが歓迎されるわけがない

一体、婆は何者だったのでしょう。食べているものも分からないし、悪霊を引きつれ、他者を不幸にする正真正銘の害悪婆。おまけに病院からは脱走し、その後どうなったのかは知れず。サンゴの言うとおり、八王子辺りで他者を不幸にしてその後も生きているのでしょうか。個人的には、脱走後くたばっててくれると嬉しいんですけどねw

ただ、マレビト信仰の話に則るなら、しょうゆ婆さんは異常者or追放された存在に当てはめて然るべきなので、行く先々で受け入れられず排除され、町から町へ流れていく者と考えるべきなのかもしれません。カスカの正体はまだ分かりませんが、メロスに鈴を付けるという形で彼女が直接力を貸しているので、陽見という町はしょうゆ婆を排除する意思を示したと見ても良いのかもしれませんね。

今回は稲荷やマレビトなど、色々ネットで調べてみたことが多く、少し勉強になりました。

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