3日目、21日(月)の朝も良い天気の中で目覚め。
朝食もやはりアマゴの一夜干しや湯豆腐がメインに、この日は目玉焼きがあったりとまたメニューがちょっと違いました。
食後に朝風呂に入って、ちょっと早いですが荷物をまとめて9時にチェックアウト。ホテルのせ川さん、2泊3日お世話になりました。涼しい立地、美味しい料理とお酒、静かに過ごせる部屋に温泉、川と夜空と、良い所が一杯ある場所でした。また避暑を兼ねて来たいなぁ。
さて、帰りも結局はノープラン。しかし流石に今回を逃すと、またこの辺まで来る機会はそう易々と訪れないのも確かなので、何ケ所か巡って帰ることにしました。
地図で示すと、大体こんな感じの帰り道に。
①鶴姫公園展望台
来た道を戻ると、野迫川村の総合案内所がある峠の371号線まで戻ります。来る時はここで曲がらず直進して南下すると和歌山、曲がっていたら野迫川村ってわけですね。
で、そこからガードレールや段差を挟んだ傍に、「鶴姫公園」への道があります。前日に「夜空を見上がるならここ」とホテルで教えてもらった展望台がこの先にあるそうなので、夜空だけでなく景観がそもそも凄い良いんだろうなぁと思い、行ってみることに。位置的にも寄り道になりませんからね。
滅多に対向車は来ませんが、所々でスペースはあっても車はほぼ1台しか通れない狭さの道を走った先に、駐車場とその奥にそびえ立つ展望台に到着。周辺には鐘や碑等がありました。
星空を見るならここがオススメとホテルで聞いていたが、こりゃ凄い眺め。しかも今日は雲がめっちゃ良い感じ。 pic.twitter.com/DEuHVapZsT
— もみじ (@momiji_mypace) July 21, 2025
そして展望台を登った先に待っていた景色がこちら。もうね、360度に物凄い眺めだった。遠くに平地まで見えるし、何よりも良い感じに曇が出てたから、それも含めて最高だった。
もう1週間前のことか。よぉ行ったなぁ。 pic.twitter.com/1TcOkHtd3F
— もみじ (@momiji_mypace) July 28, 2025
せっかくだから丸一周する動画も撮っちゃったし、
#初星学園ぬいぬい部もちょっとやっておいた。何より、山奥の場所だから喧噪なんてものが一切聞こえてこない。この景色を独り占め出来ちゃう。こんな場所、こういう所まで足を運ばなきゃ、中々出会えないでしょうね。そしてもしここで満天の星空を見ることが出来たら、一体どんな素晴らしい絶景が待っているのか。
山の中に絶景スポットを見つけた帰り道でした。
②立里荒神社
371号線を北上する帰り道の途中に、「荒神社」と書かれた看板が設置された交差点があるので、ここを曲がると役場や消防署、学校やガソスタなんかもある村の中心部へ続いています。
そこからまた帰り道へ合流するルートへ行く途中に案内があるので、それに従って山道を登っていくと、「荒神社」前の駐車場広場へと到着します。
沢山の鳥居(本当に沢山!)が立てられた階段をひたすら上った先にあるのが・・・
こちらの「荒神社(こうじんしゃ」。荒神岳の山頂1260mに鎮座し、日本三大荒神の一つとされています。創建も800年頃ということで、場所も含めて本当に神秘的。
何度も改修はされているのでしょうが、樹木を妨げないように屋根の一部に穴が開いているのが特徴的な佇まいを生み出しています。
この境内、景色は勿論のこと、全体が木陰なのもあって昼下がりなのにベンチでただ座っているだけで涼しくて、ずっとこのままここで風に当たって休んでいたくなるくらい、素敵な場所でした。駐車場広場に戻った所、そこの温度計では28度となっていたので、本当に気温が平地より5度以上も低かったみたいですね。
登ってきた甲斐の有る、素敵な名所でした。
③帰路
本当にいつまでもあの境内にいたかったですが、それでは帰れないので下山。途中、来る時は寄らなかったはなさかドライブインや高野山の土産物屋に寄ったりもしながら休憩を挟みつつ、長い車の旅を続けて夕方前には無事に帰宅。
とりあえず自分への御土産として、伯母子岳を1本買っておきました。せっかくなのでお盆に親戚と一緒に呑みたいなぁと計画中。
初めてだったので行く前は無事に辿り着けるかすら心配でしたが、片道3時間以上の車旅の先で辿り着いた野迫川村は、このクソ暑い夏に全てを忘れて一時を過ごす避暑地としては本当に最高の場所。とても満足した3日間を過ごすことが出来ました。またいずれ、雲海や夜空、その他諸々を体験する為に、再び訪れてみたいですね。