キングダム 大将軍の帰還 を観ました

大沢たかおの王騎将軍はいいぞ。

怖い位の凄まじい怒りに、「王騎将軍!王騎将軍!うおおおおお!」ってなる味方への檄、そして最期と、天下の大将軍を見事に演じ切ってくれたぞ。今回は出番的にも実質的にもう一人の主役だったし、本格的な戦闘シーンを吉川晃司と長い尺を取って存分にやりまくってくれたし、大沢たかおの王騎を観る為に行く価値があると言って良い位、個人的には最高の王騎将軍だったと思う。

そんなわけで、公開からだいぶ間が空いたんですがキングダムの映画4作目を観てきました。台風の動向が全く読めない関係上、下手すると週末が外出不可能もあり得たので、平日の内に外出してしまおうということで。今更ですけどキングダムはヤンジャンを毎週読んでるのもあって履修しております。

普通の劇場なのに爆音と言って差し支えない、4DXでもないのにシアター内が揺れる程の音圧。騎馬が地面を踏み固めるように走る地鳴り、鉾のぶつかり合い、劇場で聴く重厚な音がたまらんかった。大軍同士での戦争だから、今更なんだけど劇場との相性がめっちゃ良い作品だ。それを存分に表現した作りにしているのも良し。

リーボック、あやしくないと言われても旬小栗だもん、無理だよ。リーボックじゃなくてコスプレした銀さんに見えるんだもん。そういえば環奈橋本もいるじゃん。何でコスプレした銀さんとコスプレした神楽がキングダムで揃うんだよ。菅田将暉はどこだ。

冒頭のワレブ、改めて見ても雑魚狩りにしか見えないので、うん。これで武神とか言われてもめちゃくちゃ困る。映画は今回で一区切りと言うならば、いっそ映画ではここで頃しちまっても良かったんじゃなかろうか。今後の出番と言ったらリーボックのポケモンかまた闇討ちの雑魚狩りとかだもん。でも吉川晃司は文句無しの名演だった。

あと山本耕史もメフィラスのイメージが強過ぎて、一々台詞の最後に「王騎」が付いてダメだった。色んな意味で他の作品の役のイメージに毒されてた自分がいることが分かった。

最後は副題の通りにする為だけでなく、映画が今回で終わりだから、信に〆させる為の改変も兼ねてたんだろう。王騎の鉾を持たせて、後の李信将軍としての姿を疑似的にでも見せたかったんだと思うし、これはこれで良いんじゃないだろうか。

一応これで4作とも観ましたが、見て後悔はしない実写化だった。惜しむらくは1作目と2作目から劇場で観るべきだったなぁってことかな。前作も今作も劇場の環境にぴったりな作品だったから、特に地鳴りの多い2作目を劇場で観れていたらさぞ満足していたことだろう。

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