翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~ を観ました サササーサ・サーイタマ

ありがとう、とび太・・・!

翔んで埼玉の続編、「琵琶湖より愛をこめて」がガルパン4DXと同じ11月23日に公開。先日ネトフリで1を観た自分はさいたマラリアにやられてしまい、気づけば無意識に埼玉のポーズを取るようになってしまった。

そんなわけで2日後には観てきてしまったのだ。12月1日、1000円で観れる映画の日万歳。こんな最高にハジケてる映画を1000円で観れて良いのかい!?

前作を超えるサイタマワールド全開な郷土愛溢れる(嘘は言ってない)素晴らしい作品でした。

舞台を関西に移しても翔んで埼玉は翔んで埼玉だった

予告で言われてた通り埼玉に海を作る為に未開の地である和歌山へ千葉解放戦線の力を借りて出航した埼玉解放戦線。あ、阿久津はいないよ?その、ね?伊勢谷友介ってほら、ね?それすらもネタにして笑いに変えてくるとは思わなかったけど。

予告の通り今回は関西が舞台だけど、中心となるのは大阪と滋賀、あと兵庫と言うか甲子園。奈良はもう全国の人がイメージする奈良を更に悪化させてたよね、うん。奈良に入った瞬間に鹿の群れが大挙しているわけねぇだろいい加減にしろ!w

和歌山も未開の地呼ばわりされ大阪の植民地だったり、滋賀も琵琶湖しかなくて人が住める陸地が無いと思われていたりまぁまぁ認識が酷いんだけど、多分ある意味一番酷いのは甲子園だよね。甲子園があんなだったら嫌すぎる、心なしかコロシアムみたいになってたし。一方で本作で一番知名度と株を上げたのは間違いなくとび太くんと行田タワーだろう。とび太くんと滋賀の犠牲には涙を禁じえなかった。

関西でもGACKT様は頑張る、超頑張る。たこ焼きを詰め込まれるGACKT様、目が覚めたらガチな関西弁を話し始めるGACKT様、なんかヤバそうな白い粉を指で舐めるGACKT様・・・

最初の目的こそ埼玉に海を作る為の遠征だけど、結局は関西も関東と同じように大阪が支配して通行手形を必要とする差別の蔓延る魔界だったのでこれを何とかしようという前回と同じ流れ。ただ百美が同行せず埼玉に留まるので、GACKT様は現地で浮気?をしてるんだけど、結果的に分かれていたのが最後に効いてくるから本当になんか構成はやけに上手いんだよね(汗

前回よりパワーアップした出身地対決には出演者のメタ発言までぶち込んでくるし、最終兵器とその防衛兵器の衝撃的過ぎるビジュアルと光景とか、劇場で笑いを堪えるのに何度も必死になった。前作は関東圏、今回は関西県民に向けた部分も強いので、特に関西圏の人は他の地域の人よりも共感や分かるネタは多いはずなので観に行くことをお勧め。

この年の瀬にポップコーンをお供に劇場でハジケた映画を観たいという人に、「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」はピッタリの一本です。

ちなみに、ガルパン4DXをシネマサンシャイン郡山に観に行った時にここの愛をこめてキャンペーンを確認してみたのですが・・・金魚一色?

ホンマや、壁の模様よく見たら金魚だこれ!?

小説 翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~ (宝島社文庫) Kindle版

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