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— もみじ (@momiji_mypace) November 10, 2023
よう考えたらこのゲーム、某川に住民とかヤクザとかチンピラを投げ込めるんですよねぇ・・・舞台が蒼天掘っての含めて、発売日が良いタイミングだったなぁ。
さて、あれからサイドストーリーの赤目ネットワークと闘技場を先に消化しまくっていたにも関わらず、結局20時間と掛からずメインストーリーの方はクリア。4章+最終章で、最終章は実質的に連戦するだけなのでやはりメインのボリュームはそこまでといった所。ただ、あんまり長いよりはこれ位短い方がスパッとクリア出来るのでむしろ良いかもしれないと思ったり。
コーディネートは真島の兄さんファッション一式があるし、服は色を何種類も変えられたりはするのですが、絶対数そのものがあまり多くないので、もっとバリエーションが増えてほしい所。この辺は闘技場ともどもDLCがあることを期待したい。
ちなみに序盤に一度来るだけだった異人町もクリア後は行けるようになりますので、一番製菓やゲーセンに行きましょう。
やっと桐生ちゃんの最終作としてふさわしいものが出た
4章は最初から最後まで渡瀬組の面々と一緒に行動出来るのが楽しかった。部下達もカメラ向けたらピース決めたりと愛嬌あるし、戦闘でも大人数の味方を連れて街中で戦えたり、最終章の前に渡瀬組の面々に愛着を持たせるって意味でもこの章は完成度が高かった。
最終章は予想通り、7の例の事件を最初から最後まで桐生ちゃん側で操作。それだけならまだしも、実は本部脱出はあれからが本番みたいな感じで、桐生ちゃん達4人が次々と早脱ぎからの4人で共闘という熱すぎる展開、更にそこからラスボスの獅子堂戦。
名を消した男では渡瀬組と行動する桐生ちゃん側の視点の為、7では今日から無職ですと突然告げられる極道側の視点をしっかり補完、肉付けしてきたのが上手い。鶴野のように極道が消えなければいけない根本的な理由を分かっている奴もいれば、極道にしか人生も居場所も無いのに切り捨てられるから絶対に受け入れられない者達もいる。
その怒りと叫びを切り捨てる側である大吾や渡瀬達にぶつけて、そして極道らしく気に入らないなら力で捻じ伏せて引っくり返す為に戦うってのも、ただ戦う以上に動機づけがしっかりしている。何より、桐生ちゃんのアクションで最後に戦う相手がどん底から這い上がった獅子堂という、桐生ちゃんや春日の有り得た姿にもなってて、極道社会そのものの光と闇の戦いって意味でも7の外伝、もう一つの龍が如く7としてふさわしいものだったと思う。
更にようやく救いの有る結末を桐生ちゃんにもたらしてくれたってのも大きい。負の横山脚本の最大の犠牲者になった桐生ちゃんが6からようやく救われた。あんまりなラスボス、真島の兄さん達の出番、桐生ちゃんが救われない終わり方。そういった6のやらかしや不満点を横山脚本じゃないストーリーで、今度こそ桐生ちゃん操作の最後の龍が如くとして納得が出来る作品となっているのが本作。
また、ラスボス戦については舞台が近江連合の本部で、場所を変えながら最終的に外で殴り合うことや、獅子堂が全国の極道達の夢を背負ってること等、5も意識した部分が結構ある。5と6というストーリー面での負の遺産を今回で上手く調理出来た印象。
そして桐生ちゃんがハワイに行く肝心の理由として、由美をここで絡めてくるとは思わなかった。というか、肌身離さずあの指輪を持っていたんだな・・・あの指輪で始まった桐生ちゃんの物語を、あの指輪で一旦区切りをつける。8は本当に終活みたいなものなのかもね。
短くも手堅く、桐生ちゃんの名誉を挽回した一作
実質的に最初から最後まで近江連合内での内ゲバの抗争という形で原点回帰になってるし、ニヤリとする小ネタもそこかしこに。シリーズの続き物としても桐生一馬の物語としても、6の続きである7の名を冠する龍が如くとしてふさわしい作品です。
6に裏切られた、受け入れられないという人ほど、本作は触っておくべき。アクションも進化しているし、何より桐生ちゃんに6の後にちゃんと救いがあったことは知っておいた方が良いでしょう。