花守ゆみりさんが30代おっさん達へ全力で解説する『ハッピーシュガーライフ』の魅力! (1/4)
えっ、一番人気なのは10代女子なの・・・?(震え声
今更ながらそんな事実を知る私であった。確かに展開のサイコホラーな所を除いたら、鍵空先生のポップでキュートな少女漫画にピッタリな絵柄で、主人公の女子高生が天使のように可愛い幼女と2人暮らしをしてる作品ですもんね。さとう目線で作品を読む女子からしたら受けるのも納得・・・かも?ジョーカー読者の私には無い視点でしたね。
更に気持ち悪くなった北埋川先生
アニメの2話では2話・3話・4話の大半と一気に消化して、もう原作1巻分がほぼ終わりました。このペースだとしょーこの退場より更に先の話までやるのかもしれませんね。
そもそも同じガンガン系列で、11巻分を1クールで終わらせたディメンションWという前例がありますので。尺的には1話も2話も、細かい所は適宜カットしているので多少さとうの心理描写を削いででもテンポ重視にしている印象。
一方、太陽に連れ込まれたあさひを後輩のすーちゃんも一緒に介抱するという変更点が。多分店の出入り口とかの関係上、すーちゃんが見ないのはおかしいからという理由でしょうか。
今回は北梅川先生が邪魔者その2ということで登場しましたが、1話の店長以上に、アニメでは気持ち悪い人になっておりました。こういう気持ち悪い系の人、しかも興奮する人は声と動きが付くとより気持ち悪くなりますね。彼は今後も登場しますので、その時どんな風に気持ち悪くなっているのか、今から楽しみ。
北埋川先生の汚さ=苦さに塗りつぶされそうになるさとうの心の表現とか、翌日の脅迫する時の凄みのある声。あと相変わらず目が怖い怖い。それとは正反対にどこまでも無邪気なしおの可愛らしさと、前回も言いましたがこの辺は本当にアニメになって良い描写になったなぁと思います。
次回は恐らく、1話丸々モノクロームの長い夜になることでしょう。2巻は半分がプロトタイプのホワイトシュガーガーデンなので、3話で2巻まで終わることになります。・・・これ本当に8巻前後までやれちゃうんじゃないでしょうか。
本日は原作の掲載された本誌も発売
さて、2話が放送された本日は原作の最新話が掲載されたガンガンjoker8月号も発売。アニメ開始ということもありさとうとしおが表紙を飾っております&「天使と悪魔のレターセット」という描き下ろし付録も付いております。
で、その8月号に掲載されているのは38話、8巻が37話までなのでちょうどその続きとなります。36話の引きでマンションに到達していた太陽、そして37話で2人だけの結婚式を挙げていたさとうとしお。タイミング的に太陽の乱入もあり得るのか?と思っていましたが・・・
太陽君が開けようと必死になっていたのは叔母の部屋。一度入ったらその狂った愛の城から出ることは叶わず、叔母に食われてしまった太陽。さとうとしおの味方という立場になった今、叔母が太陽を行かせるはずもないので、ここで太陽は脱落ってことでしょうかね。
私、2か月勘違いしていましたが、さとうは履歴書に叔母の住所を書いていたので、その通りに足を運んでも辿り着けるのは叔母の家であって、しおのいる場所じゃないんですよね。しょーこは知ってるけど、あさひと太陽はそれを知らず、履歴書の住所=甘い城だと思い込んでいるということですね。
しおの愛を求めるのはさとうも太陽も同様でしたが、叔母の言うとおり太陽はしおに救われることが出来たとしても、太陽はしおを救うことが出来ない、何も与えることが出来ません。そこがさとうとの決定的な違い。
太陽君は本当に、本来さとうと関わることのない一般人だったはずなのに、バイトしていたあの店にさとうがやってきて告白してしまったのが運の尽きでしたね・・・そのせいで店長に穢されて大人が駄目になり、しおを求めるようになってさとうのパシリ、そして終いにはさとうの叔母さんという大人によって再び穢されるという始末。正直、店長に穢された時点で相当な不幸なはずなんですが。
店長はアレな人だったけど、そもそもの引き金がさとうへの告白だったので、本当にさとうと出会ってしまったのが全ての不幸の始まりなわけでして、流石にここまで酷い目に遭うと彼には同情を禁じ得ませんね・・・
ちなみに今回、叔母がガソリン入りのポリタンクを運んでいたので、アニメ1話の火事にこれで繋がりましたね。