モニターいらずなネオジオminiの利便性って凄そうに思う

世間ではE3の開催で、今日だけでもデビルメイクライ5やメタルウルフカオスの発表で大盛り上がりな様相ですが、昨日詳細が発表されたSNKの「ネオジオmini」も同じくらいかそれ以上に気になっている私。

NEOGEO mini 公式サイト

SNKの名作アーケード作品の数々が40タイトル収録されたミニ筐体。似たようなネオジオXが出たのももう5年以上前というから驚きですね。しかもあれはライセンスを受けた会社が作ったもので展開も中途半端に終わったし、SNK自身がこういったものを出してくれるのは良いことだ。

本体じゃなく筐体なのが良いと思う

ミニファミコン、ミニスーファミと任天堂が送り出してきた中で、SNKも往年の名作が収録されたミニ版となるNEOGEOminiを発売するわけですが、任天堂のミニと違うのは、ゲーム機本体の縮小版ではなく、アーケード筐体の縮小版で、それ自体にモニターとコンパネが付いていること。

ミニファミコンとミニスーファミは本体こそ小さいですが、コントローラーとモニターが別途必要になるので、小型のタブレットでも別途用意しない限りは遊べる環境が据え置きゲーム機と同じ状況になってしまうのが勿体無く思う。仮にタブレットを用意するにしても別にお金が掛かるし、コントローラー、HDMI、バッテリーと線もゴチャゴチャしそう。

対してネオジオminiは、一人で遊ぶ分にはこのサイズの本体だけで完結しているのが凄い所だと思います。PVの中でも実寸台を確認出来ましたが、めっちゃ小さい。モバイルバッテリーこそ繋げる必要はありますがこのサイズで液晶モニターとレバーと、遊ぶ為に必要なものが一つに纏まっているのは任天堂のミニシリーズと決定的に違う部分ではなかろうか。

形状が形状なので鞄とかには少し入れにくそうだし、あのサイズのレバーとボタンにはちょっと不安がありますが、本体とモバイルバッテリーさえあれば誇張抜きでいつでもどこでもゲーセン気分でSNKの名作のあれもこれも遊べるってんだから凄いガジェットではないかと思います。

それこそこんなミニサイズの筐体なんてガチャガチャや食玩でもこれまでに出てきましたが、それで実際に遊べる代物が次々と世に出始める時代にまで来たわけで。このサイズでの本物となると、忍ペンまん丸が折り紙で作ったものを本物にしたような存在じゃないですかね。

収録タイトルも贅沢

でもって、40の収録タイトルも良い。日本版とインターナショナル版で異なりますが、日本版が格ゲー中心のラインナップで、インターナショナル版がメタルスラッグと単発タイトル中心という分け方になっている様子。

格ゲーやってる身としては、やはり日本版に惹かれますね。餓狼伝説SP・KOF94~2003・餓狼RB2・月華の剣士一幕ニ幕・サムライスピリッツ零SP・餓狼mowと言った、現在でも全国各地のゲーセンで稼動し続けている名作格ゲーの数々があれもこれもまとめて収録されています。MVSの4本セット筐体でも全く敵わないだと・・・?

初代サムスピが無いのは残念ですが、ネオジオXの時の中途半端さと比べたら充実にも程があるラインナップ。更にこっちはティンクルスタースプライツに、祈祷力という言葉を広めた某バーニングファイトも収録されています。

モニターに映してパッドでのプレイや二人対戦も出来るし、格ゲーマーの旅行やオフ会には御用達のガジェットになりそうな予感。SNKのゲームはあまり触ってきていない私でも、これは買わないと損だ!と思わせるパワーを感じます。

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