からかい上手の高木さん アニメ1話が最高に最高でした

遂に、遂にこの日がやって来ました、「からかい上手の高木さん」のテレビアニメ放送開始。1巻が出た頃、表紙とタイトルに興味を持って買った結果、私はずーーーっと山本祟一朗先生ワールドにハマり続けていたわけですが、ようやく待ちに待ったこの日が来ました。

しかも高木さんだけでなく、「あしたは土曜日」のアニメ化も兼ねているという二重に嬉しい構成。あの三人娘も良い感じにキャラが立っているので、同時にスポットが当たってて歓喜。

ちなみに、昨日はガルパンの最終章を観に行くのに加えて、大阪のTSUTAYAにも設置されたという高木さんパネルも見に行っていました。フラッシュを焚くと、この通り文字と西片君が浮かび上がると言う仕様です。大阪だと道頓堀店、建物の4階に設置されているので関西の人は一度見に行くと良いでしょう。

放送された1話の感想

原作に忠実も忠実なキャラデザなのでかなり安心していたのですが、蓋を開けてみれば本当に良いものになっていましたね。1話としての掴みはかなり上々だと感じました。

1話で放送された高木さん原作の話は「消しゴム」「日直」「変顔」の3エピソードですが、これって全部1巻のエピソードなんですよね。まだこの頃って、今の高木さんの絵柄になるまえで、デフォルメ調が全然無かった頃なんです。

アニメの一番良い所の一つって、絵柄が洗練される前の初期の頃の話も、今の絵柄を元にしたキャラデザで動き、声が付くことだと思うんですよね。同じサンデー系列だと、福地翼先生の「うえきの法則」が良い例だと思います。そういう意味では、この1話は2重に面白いものになっていました。

今の山本先生の絵柄の高木さんに、声が付いて動く。可愛くないわけがありません。声も高木さん西片君、どちらも個人的には文句無しで良いキャスティングだと思います。原作を一切損なわずにアニメにすれば何も問題ないと思っていたので、そういう意味ではちゃんとアニメにしてくれて良かったです。特に高木さんは可愛く、感情豊かな西片君とミナはよく動くようになったのでアニメ映えしてますね。

あと、各エピソードごとに原作のアイキャッチをアニメにしたものが最初に挿入されたり、EDで原作各巻の表紙や扉絵がまとめてアニメ絵にされていて、そこも私は非常に嬉しかった。うえきの法則でも、同じように扉絵や表紙をOPやEDに使用していたのですが、あの演出が何故か好きなんですよね。表紙や扉絵も全て含めて原作だと思っているからなのかもしれません。

アニメになって変わった所と言えば、通学路は原作だといつも街中だったのが海が見える道路になっていることでしょうか。小豆島を取材しているのもあってか、島であることが明確になっていますね。あと、「百円」でミナが見つけたメダルを「日直」で西片君も登校時に見つけていたというアレンジが入っていました。

このまま最後までやってくれれば何も文句は無い

というわけで、高木さんのアニメ1話、個人的な評価は100点満点です。原作の良さを損なうことなく丁寧な作りで、西片君をお馬鹿に、そして高木さんを非常に可愛くアニメにしていました。本当に製作委員会はよくやってくれました。どうか、最後まで失速せず走り抜けて下さい。

ちなみに、BDにはからかいシミュレーションなるPCゲームが付くとのこと・・・え、アニメ化だけでなくゲーム化もですか!?

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